大家にガンプロ参戦を直訴したばってん多摩川は、ガンプロ限定で「ガンバレ玉川」に改名することを条件に参戦が決定。ところが対戦相手を用意するはずだったワンダーマンが時間がなくて空いてが見つけられなかったとのことで、急遽お客さんの中からプロレスの心得がある人を探すことに。すると偶然にもJWPのラビット美兎と川佐ナナを発見。
　コスチュームがない川佐に対し、大家代表は「JWPにはコスチュームを私服でやる、JWP伝統のドレスアップ・ワイルドファイトあるじゃねーか！」と言って、急遽玉川とドレスアップ・ワイルドファイト対戦。自分を変えるためにガンプロに参戦してきた玉川だったが、善戦空しく敗れた。

　続いて撮影スタッフの今成夢人に暴行を働いた上で、ガンプロ参戦を強要した波口修は、その今成と対戦。学生プロレス出身ではあるが、基本的には素人の今成。それでも奇襲攻撃を仕掛けて必死に攻撃していったが、最後は逆片エビ固めでギブアップ。浪口は「生意気なんだよ、テメーは。レスラーに敵うわけねぇだろ、ド素人が！」と吐き捨てた。

　そしてメインでは、大家健がかつて"闘う中年の星"としてデスマッチなどに挑んでいった中牧昭二を彷彿させるストレートファイトスタイルで登場し、ブライアンと対戦。ブライアンは窓枠に大家の顔面を叩きつけると強烈なチョップを食らわせる。さらにブライアンはチョーク攻撃からグーパンチ連打。苦しむ大家をブライアンは客が投げ入れた紙テープで首を絞めていくとレフェリーが厳重注意。
　ブライアンは「オワリー」とボディスラムで大家を投げようとするが、大家はヘッドバットからボディスラムで叩きつけると、壁にブライアンを叩きつけ串刺しバックエルボー。さらにブライアンを担ぎ上げカミカゼを狙うがブライアンが丸め込む。バックの取り合いになるがブライアンが大家に急所攻撃。苦しむ大家にブライアンは「ライガー！」と叫んで掌底をくらわせるとライガーボムを狙う。
　大家はこれを耐えるが、ブライアンはボディブローから掌底を食らわせセントーンを投下。再度「ライガー」と叫んで掌底を狙ったブライアンを大家は炎のスピアーで迎撃。大家はブライアンにカミカゼを食らわせると、再度勢いをつけスピアーを狙うが、ここで窓から浪口が乱入し大家を急襲！
　今成と玉川が大家を救出しようとするが、浪口に一蹴されてしまう。すると大家は急遽今成と組んで、ブライアン＆浪口とタッグマッチを行うことを要求。だが、開始わずか1分35秒、ブライアンのライガーボムで今成が沈んだ。

　結果的にガンプロ勢は3連敗となってしまったが、大家が「俺たち皆、今日こんな情けない姿を皆さんに見せてしまって申し訳ありませんでした。でも僕はプロレスをメジャーにしたいんです！　いや、するんです！　だからみなさん、僕達に団体を旗揚げさせてください！　よろしくお願いします！」と観客に懇願。
　そして弁護士の資格を持つ竜剛馬立ち合いの下、厳正なる観客投票の結果、旗揚げしてもいいに69票、旗揚げしちゃダメに3票、白票1票という結果となり、旗揚げするが圧倒的に多かったのだが、大家代表は「このガンバレ☆プロレスは、プロレスをもう一度メジャーなスポーツにするために旗揚げする団体です！　そんな団体が反対票が3票もあったら旗揚げできねぇだろうが！　だから本日をもって頑張れプロレスは解散します！」と突如解散宣言！
　するとワンダーマンが「今日もう旗揚げするものだと思って、新木場（1stRING）抑えました！　チケットも印刷しちゃったんですよ！」と涙目で訴える。「勝手なことしやがって！」と激昂した大家だったが、「お前の心意気、しかと受け取った！　俺たちは皆でガンバレ☆プロレスなんだよ！　4月17日、ガンバレ☆プロレス旗揚げするぞ！」と、ワンダーマンの心意気に打たれ、ガンプロの旗揚げを決意した。

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▼第1試合　ドレスアップ・ワイルドファイト 時間無制限１本勝負
●ガンバレ玉川
8分32秒　ジャックナナ
○川佐ナナ（JWP）

▼第2試合　シングルマッチ 時間無制限１本勝負
○浪口修（フリー）
4分5秒　片逆エビ固め
●今成夢人

▼第3試合　シングルマッチ 時間無制限１本勝負
大家健
6分15秒　無効試合
ブライアン・キャノン（獣神サンダー・ライガーファン）

▼緊急決定試合　時間無制限１本勝負
大家健／●今成夢人
1分35秒　ライガーボム→エビ固め
浪口修（フリー）／○ブライアン・キャノン