日本では6年半ぶりの試合、『UFC JAPAN』のメインに登場したシウバが鮮やかなKO勝利!五味は判定で敗れる!

130303_UFC-1.jpgZuffa, LLC
UFC JAPAN 2013
日時:3月3日(日)開始:10:00
会場:さいたまスーパーアリーナ
観衆:14,682人

 3日、さいたまスーパーアリーナで行われた『UFC JAPAN 2013』。昨年に引き続き約1年ぶりの開催となったUFCの日本大会。メインには日本での試合が2006年9月以来となる、元PRIDEミドル級王者のヴァンダレイ・シウバが登場!

 スタンが突っ込んだところをシウバが乱打。フロントで組み合うも今度は逆にスタンの乱打にシウバが膝をつく。お互い距離を取り、スタンの左フックが顔面を捉えるも、足を止めて両者打ち合う。シウバがふらつくもすぐにシウバは組み付き金網へ押し込む。
 スタンが左右のフックで金網に押しこむも、膝がシウバの股間に直撃したためインターバルが取られる。再開されると、スタンがシウバを金網に押しこむも、シウバのパンチがスタンを捕らえる。優勢かと思われたが、スタンがそのまま金網際でシウバを押し倒しパンチ連打。ここで1R終了。
 2R、スタンがプレッシャーをかけていくも、シウバが左右のフックで牽制。スタンが突っ込んでいき金網に背中をぶつけたシウバだったがすぐに横に逃れる。シウバが左右のフックで顔面を捉えていくもこれはスタンが下がる。スタンが前に出ようと左ローを打ったところで再度ローブロー。これはすぐに再開される。
 スタンのローにストレートを合わせていくシウバ。シウバの左ハイは空振り。しばらくお互い様子見となったが、シウバの右ジャブから左ストレート一閃。そのまま後ろに倒れたスタンに追撃の鉄槌をお見舞いし、シウバが見事KO勝利を収めた。
 マイクを持ったシウバは「ゲンキデスカー! 日本のファンの前でまた戦えて、勝てて嬉しいよ! 応援のおかげで勝てた! また帰ってきたい!」と日本のファンにアピールした。

130303_UFC-2.jpg 今大会には6人の日本人選手が出場。3勝2敗という戦績で迎えた第9試合に元PRIDEライト級王者の五味隆典が登場。日本人選手勝ち越しを期待された五味は、まずディエゴの左ミドルをキャッチし右フック。さらに右ストレートで牽制。五味は右フックで相手を捉えると、前に前に出てプレッシャーをかけていく。ディエゴの大ぶりフックを交わした五味だったが、ディエゴのローがローブローぎみになるがこれはすぐに再開。ディエゴのタックルで倒れた五味だったがすぐに立ち上がり体勢を立て直す。
 両者フックで前に出るが相手を捉えられず。ディエゴの左ミドルと五味の右フックがお互い相手を捉える。五味の右ミドルに合わせタックルに行ったディエゴが五味を倒し足首を取って行くも、五味が上手く切り返す。五味が前に出ようとするが、そこへディエゴの左フック。さらに五味の右ミドルをキャッチしたディエゴが五味を倒したところで1R終了。
 2R、細かいジャブでディエゴは前に出るも、五味もストレートで牽制。ディエゴがタックルに行くもこれは五味は体を捻るだけで切っていく。五味のパンチがボディを捉えると、焦ったディエゴがパンチとロのコンビネーション。これが五味にローブロー気味となり、レフェリーから口頭注意。ディエゴがロー、五味がワンツーで前に出て行くが、展開は作れず五味が中央に戻る。
 お互いのジャブが顔面を捉えると、五味が前に出て行くがディエゴはローで牽制。ディエゴが飛び込んでいくが五味は下がる。ディエゴは左ミドルから前蹴り。ディエゴがタックルにいくも、これは五味が切る。その後、ディエゴの二段式ヒザ蹴りを五味がかわしたところで2R終了。
 3R開始早々、ディエゴから突っ込んでいって近距離での打ち合い。五味が大振りのフックでプレッシャーをかけていく。ディエゴは左ミドルで距離を図っていくとタックルにいくがこれは五味が切る。ディエゴの右ハイは五味の肩に乗り、スリップするが五味は追撃せず。
五味の右ハイで一瞬膝をつくディエゴだったが、すぐに五味を金網まで追い込みフック連打。ここで3Rが終了し、判定の結果1-2でディエゴの勝利。五味が敗れたため、日本人選手の戦績は3勝3敗の五分に終わった。

※完全詳細はバトル・ニュース携帯サイトをご覧ください。

▼第1試合 ウェルター級 3分3R
○イム・ヒョンギュ
2R 4分0秒 TKO
●マルセロ・ギマラエス

▼第2試合 バンタム級 3分3R
●カン・ギュンホ
判定1-2
○アレックス "ブルース・リーロイ" キャセレス

▼第3試合 ライト級 3分3R
●クリスチアーノ・マルセロ
判定0-3
○徳留一樹

▼第4試合 バンタム級 3分3R
○水垣偉弥
判定2-1
●ブライアン・キャラウェイ

▼第5試合 ミドル級 3分3R
●福田力
判定0-3
○ブラッド・タヴァレス

▼第6試合 ウェルター級 3分3R
○キム・ドンヒョン
判定3-0
●シアー・バハドゥルザダ

▼第7試合 フェザー級 3分3R
●廣田瑞人
判定0-3
○ハニ・ヤヒーラ

▼第8試合 ミドル級 3分5R
○岡見勇信
判定2-1
●ヘクター・ロンバード

▼第9試合 ライト級 3分5R
●五味隆典
判定1-2
○ディエゴ・サンチェス

▼第10試合 ヘビー級 3分5R
○マーク・ハント
3R 1分44秒 TKO
●ステファン・ ストルーブ
第10試合

▼第11試合 ライトヘビー級 5分5R
○ヴァンダレイ・シウバ
2R 4分8秒 KO
●ブライアン・スタン

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