Regina di WAVE開幕!桜花が大畠を、華名が美央を撃破したが、栗原が3・17に復帰出来れば改めて華名vs栗原!
プロレスリングWAVE
Sunday WAVE vol.13
日時:2月17日(日)開始:18:00
会場:新宿FACE
観衆:432人
17日、新宿FACEで行われたプロレスリングWAVE『Sunday WAVE vol.13』。今大会から新設されるWAVEシングルベルト初代王者を決めるRegina di WAVEトーナメントが開幕。しかし、出場予定だった栗原あゆみが直前で眼窩底骨折&鼻骨骨折のため急きょ欠場。
栗原が欠場の挨拶を行ったあと、GAMIからRegina di WAVEトーナメントに関して「栗原あゆみが欠場します。でも、まだ3月17日が残っているので、3月17日にもしも復帰ができたら、その時に華名vs.栗原やります。間にあわなかったら、今日の勝者が決勝戦にいきます。なので今日の試合は暫定トーナメントの1回戦となりますので、ご了承ください。栗原が復帰できなかったら、今日の華名vs.美央の勝者が決勝にいきます。で、本日の桜花vs.大畠の勝者と来月決勝戦で闘います。もしも栗原が復帰できたら、華名vs.栗原をやります。そして桜花vs.大畠の勝者と私がシングルをやります。そして、その勝者同士がやります。美央が勝ったら? 美央ちゃんご苦労さんです。急に言われてもな...美央が勝った場合は勝った時で考えましょう」と説明があった。
栗原の負傷欠場というアクシデントで、暫定1回戦という位置付けながら、チャンスが舞い込んできた紫雷美央。このチャンスを物にしようと、華名に真っ向勝負を挑んでいく。しかし華名は冷静に腕十字に持ち込み、まずは美央がエスケープ。美央もワキ固めに取り返していき、逃げられるとキックで追い込んでいく。コーナーまで逃げ込んだ華名は再びグラウンドに持ち込み、離れたところをキックで追撃。そこから次第に足攻めに移行していくが、美央もスリーパーに切り返す。しかし華名も極められる前にアームブリーカー。いつになくシリアスな展開のなか、美央は場外戦を選ぶと、華名を客席に放り込み形勢を逆転。リングに戻るとキック、ニーリフト、619、雪崩式ブレーンバスター、首4の字固めで攻め込む。
脱出に成功した華名は裏拳、ロシアンフックをお見舞いする。美央も頭突きから土蜘蛛を狙うが、華名がグラウンド卍固めに切り返してギブアップ勝ち。栗原の復帰待ちという条件がつきながらも、暫定1回戦を突破した。
試合後、華名は3・17に栗原ともう一度対戦する可能性があることに関して「私的にはやりたいですけどね、栗原と。それはお客さんも期待してる。それがあるんで。華名vs.栗原はもう一度見せたいな、と思います」と語った。
ブラックダリアでの因縁を引きずる桜花と大畠が1回戦で激突することになったRegina di WAVE。1回戦から見逃せないカードが出揃った。ゴングが鳴ってもしばしにらみ合う桜花と大畠。先に大畠がアームホイップで仕掛けると、すぐに桜花もアームホイップでやり返す。大畠は対角線に桜花を振って猛突進。これを桜花がスカすと、大畠はカチンと来たようでムチを投げつけヘアホイップへと繋げる。
桜花もブラディーEX式バックブリーカーから腰攻めへ。そして串刺しビッグブーツを成功させる。もう一発ビッグブーツを狙って距離を取る桜花だったが、大畠は寸前でかわして桜花をコーナーに座らせると、すかさずコーナースプラッシュを敢行。だが、桜花もこれを回避し、しぶとくビッグブーツへと繋げる。
何発も食らってしまった大畠だったが反撃のチャンスを伺い、ストレッチマフラーへ。そしてヒザ十字で桜花の動きを止めにかかると、ヒザへのフットスタンプなど集中攻撃。だが、ヒザ目掛けてのダイビング・ボディープレスは、桜花も寸前でかわしていく。劣勢になった大畠はムチを持ち出し、メッタ打ち。再び攻勢に転じると、ミサイルを3連射。さらにコーナー上でムチを使った絞首刑を敢行する。
桜花も首投げで脱出に成功すると、ブラディーEXでギブアップを迫る。体勢が崩れると極楽固めへ。さらにネックハンギング状態から後方に投げる荒業も見せる桜花。大畠も裏アキレス腱固めで反撃に転じると、低空ドロップキック、ジャーマン・スープレックス・ホールドを放つ。これを返されると怒濤の丸め込みで桜花を追い込み、裏アキレス腱固めへ。そこから花マルどっかんへと繋げたがカウント2。
大畠の顔面蹴り、桜花のバックドロップ、大畠の逆打ち、桜花の垂直落下ブレーバスターと一進一退の攻防が続き、ついに両者ダウン。カウントが数えられるなか、ほぼ同時に立ち上がった桜花と大畠は、ハーフダウンの状態でエルボーを打ち合う。
ならばと桜花がネックハンギング・ボムからのタイガースープレックスを放つと、大畠もムチ攻撃でチャンスを作って花マルどっかんを敢行。これをキックアウトした桜花はクロスアーム式ジャーマンSH、顔面蹴りからのタイガースープレックス。大畠も窮地を脱してバックブロー2連発からロープに走る。これを桜花がカウンターのビッグブーツで迎撃。そのまま強引に押さえ込み、3・17新宿でおこなわれる決勝戦に駒を進めた。
※完全詳細はバトル・ニュース携帯サイトをご覧ください。
▼第1試合 ライバルWAVE 15分1本勝負
○水綾波
9分56秒 ダイビング・ギロチンドロップ→片エビ固め
●勇気彩
▼第2試合 アイドルWAVE 15分1本勝負
○前田さく子=旧姓・広田さくら
9分5秒 ふらふらドーン
●春日萌花
●藤本つかさ
▼第3試合 スクランブル 20分1本勝負
○渋谷シュウ/チェリー/朱里
12分8秒 タイムマシンに乗って
山縣優/●下野佐和子/中川ともか
▼第4試合 バレンタインWAVE 30分1本勝負
○浜田文子
16分43秒 APクロス→体固め
●GAMI
▼第5試合 Regina di WAVEトーナメント暫定1回戦 時間無制限1本勝負
○華名
11分26秒 グラウンド卍固め
●紫雷美央
▼第6試合 Regina di WAVEトーナメント1回戦 時間無制限1本勝負
○桜花由美
20分17秒 ビッグブーツ→片エビ固め
●大畠美咲
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