王座剥奪となったSB一樹だが、王者決定トーナメントを勝ち上がって決勝へ!OUTSIDERは関西進出&映画公開も

130210_Outsider-1.jpgFIGHTING NETWORK RINGS
THE OUTSIDER 第24戦
日時:2月10日(日)開始:15:00
会場:ディファ有明
観衆:1256人(満員)

 10日、ディファ有明で行われたFIGHTING NETWORK RINGS『THE OUTSIDER第24戦』。今大会では70-75kg級王者決定トーナメントの1回戦〜準決勝までが行われた。

 いきなり1回戦で前田日明代表曰く「優勝候補同士を当てますけど、これは潰し合いをさせるためです。そうすると準決勝では実力が揃う」ということで、《神速》ソルジャーボーイ一樹と《アウトロースナイパー リアル神代ユウ》佐野哲也が対戦。
 第2代70-75kg王者になりながらも"剥奪"されてしまい、今回のトーナメントで改めてタイトルを狙うことになった一輝は、2R終盤、ここまで共に決定打に欠けた試合展開の中、突っ込んできた佐野のバックを取った一輝はチョークスリーパーを狙う。逃れようとして体勢を変えた佐野だが、一輝はそこにパウンドを浴びせる。結局、判定3-0で一輝が勝利。
 また、《リアル アマプロレスラー》シバターは今回、タナハシバター・ヒロシバターとしてトーナメントにエントリー。シバターはトーナメント1回戦の《動けば雷電の如く 発すれば風雨の如し 北海道十勝のタイガードラゴン》久保昌弘戦を地震が勝手に制定したPWS(プロ・レスリング・シバター)の初代王者決定戦にしたいと申し出、久保もこれを承諾。
 すると棚橋弘至風のコスチュームで登場したシバター。ニーパットには1/100(=100年に1人の逸材)ではなく1/10。いきなり「愛してま〜す!」と叫び突っ込んでいったシバターだったが、顔面にパンチをもらってダウン。どうにか立ち上がったが、押し潰されて立ち上がろうとしたところにパンチを浴びてしまい2度目のダウンを喫してTKO負け。この結果、久保が初代PWS王者となった。

130210_Outsider-2.jpg そしてトーナメント準決勝第1試合では、1回戦を勝ち上がった《法曹界の最強戦士 人権派 柔術弁護士》堀鉄平が《a.k.a 福岡製闘牛》ランボルギーニ・ヨシノリと対戦。組み付いてグラウンドに持ち込みたい掘に対し、ヨシノリは的確に掘の顔面にパンチを叩き込んでいき、判定3-0でヨシノリが勝利。
 もう一方の準決勝は《動けば雷電の如く 発すれば風雨の如し 北海道十勝のタイガードラゴン》久保昌弘と《神速》ソルジャーボーイ一樹が対戦。久保の右フックを避け一樹が右フック。そのまま一樹がパンチ連打で前に出る。後ろに倒れた久保にパウンドを連打していった一樹。このままレフェリーストップで一樹の勝利。この結果、ヨシノリと一樹が4月の大会で決勝戦として激突することとなった。
 前田日明代表は大会終了後、「一樹は安定的でいつも通りだなという感じですね。今日の状態でそのまま決勝まで行ったら、一樹が(優勝まで)行っちゃうでしょうね。この2カ月の間にランボルギーニがどういうふうにフィジカルとかついてくるかですよね」と、本命を一樹と予想。

130210_Outsider-3.jpg そのほかにもリングが今大会から大きなものに変わったことや、今冬完成予定で現在撮影中のドキュメンタリー映画についても語った前田代表だが、9月に予定されている大阪大会については「関西の強者とか問題になって、結構なんか関西の地下格闘技壊滅状態なんですね。まあまあ、OUTSIDERが関西に出るにはちょうどいい時期かなっていうのもありますね。何ていうか言い方は変なんですけど、良くも悪くもヤーさんの本場は関西だったし、それに繋がる昔からやれ愚連隊だ、チンピラだ不良だっていう関西独特のアレもありましたし。ちょっとどんな奴に出会うか楽しみですよね」と"日明兄さん節"を炸裂させた。
 さらに今大会には前田代表と対談したのを機に、166cmJカップというダイナマイトボディのAV女優・仁科百華さんがラウンドエンジェルとして登場! 男性客の目を大いに楽しませてくれた。

※完全詳細はバトル・ニュース携帯サイトをご覧ください。

▼第1試合 70-75kg級王者決定トーナメント一回戦
《法曹界の最強戦士 人権派 柔術弁護士》○堀鉄平
判定3-0
《宇都宮オリオン通りの闇皇帝 栃木のラストエンペラー》●菱沼郷

▼第2試合 70-75kg級王者決定トーナメント一回戦
《焼津の暴力マリア》●宮永一輝
判定0-3
《a.k.a 福岡製闘牛》○ランボルギーニ・ヨシノリ

▼第3試合 70-75kg級王者決定トーナメント一回戦&PWS初代王者決定戦
《リアル アマプロレスラー》●タナハシバター・ヒロシバター
1R 1分37秒 TKO(2ダウン)
《動けば雷電の如く 発すれば風雨の如し 北海道十勝のタイガードラゴン》○久保昌弘
※久保がPWS初代王者となる

▼第4試合 70-75kg級王者決定トーナメント一回戦
《神速》○ソルジャーボーイ一樹
判定3-0
《アウトロースナイパー リアル神代ユウ》●佐野哲也

▼第5試合 シングルマッチ 体重Limit 68kg
《朝倉兄 神と魂》○朝倉未来
1R 1分56秒 チョークスリーパー→レフェリーストップ
《ネオジャパニーズ ブラック・レオパルド》●島田講平

▼第6試合 シングルマッチ 体重Limit 60kg
《朝倉弟 拳の森》○朝倉海
1R 31秒 腕ひしぎ十字固め
《主人公・俺 龍虎の拳〜外伝〜》●青木大

▼第7試合 シングルマッチ 体重Limit 67kg
《攻める警備員 ファイアーボンバー》○木口大輔
1R 2分13秒 TKO(前田代表の赤タオル投入)
《名勝負製造機 アウトロースナイパー 佐野哲也の名参謀》●ユースケ・サンダースJr.

▼第8試合 シングルマッチ 体重Limit 70kg
《護神》●望月冬也
1R 2分28秒 TKO(グラウンドパンチ→レフェリーストップ)
《NOスタンド NO試合》○高橋"ルガー"大毅

▼第9試合 シングルマッチ 体重Limit 63kg
《群馬 萩原イズム継承》●奥木貴之
1R 1分9秒 裸絞め
《北九州八幡 覚信塾の白波五人男》○谷山lucky文隆

▼第10試合 シングルマッチ 体重Limit 87kg
《栃木真岡 夜の代表取締役》○松本峰周
2R 1分27秒 TKO(グラウンドパンチ→レフェリーストップ)
《喧嘩集団無敵艦隊代表 進撃の暴力ビースト》●吉井優

▼第11試合 シングルマッチ 体重Limit 68kg
《破壊の戦神 竜虎》○ま〜さ
1R 1分30秒 TKO(ハイキック→レフェリーストップ)
《北海道十勝の最強バトルラングラー》●久保和弘

▼第12試合 シングルマッチ 体重Limit 60kg
《千葉の不良掃除屋》○松元仁志
1R 1分4秒 TKO(三角絞め→ドクターストップ)
《裸一貫 小熊魂》●南航平

▼第13試合 シングルマッチ 体重Limit 68kg
《埼玉のリアルバイキンマン》●齊藤勇駿
判定0-3
《九州 蹴り技の貴公子》○和田周作

▼第14試合 シングルマッチ 体重Limit 62kg
《レナトゥス・シューター》○土田雅人
2R 1分14秒 TKO(グラウンドパンチ→レフェリーストップ)
《チームST 筋肉超合金》●ゴワス

▼第15試合 シングルマッチ 体重Limit 70kg
《イケイケ沼コンバ》○沼尻和之
2R 2分47秒 TKO(ドクターストップ)
《平成の鯉侍》●雅哉

▼第16試合 シングルマッチ 体重Limit 70kg
《チームST パンク・グラウンダー》○ロニー
1R 34秒 ヒールホールド
《地球外生まれ武井育ち スパイス・ストライカー》●タバスコ侑一郎

▼第17試合 シングルマッチ 体重Limit 64kg
《鶴見のハリケーン》●岩本一貴
2R 59秒 裸絞め
《木村式レスリング テイクダウン・フィニッシャー》○木村了

▼第18試合 シングルマッチ 体重Limit 61kg
《WANTED 三すくみ千手観音》○麦わらのユウタ
1R 1分20秒 三角十字
《空手貴公子 打撃の雄》●藤野智之
第18試合

▼第19試合 シングルマッチ 体重Limit 61kg
《石川県 能登のレッド・ブル》○SIN
1R 1分31秒 腕ひしぎ十字固め
《埼玉 武井道場の国宝》●上出将也

▼第20試合 シングルマッチ 体重Limit 62kg
《周防国 ブレイド・ストライカー》●MASAMUNE
1R 2分10秒 変形フロントネックロック
《リアル刃牙》○渋谷莉孔

▼第21試合 シングルマッチ 体重Limit 65kg
《寝ても立ってもフルボッコ 取手の拳帝》○幕大輔
判定2-0
《最強セキリュティーチーム 3POUNDの一撃天使》●MASATO

▼第22試合 70-75kg級王者決定トーナメント準決勝
《法曹界の最強戦士 人権派 柔術弁護士》●堀鉄平
判定0-3
《a.k.a 福岡製闘牛》○ランボルギーニ・ヨシノリ
※ランボルギーニ・ヨシノリが70-75kg級王者決定トーナメント決勝戦に進出決定

▼第23試合 70-75kg級王者決定トーナメント準決勝
《動けば雷電の如く 発すれば風雨の如し 北海道十勝のタイガードラゴン》●久保昌弘
1R 33秒 TKO(グラウンドパンチ→レフェリーストップ)
《神速》○ソルジャーボーイ一樹
※ソルジャーボーイ一樹が70-75kg級王者決定トーナメント決勝戦に進出決定

▼第24試合 プロフェッショナルワンマッチ
《静岡 沼津の一撃空手王》○渡辺竜也
1R 2分56秒 KO
《沖縄道場チーム 荒ぶる闘心》●安谷屋智弘

このページの先頭へ
コラム女子プロレス団体『FEATURES』
スターダム世IV虎の番長日記
はるか悠里の格闘アイドル育成計画
スターダム須佐えりの初勝利への道
月別アーカイブ
団体