本気を見せたもののジミーズで結果を出せなかったサイバーは、鷹YAMAに連勝したウインドウズと組んで暁と対戦へ

130207_DragonGate-1.jpgDRAGON GATE
TRUTH GATE
日時:2月7日(木)開始:18:30
会場:後楽園ホール
観衆:1700人(超満員)

 7日、後楽園ホールで行われたDRAGON GATE『TRUTH GATE』。1・17後楽園大会で新井健一郎は鷹木信悟に、K-ness.はYAMATOに、それぞれシングルマッチで勝利したウインドウズ。文字通り窓際のアラケンとK-ness.は、「今日勝ったのはマグレだ」と自ら言うと、暁の2人に対して今度はタッグでの対決を要求。渋った鷹木だったが、八木本部長の決定により実現した。

 暁は鷹木がエプロンでK-ness.をデスバレーボムで叩き付けて戦線離脱状態にすると、2人がかりでアラケンを集中攻撃。どうにか厳しい攻撃を耐え抜いたアラケンはYAMATOのエルボーを受け止めてからノータッチヘッドバット。さらに手招きしてYAMATOのエルボーをもう一度受け止めてから、下からノータッチヘッドバットでカチ上げる。
 K-ness.へのタッチを阻止した鷹木がロープに飛ぶと、K-ness.はエプロンから蹴り。続けてハイキックを叩き込むと、アラケンがバックドロップで投げていき、ようやくK-ness.にタッチ。延髄斬りからブレーンバスターで投げていったK-ness.は、鷹木の串刺し攻撃をかわしてハイキック。続けてスイングDDTから青き光。
 YAMATOがカットし、鷹木がアラケンにパンピングボンバーを狙うが、アラケンは腕でブロック。するとお互いにノータッチヘッドバット。相打ちながら打ち勝ったアラケンはパワーボムの体勢。リバースで切り返した鷹木だが、アラケンはハイハイ式ヘッドバット。さらに鷹木をツームストンパイルドライバーの体勢で持ち上げると、そこにK-ness.が昇龍脚。そこから叩き付けていったアラケンは、さらにトレイン攻撃から足印鑑。
 アラケンは一気に阪神タイガースープレックスを狙うが、鷹木はロープに逃れると、追走式ラリアット。続くパンピングボンバーをかわしたアラケンは今度こそ阪神タイガースープレックス。カウント2で肩を上げた鷹木だが、アラケンはそのまま立ち上がり、もう一度阪神タイガースープレックス。
 そこからコーナーに登ったアラケンだが、暁の2人は代わる代わる追いかけると、YAMATOが雪崩式ブレーンバスター。さらに鷹木がスライディングラリアット。K-ness.がカットに入ると暁はYAMATOの延髄斬りから鷹木がパンピングボンバー、MADE IN JAPANと決めていくが、K-ness.はカウント2でクリア。ならばとYAMATOがギャラリアを狙うが、丸め込みで切り返したK-ness.は光の輪。YAMATOもカウント2で返すが、K-ness.が昇龍脚を叩き込むと、アラケンが阪神タイガーで投げていき、さらにK-ness.が介錯。トドメのダークネスバスターをリバースで切り返したYAMATOだが、そこから再び光の輪で丸め込んだK-ness.が3カウントを奪取!
 試合後、K-ness.は「先月の後楽園、俺はYAMATOから獲った。そして今日、お前ら2人、そして2度目、YAMATOから獲った。残すは鷹木信悟、お前だけだ。俺とシングルマッチ、やってくれるよな」と鷹木にシングル戦を要求。鷹木が渋々承諾すると、アラケンは暁側のセコンドについていた富永と三代目超神龍を挑発。すると富永に「お前がそんなのだから俺が負けるんだよ!」と八つ当たりの張り手を見舞ったYAMATOが、逆に琴香に向かって「地方に行ったら売店のあんちゃんしかいないような奴がユニット名乗ってんじゃねぇ!」と挑発していく。
 すると琴香が「YAMATOさん、いや、YAMATO! 売店のあんちゃんが所属しているユニットでも、暁のオマケみたいな若手に負けるわけねぇだろ!」と噛みついていく。するとYAMATOは3・7後楽園でYAMATO&富永&三代目超神龍vs.アラケン&琴香&Xを提案。ウインドウズもこれを承諾した。

130207_DragonGate-2.jpg 1・17後楽園大会で行われた新春大バトル 6人タッグ4WAYマッチで最後にジミーズを下して勝利したMAD BLANKEY。すると昨年末にMAD BLANKEYを追放されたサイバー・コングが現れ、ジミーズに共闘を申し出る。どのユニットに合流するか模索しているサイバーだが、この日のメインでジミーズと合体してMAD BLANKEYと激突。
 堀口を捕まえてヘアを徹底的に攻撃していったMAD BLANKEYは、さらにサイバーを標的に定める。戸澤はダウンしたサイバーにイスを乗せてからセントーン......と思わせておいてイスを振り下ろす。すかさずハルクがその場飛びツイスタープレスを落とすと、戸澤がキャメルクラッチに捕らえてから、ハルクが脳天にカカト落とし。
 完全に捕まってしまったサイバーに対し、苫小牧が逆水平チョップを叩き込んでいくと、サイバーもエルボーを返す。さらにブレーンバスターで投げていったが、Kzyがタッチをカット。しかしサイバーはKzyをエプロンに追いやるとハンマーを叩き込んでから、ロープ越しにバックドロップで投げていき、自力でピンチを脱出! タッチを受けたジミーズが反撃に転じるが、MAD BLANKEYもススムに対してトレイン攻撃。
 だが、サイバーが入ってきてKzyに体当たりすると、ススムのジャンボの勝ちから斎了がドラゴンスープレックス。カウント2でカットされると、サイバーがKzyにサイバーボム。カウント2で苫小牧がカットすると、戸澤&ハルクがサイバーにトレイン攻撃。さらにハルクがサイバーをコーナーに乗せると、戸澤のバイシクルキックからハルクが雪崩式E.V.O.。さらに苫小牧がBTボムで叩き付けるがカウントは2。
 ならばとハルクがカカト落とし。しかし立ち上がったサイバーはカウンターのパイナップル・ボンバー。だが、場外からKzyがボックス攻撃を見舞うと、問題龍が塩パウダー攻撃。すかさずハルクがE.V.O.で叩き付けてからカカト落とし→ダメ押しのファースト・フラッシュと叩き込んで3カウント。

130207_DragonGate-3.jpg 試合後、堀口は大の字に倒れたサイバーに向かって「サイバー、最後までフォロー出来なくて悪かった。でもなサイバー、お前の本気は見せてもらったよ。オイ、一通りユニットは1周したはずだ。サイバー、この後どうするよ?」と尋ねる。
 そこにアラケンとK-ness.が現れ、「サイバー、今までユニット合流の道でいろいろ見させてもらったけど、それで終わりか? 俺たちだって立派なユニットですよね?」と言ってサイバーにユニット合流への道〜ウインドウズ編〜を提案。それを聞いたサイバーはスクッと立ち上がり、「よし!」と即決してアラケンと握手。
 3・7後楽園大会で行われる暁とウインドウズのカードにサイバーが加わり、YAMATO&富永&三代目超神龍vs.アラケン&琴香&サイバーに決定。また、ジミー・神田は2・11和歌山大会でCIMAの持つドリームゲート王座に挑戦。谷嵜は苫小牧と負けた方がドラゲー追放を賭けてキャプテンフォールマッチで激突。カゲトラは3・7後楽園でドン・フジイ、リッチ・スワンと「試合」「一気飲み」「歌合戦」の3WAY三本勝負が決定と、ジミーズは大勝負が次々に決定。最後はサイバーを加えてやる予定だったジミーズ・トレインをお客さんと一緒にやって締めくくった。

※完全詳細はバトル・ニュース携帯サイトをご覧ください。

▼第1試合 タッグマッチ 20分1本勝負
CIMA/●Gamma
9分46秒 ダイビングエルボードロップ→体固め
○ジミー・神田/ジミー・カゲトラ

▼第2試合 オープン・ザ・お笑いゲート選手権試合 20分1本勝負
[王 者]○菊タロー(アキバプロレス)
47秒 緊張のためギブアップ
[挑戦者]●谷嵜なおき

<再試合>
[王 者]●菊タロー(アキバプロレス)
4秒 スリーパーホールド→ギブアップ
[挑戦者]○谷嵜なおき

<再々試合>
[王 者]●菊タロー(アキバプロレス)
2分11秒 スリーパーホールド→ギブアップ
[挑戦者]○谷嵜なおき
※観客判定により第18代王者・菊タローが2度目の防衛に成功

▼第3試合 アルティメット・レストルームタイム3WAYマッチ 時間無制限勝ち残り戦
●琴香
5分44秒 塩攻撃から丸め込む→首固め
○問題龍
※もう一人は"ハリウッド"ストーカー市川

▼第4試合 6人タッグマッチ 30分1本勝負
●望月成晃/ドン・フジイ/ドラゴン・キッド
19分35秒 Die Fly→片エビ固め
土井成樹/吉野正人/○リコシェ

▼第5試合 タッグマッチ 45分1本勝負
新井健一郎/○K-ness.
20分0秒 光の輪
鷹木信悟/●YAMATO

▼第6試合 サイバー・コング ユニット合流への道〜ジミーズ編〜 60分1本勝負
堀口元気H.A.Gee.Mee!!/ジミー・ススム/斎藤"ジミー"了/●サイバー・コング
22分39秒 ファーストフラッシュ→片エビ固め
○B×Bハルク/戸澤陽/Mr.ピーピー・苫小牧ペンギン/Kzy

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