曙&関本の超強力コンビがタッグ王座奪取!大仁田と田中がサブゥーと合体してFMWが甦る!KENSOがZERO1初参戦!

130203_Zero1-1.jpgプロレスリングZERO1
Change the World
日時:2月3日(日)開始:12:00
会場:後楽園ホール
観衆:非公開

 3日、後楽園ホールで行われたプロレスリングZERO1『Change the World』。メインでは植田使徒&小幡優作が返上したNWAインターコンチネンタルタッグの王座決定戦として、佐藤耕平&ゼウスと、ZERO64の曙&関本大介が激突。超大型の4選手ということで、ド迫力な試合が展開された。

 耕平&ゼウスは関本に狙いを定めて集中攻撃。耕平は関本をコーナーに押しこみミドルキックを連打。コーナーマットが凹むほど蹴りこんだ耕平は串刺し攻撃を狙うが、関本がこれを前蹴りで迎撃するとラリアットで耕平を吹っ飛ばす。関本は曙にタッチ。曙は耕平に串刺しボディプレスからエルボードロップを投下しフォールも2。さらにボディプレスを狙うが、これを転がって避けた耕平がゼウスにタッチ。
 ゼウスは曙をカナディアンバックブリーカーで担ぎ上げバックフリップ。
さらにコーナーに登るとダイビングショルダータックル。そしてブレーンバスターで上げようとするも、逆に曙がゼウスをカナディアンバックブリーカーで担ぎ上げバックフリップ。そして関本にタッチ。関本はゼウスに串刺しラリアット2連発。さらに関本がゼウスにブレーンバスター。そしてサソリ固めへ。これは耕平がカット。
 関本がラリアットをゼウスに叩きこみ、さらにチョップ連打から延髄斬り。トドメとばかりにラリアットで走りこむも、これを避けたゼウスが関本とラリアットの相打ち。さらに相打ち。ゼウスがジャンピングラリアット。さらにゼウスのチョークスラムから耕平がダイビングニードロップ。
 試合のペースを握った耕平は関本にハイキックを叩き込むと、曙にもランニング式サッカーボールキック。しかしジャーマンでは投げることが出来ない。仕方なくロープに飛んだ耕平だが、曙はカウンターで64。そこからボディプレスを浴びせた曙は、コーナーに登ると大一番でしか出さない大横綱プレスを投下して3カウントを奪った。

130203_Zero1-2.jpg 田中将斗は日本での師匠である大仁田厚と海外での師匠と言ってもいいサブゥーとタッグを組み、金村キンタロー&レザー・フェイス&BADBOY非道と対決。その「Remenber F」というタイトル通り、FMWを彷彿とさせるカードが実現した。
 激しい場外乱闘から試合が始まると、リングに戻ってきたサブゥーはレザーにニールキック。レザーも走りこんできたサブゥーにカウンターでウラカンを決めて共に場外転落。そこに大仁田が非道をリングに上げ、イス攻撃からDDO2連発。さらに大仁田が卍固めを決めている間に、サブゥーが場外にテーブルを設置し、その上にレザーを寝かせるとギロチンドロップを投下!
 往年の動きを見せたサブゥーに触発されるように、大仁田もリング上にテーブルをセットすると、その上で非道にパイルドライバーを決めてテーブルクラッシュ。非道も有刺鉄線バットで反撃すると、金村がテーブルの上に田中を寝かせてダッシュするが、起き上がった田中はカウンターのラリアットで迎撃。
 すると大仁田がテーブルの破片で殴打していき、サブゥーは場外ダイブ。しかし金村組も田中に3人かがりでスーパーパワーボムを決めていくと、非道のパイルドライバーから金村が爆YAMAスペシャル。これをカウント2で返した田中は、非道に有刺鉄線バット攻撃を金村に誤爆させる。そこで非道に向かって大仁田が毒霧を噴射してからサンダーファイアーパワーボム。
 続けてサブゥーがアラビアンプレスを投下。これをカウント2で返されたサブゥーはトリプルステップムーンサルトを投下して3カウント。試合後「オイ、サブゥー! サブゥー! サブゥー! 元気で、元気で! よかったな!」と叫んだ大仁田は、2・8『なにわ大花火』での曙戦での勝利を誓った。

130203_Zero1-3.jpg 全日本プロレスのKENSOが特別参戦し、崔領二と対戦。得意の張り手を連打してくKENSOに対し、KENSOのプランチャをかわして自爆させた崔は蹴りで反撃。KENSOも崔の串刺し攻撃をスピアーで迎撃したが、崔は返す刀でランニングニー。ダブルダウン状態からKENSOはコーナーに登っていくが、追いかけていった際は蹴りを叩き込むと、雪崩式ブレーンバスター。
 そして山折りから那智の滝を投下した崔だが、かわしたKENSOはスピアーからダイビング・エルボードロップ。ならばともう一度スピアーを狙うKENSOを蹴りで迎撃した崔だが、それでもスピアーを決めたKENSOは葉隠れを叩き込んで3カウント。ビチッと敵地で勝利したKENSOはコメントスペースで「久しぶりに熱くなる試合が出来て、ZERO1ファン、そして不義理をした橋本(真也)さんへ感謝したい。もう一度イチからやりたい。イチからやりたい。橋本さん! イチから! KENSOはもう一度イチからやりたい! そう思っております」と、新日本時代に慕っていた先輩・橋本真也さんが作った団体であるZERO1マットに出場したのを機に、もう一度イチから再出発することを宣言した。

※完全詳細はバトル・ニュース携帯サイトをご覧ください。

▼第1試合 タッグマッチ 30分1本勝負
KAMIKAZE/●ジョ・キョンホ
12分17秒 フェースロック
横山佳和/○トラビス・バンクス

▼6人タッグマッチ 30分1本勝負
日高郁人/クレイグ・クラシック/○YO-HEY(Fu-dojo)
12分30秒 バンブードラゴンフライ→片エビ固め
菅原拓也(フリー)/●藤田峰雄/佐藤悠己(K-DOJO)

▼スペシャルシングルマッチ 30分1本勝負
●崔領二
17分2秒 葉隠れ→体固め
○KENSO(全日本プロレス)

▼スペシャル6人タッグマッチ「Remenber F」30分1本勝負
大仁田厚(フリー)/田中将斗/○サブゥー(フリー)
16分59秒 トリプルステップムーンサルト→体固め
金村キンタロー(アパッチプロレス軍)/レザー・フェイス(フリー)/●BADBOY非道(フリー)

▼シングルマッチ 30分1本勝負
○大谷晋二郎
8分12秒 スリーパーホールド→レフェリーストップ
●橋本和樹(大日本プロレス)

▼NWAインターコンチネンタルタッグ王座決定戦 60分1本勝負
●佐藤耕平/ゼウス(大阪プロレス)
17分58秒 大横綱プレス
○曙(フリー)/関本大介(大日本プロレス)
※曙&関本が第28代王者となる

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