タッグタイトル前哨戦で挑戦者・脇澤が王者・夏樹からピンフォール!米山香織がスターダムに参戦表明!
スターダム
NEWYEAR STARS2013
日時:2月3日(日)開始:18:00
会場:新木場1stRING
観衆:288人
3日、新木場1stRINGで行われたスターダムSeason10『NEWYEAR STARS2013』。メインでは初代アーティスト・オブ・スターダム王者の夏樹☆たいよう&鹿島沙希&安川惡斗が、高橋奈苗&脇澤美穂&須佐えりのナナエ軍団と対戦する予定だったが、鹿島が体調不良で欠場。そこで川崎葛飾最強伝説は世IV虎を投入。2・10大阪大会でタッグ王座を賭けて激突するオリジナル川葛とナナミホにとっては、直接対決での前哨戦となった。
ナナミホは夏樹の右ヒザを集中攻撃することで夏樹からスピードを奪う作戦に出る。変型足横須賀、低空ドロップキック、さらに須佐もアンクルホールドを極めていく。世IV虎が随所で入ってきて夏樹をフォローすると、惡斗もどうにか姉さん(世IV虎)のアシストをしようとするが、世IV虎は断固として惡斗との連係攻撃は拒否。
逆にナナエ軍団は須佐が随所でいいパンチを放っていって、タイトルマッチを控えたナナミホを好フォロー。すると右ヒザが痛む夏樹は惡斗から酒の入ったボトルを奪い取ると、それを一気に飲み干し、何と"酔拳"でナナミホの合体攻撃をのらりくらりとかわしてみせる。
15分が経過し、世IV虎が奈苗に顔面ウォッシュを見舞うと、惡斗もちゃっかり加わっていったが、世IV虎一瞥されると苦笑いしながらコーナーに下がる。すかさずシャイニング膝アッパーで反撃した奈苗だが、世IV虎は左右のハンマーを叩き込むと、ケンカキックからセントーン。一気に流れをつかみかけた川葛だったが、夏樹が攻撃しようとしたところで右ヒザを抑えて悶絶!
すかさずヒザ十字を決めた奈苗は、動けない夏樹にコーナー二段目から冷蔵庫爆弾。脇澤も雪崩式フランケンを決めると、須佐がロシアンフック。何とか惡斗がコーナーに登った脇澤を足止めすると、夏樹が駆け上がっていって雪崩式アームドラッグを決めていくが、続くムーンサルトはヒザの影響からか当たりが浅い。
脇澤は世IV虎の突進を夏樹に誤爆させると、夏樹にジャーマン。カウント2で返した夏樹は馬乗りになって張り手を連打すると、トラースキック。そこに世IV虎が飛び込んできて合体式世IVドン。だが、奈苗がシャイニング膝アッパーで飛び込んでいき、脇澤がバックスライド・フロム・ベノム。カウント2で夏樹が返すと、奈苗がナナラッカで叩き付ける。すかさず脇澤がバックスライド・フロム・ベノムを狙うと、夏樹も逆さ押さえ込みで切り返そうとしたが、前転した脇澤は今度こそバックスライド・フロム・ベノムを決めて3カウント。
新たなバックスライドの入り方で、タッグタイトルマッチ前哨戦で王者の夏樹から直接フォールを奪って勝利した脇澤。1週間後のタイトルマッチに向けて脇澤が意気揚々と大会を締めようとすると、突如音楽が鳴り響き、私服姿の米山香織が登場!
「私、米山香織は新しい刺激を求めてスターダムという戦場にやって来ましたー! 私はこのリングで思いっきり闘いたい! 受け入れるのか拒否するのか、今、ここで答えを出せー!」と、スターダムへの参戦を表明! 観客も概ね歓迎ムードの中、奈苗が「米山、相変わらず元気だなー! パッションあるなー! 待て待て待て。相変わらずの元気のよさは分かった。分かったけれども、前の米山香織とは状況が違うよね。ここに来るってことは生まれ変わる覚悟があるのか?」と尋ねると、米山は「あるから来たんだろうー!」と返答。
夏樹も「自分はずっと米山さんがここに来てくるのを待ってましたよー! 自分はもっと米山さんとハイスピードの試合したいし、いっぱい試合したいです! これが自分の素直な気持ちです。自分と闘ってください!」と、久しぶりとなる米山との対戦を熱望。世IV虎も「うちとも決着ついてないよね。今度お前と闘うとき、お前のことぶっ潰すから世露IV苦」ち夏樹とは違う形で宣戦布告。
新人時代に数回対戦経験があるという紫雷イオは「米山さんが望んでこのリングに来てくれたから、また試合出来るってことをすごく嬉しく思います。で、これはPLANETのリーダーとして言わせてもらいうんですけど、米山さんが望むんであれば、PLANETは大歓迎です! ですが、PLANETはフレッシュなユニットなので、ちょっと年齢的にはナナエ軍団辺りがピッタリなんじゃないかなと思うんですよ」と歓迎しながらも、ナナエ軍団に斡旋! 脇澤も「米山さんはナナエ軍団でやっていきましょう」と勝手にナナエ軍団に勧誘したが、果たして米山はどこのユニットに入るのか? それともユニットには所属せず一匹狼となるのか?
なお、2・10大阪大会で愛川ゆず季の持つワンダー・オブ・スターダム王座に挑戦が決まっている翔月なつみは、宝翔カイリとの宝翔天女(仮)で松本浩代&ケリー・スケーターと対戦。松本&ケリーのパワーにかなり苦しめられたが、宝城のアシストを受けた翔月がケリーを月詠で丸め込んで勝利。
一方、王者・愛川は横尾由衣とシングルマッチで対戦。初めての4期生との対戦となったが、強烈な蹴りで流れを横尾に渡さなかった愛川がYKブルー(廻し蹴り)で勝利。タイトルマッチに向けて盤石の勝利だった。
※完全詳細はバトル・ニュース携帯サイトをご覧ください。
▼第1試合 タッグマッチ 15分1本勝負
宝城カイリ/○翔月なつみ
12分33秒 月詠
松本浩代(エスオベーション)/●ケリー・スケーター(SHIMMER)
▼第2試合 シングルマッチ 15分1本勝負
○愛川ゆず季
5分59秒 ゆずポンキック・ブルー→片エビ固め
●横尾由衣
▼第3試合 ユニット対抗戦 タッグマッチ20分1本勝負
[PLANET]紫雷イオ/●岩谷麻優
11分40秒 モンスタークラッシュ→片エビ固め
[キムラモンスター軍☆]○木村響子(フリー)/ヘイリー・ヘイトレッド(フリー)
▼第4試合 ユニット対抗戦 6人タッグマッチ 30分1本勝負
[ナナエ軍団]高橋奈苗/○脇澤美穂/須佐えり
21分44秒 バックスライド・フロム・ベノム
[川崎葛飾最強伝説]●夏樹☆たいよう/世IV虎/安川惡斗
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