ドラゲーらしい各ユニットがスピーディーかつ抜群のチームワークを駆使し、目まぐるしく攻守を入れ替えながら試合を展開。中でも4日後の1・20大阪大会でドリームゲート戦を行うCIMAと斎了はことあるごとにやり合う。
　リング→場外→リングと場所を移しながらのチョップ合戦から、一転して協力して吉野に合体ブレーンバスターに行くかと思わせておいて、CIMAが斎了を裏切って吉野と合体ブレーンバスターで斎了を投げる。さらにベテラン軍がお得意の連続ヒップトス攻撃を見舞っていけば、そこにジミーズも参加。CIMAが斎了に谷崎を固定するように指示してコーナーへ。するとCIMAは谷崎ではなく抑え役だった斎了にダイビング・フットスタンプを投下。
　ことごとくCIMAにしてやられた斎了だが、WORLD-1 INTERNATIONALがMAD BLANKEYと、この日が43歳の誕生日の望月にエストレージャを仕掛ける。真ん中でCIMAが斎了にウラカンを狙ったが、斎了はこれをサイクリングヤッホーで切り返してしてエストレージャを完成！　やったりの斎了だったが、周りの選手たちが一斉に立ち上がり、斎了を袋叩きにしていった。
　そして望月のジャーマンをリコシェが着地すると、そこにキッドがウルトラ・ウラカン・ラナ。辛くも吉野がカウント2でカットしたが、望月がソバットから三角蹴り。これをリコシェがかわすと土井がバカタレスライディングキック。その土井を踏み台にしてリコシェが串刺しドロップキック。さらに土井の大暴走と、リコシェのシューティングスタープレスの同時発射で3カウント！　これでベテラン軍がまずは失格。

　続いて斎了に対して戸澤のバックドロップ＋ハルクのニールキックを決めるが、カウントは2。ハルクはバズソーキックからカカト落とし。だが、その背後からリコシェがリバースフランケン。さらに吉野がトルベジーノを決めると、土井がバカタレスライディングキック。だが、これをかわした斎了はメッセンジャーを決めて3カウント。WORLD-1 INTERNATIONALも失格となり、残ったのはジミーズとMAD BLANKEY。
　神田が戸澤にジョン・ウーを決めると、吹っ飛んだ戸澤をキャッチした斎了がジャーマン。さらに神田は下克上エルボーからハルクにエクスプロイダー。戸澤も斎了にローリングエルボーを決めると、堀口にフランケンからシャイニング・ウィザード。だが、堀口は谷崎にバックスライド・フロム・ヘブンを狙う。これをBTボムで切り返した谷崎。
　続けて戸澤がジャーマンで投げるがカウントは2。ならばとハルクがE.V.O.を狙うが、堀口は脱出。するとセコンドの問題龍が足を引っ張って倒し、塩パウダー攻撃。それでも堀口はファースト・フラッシュをかわしてバックスライド・フロム・ヘブン。カウント2で返したハルクはカカト落としを落とすと、今度こそファースト・フラッシュを叩き込んで堀口から3カウント。
　試合後、ハルクが「ジミーズが勝つと思ったらお前ら残念でした！　ざまあみろ！　俺は去年の年末、ドリームゲートのタイトルマッチでCIMAに負けた。俺は吹っ切れたぞ！　今年はこのB×Bハルクが、MAD BLANKEYがジャンジャン暴れて、このクソつまならいドラゴンゲートを面白くしてやるから楽しみにしておけ！　いいか、MAD BLANKEYがトコトン地味なジミーズを追い込んでやるからな、覚悟しておけ！」と言い放ち、ジミーズを袋叩きにしていると、昨年末にMAD BLANKEYを追放されたサイバー・コングが入ってきてMAD BLANKEYを蹴散らす。
　するとサイバーは「おい、ジミーズ、来月、俺と組んでコイツらぶっ壊すぞ！」とジミーズへの共闘を申し出る。堀口がこれを了承し、一緒にジミーズトレインをやろうと提案するが、サイバーは「今日は参加出来ません。僕はまだベテラン軍と組んでません。望月さんやCIMA君、彼らもまだ僕を欲しがっているみたいですし、サイバーのトレインが見たければ来月の後楽園にお越しください！」と、まだまだ合流するユニットを模索中ということでトレインへの参加は拒否。ひとまず2・7後楽園大会でハルク＆戸澤＆谷崎＆Kzy vs.堀口＆斎了＆ススム＆サイバーが決定した。

　この日は"初夢スペシャルシングルマッチ2番勝負"と題し、ウインドウズの新井健一郎とK-ness.が、暁-akatsuki-の鷹木信悟とYAMATOとシングルマッチでそれぞれ対戦。
　まずYAMATOとK-ness.のシングルマッチでは、YAMATOのクロスフェースにかなり苦しめられたK-ness.が介錯2連発から昇龍脚を叩き込み、一気にコルバタを狙ったところで、回転を止めたYAMATOがドリラーで叩き付ける。さらにダメ押しのギャラリアを狙ったYAMATOだったが、回転エビ固めで切り返したK-ness.はそこから光の輪へ。連続で抑え込まれたYAMATOはついに3カウントを奪われた。
　続く鷹木信悟とアラケンの一騎打ちでは、奇襲攻撃を仕掛けていったアラケンに対し、鷹木はパワーでねじ伏せていったが、アラケンも最上段からの雪崩式ブレーンバスターからファイアーバードスプラッシュを投下したが、かわした鷹木はパンピングボンバーとバックドロップで畳みかけると、渾身のパンピングボンバーでアラケンを吹っ飛ばす。
　何とかカウント2で返したアラケンだが、鷹木は続けてMADE IN JAPAN。だが、これもカウント2で返したアラケンは鷹木のショートレンジラリアットを腕へのヘッドバットで迎撃すると、投げ捨阪神タイガースープレックス。さらにバックを取ったアラケンは後頭部へのヘッドバットから、完璧な阪神タイガースープレックス。カウント2で返した鷹木だが、アラケンは間髪入れずもう一度阪神タイガースープレックスで投げて3カウント！
　何と暁のトップ2にシングルで2タテしてみえたウインドウズ。するとアラケンが「俺ら準レギュラー選手だし、窓際だしよ、俺らなんで勝てたのかもよく分からねぇけどな。俺らよ、月1回の後楽園限定でよ、それは俺らが悪いんだけどさ......そんなの悔しいに決まっているんですよ！　そして今日、その悔しさを背負って、俺とK-ness.は結果を出しました。ここで次の後楽園につなげないと第0試合ですからね。ハッキリ言おう、今日は俺らマグレだ。でもこうやってマイクでしゃべってんのは俺だ。来月、俺ら2人とお前ら2人でタッグマッチでどうだ」と、勝ったほうからタッグでの再戦を懇願。
　「今日は負けを認めよう」と言った鷹木だが、「お前らとカードを組まれたら俺らがダークマッチになっちまうじゃねぇか。琴香も含めて3人で友情ごっこやってろ！」とタッグでの再戦を拒否。すると八木本部長が鷹木とYAMATOに向かって「シングルマッチで2連敗しておいて試合断るとは何事だ！　ドラゴンゲートの本部長ととして、来月の後楽園でアラケン＆k-ness.vs.鷹木信悟＆YAMATO決定します！」と、その場でカードを決定した。

※完全詳細はバトル・ニュース携帯サイトをご覧ください。

▼第1試合　オープン・ザ・お笑いゲート選手権試合 時間無制限3本勝負
＜1本目＞
［王　者］●菊タロー（アキバプロレス）
30秒　ボディプレスで押しつぶす→体固め
［挑戦者］○サイバー・コング

＜2本目＞
［王　者］●菊タロー（アキバプロレス）
3分34秒　回転エビ固めをつぶす→エビ固め
［挑戦者］○サイバー・コング

＜お笑い判定＞
［王　者］○菊タロー（アキバプロレス）
観客判定
［挑戦者］●サイバー・コング
※観客判定により第18代王者・菊タローが初防衛に成功

▼第2試合　タッグマッチ 20分1本勝負
○Kzy／問題龍
9分52秒　K.Z.time→体固め
●"ハリウッド"ストーカー市川／サイバー・コング

▼第3試合　シングルマッチ 20分1本勝負
●しゃちほこBOY
7分43秒　インプラント→エビ固め
○Mr.キューキュー・豊中ドルフィン

▼第4試合　タッグマッチ 20分1本勝負
Gamma／○HUB（フリー）
7分30秒　亜留魔下首領→エビ固め
ジミー・ススム／●ジミー・カゲトラ

▼第5試合　初夢スペシャルシングルマッチ2番勝負（1）30分1本勝負
●YAMATO
11分7秒　光の輪
○K-ness.

▼第6試合　初夢スペシャルシングルマッチ2番勝負（2）30分1本勝負
●鷹木信悟
14分3秒　阪神タイガースープレックスホールド
○新井健一郎

▼第7試合　2013 新春大バトル 6人タッグ4WAYマッチ 時間無制限勝ち残り戦
○［MAD BLANKEY］B×Bハルク／戸澤陽／谷崎なおき
勝ち残り
●［帰ってきたベテラン軍］CIMA／望月成晃／ドラゴン・キッド
●［WORLD-1 INTERNATIONAL］土井成樹／吉野正人／リコシェ
●［ジミーズ］堀口元気H.A.Gee.Mee!!／斎藤"ジミー"了／ジミー・神田

＜1チーム目＞
［WORLD-1 INTERNATIONAL］○リコシェ
25分43秒　高角度シューティングスタープレス→片エビ固め
［帰ってきたベテラン軍］●望月成晃

＜2チーム目＞
［ジミーズ］○斎藤"ジミー"了
27分45秒　メッセンジャー
［WORLD-1 INTERNATIONAL］●土井成樹

＜3チーム目＞
［MAD BLANKEY］○B×Bハルク
31分38秒　ファーストフラッシュ→片エビ固め
［ジミーズ］●堀口元気H.A.Gee.Mee!!
※MAD BLANKEYの勝利