藤田vs.小川が不透明決着に終わり、大ブーイングを飛ばす観客に猪木がまさかのブチ切れ!ミルコは鈴川を腕十字葬!

121231_IGF-1.jpgIGFプロレスリング
INOKI BOM-BA-YE2012
日時:12月31日(月)開始:16:00
会場:両国国技館
観衆:8778人(超満員)

 31日、両国国技館で行われたIGFプロレスリング『INOKI BOM-BA-YE2012』。メインイベントでは現IGFチャンピオンの藤田和之が、IGFの黎明期にエースとして活躍した小川直也とノンタイトル戦で対戦。プロレスのキャリアでは同期の上、猪木イズムを継承する者同士と共通点の多い2人だが、対戦するのはこれが初めて。

 煽りVの中でも藤田は1999年1月4日に新日本プロレス東京ドーム大会で起こった、あの小川直也vs.橋本真也の試合に触れ、「アレで来るならあの通りに来い。いろんなルールでやってきたから、アレでやってやる」と語っていた。
 お互いにオープンフィンガーグローブを着用し、激しく睨み合ってから試合開始のゴングが鳴ると、緊張感のある間合いから小川が牽制の蹴り。藤田がタックルを仕掛けて小川をコーナーに押し込むと、レフェリーが3人がかりで両者を分ける。すかさず小川が蹴っていき、藤田を場外に追いやる。
 そして「上がってこい、オラ!」と、お馴染みの手を叩いての挑発。藤田はまたも胴タックルでコーナーに押し込むが、また何人ものレフェリーで両者を分けると、藤田が激怒。今度は小川から組み付いていって払い腰で投げると、マウントを取った小川は胴絞めスリーパーへ。
 藤田は苦しそうな表情を浮かべながらも辛くもロープにエスケープ。小川は再び藤田を場外に蹴り出すと、オープンフィンガーグローブを外して素手になる。すると藤田もエプロンでグローブを外してテーピングが巻かれただけの素手になり、両者ベアナックルでの殴り合いに。
 藤田がやや優勢になったところで肩口まで小川を担ぎ上げた藤田は、マットに叩き付けていき、上から拳を振り下ろすが、間一髪かわした小川。だが、藤田は立ち上がってまだ倒れている小川を蹴っていくと、さらに殴りまくる。と、ここでレフェリーが試合をストップ!

121231_IGF-2.jpg 不透明決着に場内からは大ブーイングが起こる。憮然としてリングを降りた藤田をサイモン・ケリー猪木氏がなだめていると、アントニオ猪木会長がリングイン。
 すると藤田は小川の側に寄っていった猪木のほうに詰め寄っていくと、澤田や鈴木が止める中、「オイ、会長! 何だよ、コレ! また仕掛けたな? やるならテメーら2人でやってろ。俺はやめた」と吐き捨ててリングから降りていった。その光景は1999年のあのドームで当時新日本の現場監督だった長州力が「これがお前のやり方か?」と小川に詰め寄っていったシーンを彷彿させた。
 すると小川も「俺は納得いってねぇからな! 何だこれは! いつからあんな弱腰になったんだ。ふざけるんじゃねぇ!」と猪木に向かって吐き捨てて引き上げてしまう。残った猪木は「遅過ぎたんだ! 10年前だったら天下盗れんだよ!」と小川を一喝。そこから「今からでも遅くねぇよ。今から世界から強豪が来るんだよ。選手をケガさせるのが目的じゃない。というわけで......」と締めようとするが、観客からはブーイングと「もう1回」コールが起こる。
 すると猪木は「客もそれくらい怒ればいいんだ! そのくらいの怒りがあるなら俺が全部背負ってやるわ! 今年もあと何時間もありません。ふざけるな、この野郎! かかってこい!」と観客に対してブチ切れると、半ば強引に「1、2、3、ダー」で大会を締めくくってしまった。

121232_IGF-3.jpg 今大会ではIGF MMAルールによる総合格闘技の試合も行われ、IGF日本人エースの1人、鈴川真一がマゲを結い、マワシを締めて、元PRIDE無差別級GP優勝者のミルコ・クロコップに挑んだ。
 いきなりダッシュして飛びヒザ蹴りを放った鈴川だが、この際、鈴川の指がミルコの目に入ったため一旦中断。再開されると、怒りの表情のミルコはパンチの連打で一気に前に出る。慌てて逃げる鈴川だが、組み付いていったミルコは、ミルコの打撃を嫌がってカメになろうとした鈴川を上から抑え付けてから、マウントを取ってパウンド。ガードしながら耐えるしかない鈴川に対し、ミルコは冷静に腕を取って鮮やかな腕十字を極めてみせた。
 タップしたにもかかわらずなおもミルコに殴りかからんばかりの勢いだった鈴川だが、セコンド陣に止められ宇と悔しそうに天を仰いだ。
 また、約1年ぶりの実践復帰となった石井慧は、元UFCヘビー級王者のティム・シルビアと対戦。34.3キロの体重差があり、なかなかグラウンドに持ち込むことが出来なかったが、ルールで許されているヒジ攻撃でシルビアの顔面から出血させたこともあり、3-0の判定で石井が勝利した。

※完全詳細はバトル・ニュース携帯サイトをご覧ください。

▼第1試合 定アキラ 闘魂十番勝負・第7弾 10分1本勝負
○定アキラ
6分47秒 逆片エビ固め
●那須晃太郎

▼第2試合 シングルマッチ 20分1本勝負
○マスクド・ゲノムJr.
4分47秒 卍固め
●紅白仮面

▼第3試合 IGFキックボクシング ルールマッチ 3分3R
●角谷正義
1R1分43秒 TKO
○プリンス・アリ

▼第4試合 タッグマッチ 30分1本勝負
○ケンドー・カシン/将軍岡本
4分28秒 飛び付き前方回転エビ固め
●ボブ・サップ/エリック・ハマー

▼第5試合 IGF MMAルールマッチ 5分3R
●川口雄介
1R2分00秒 肩固め
○ホーレス・グレイシー

▼第6試合 IGF MMAルールマッチ 5分3R
○ミノワマン
1R3分18秒 ヒールホールド
●ボア・ブラトブズ

▼第7試合 IGF MMAルールマッチ 5分3R
○石井慧
3R終了 判定勝ち(3-0)
●ティム・シルビア

▼第8試合 IGF MMAルールマッチ 5分3R
●鈴川真一
1R1分18秒 腕ひしぎ十字固め
○ミルコ・クロコップ

▼第9試合 IGFスペシャルタッグマッチ 45分1本勝負
澤田敦士/○鈴木秀樹
15分20秒 ダブルアーム・スープレックス→片エビ固め
レイ・セフォー/●天田ヒロミ

▼第10試合 シングルマッチ 時間無制限1本勝負
○藤田和之
8分27秒 TKO
●小川直也

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