引退を発表し「一生に一度」と決めて赤いベルトに挑んだ愛川を奈苗が退ける!オリジナル川葛がタッグ王座初防衛!

121224_Stardom-1.jpgスターダム
STARDOM YEAREND CLIMAX2012
日時:12月24日(月・祝)開始:18:30
会場:後楽園ホール
観衆:1030人(満員)

 24日、後楽園ホールで行われたスターダム『STARDOM YEAREND CLIMAX2012』。今年初めて開催されたスターダムのシングル最強決定リーグ戦『5★STAR GP』で優勝した愛川ゆず季は、高橋奈苗の持つワールド・オブ・スターダム王座への挑戦を表明。
 プロレスデビュー戦で対戦した際、顔面を破壊された愛川だったが、5★STAR GP公式戦で対戦したときは完全ピンフォール勝ち。愛川が2年連続で女子プロレス大賞を受賞したこともあり、後輩の驚異的な追い上げに奈苗も背水の陣。しかも愛川は来年4・29両国大会での引退を発表し、最初で最後の赤いベルト挑戦だという。

 決意の表れか、髪を短く切り、ド派手は新コスチュームで登場した奈苗。一方、これが引退発表をしてから最初の試合となる愛川だが、表情こそ厳しいがそれ以外は至って普段通り。愛川はやはり蹴りを軸に挑戦者らしく積極果敢に攻めていく。奈苗は串刺しラリアット2連発から足を取るとアンクルホールドへ。さらにグラウンドのアキレス腱固めに移行したが、愛川は何とかロープに辿り着く。奈苗はそこから愛川の右ヒザを集中攻撃。
 愛川もコーナー際でぶら下がり式三角絞めを初披露。そこからエプロンに移動して奈苗を場外に蹴り落とすと、エプロンダッシュのランニングローを狙うが、ブロックした奈苗は足元へのラリアット。これで愛川も場外に落ちると、奈苗はトペを発射。
 リングに戻った奈苗は一気に仕留めに入るが、冷蔵庫爆弾を剣山で迎撃した愛川はゆずポン・アームロックをガッチリと極めていくが、奈苗は何とかロープに脱出。愛川は蹴りに加えて張り手も連発していくが、奈苗が張り手合戦に応じると、みるみる愛川の顔面が腫れ上がる。
 奈苗はラリアットから今度こそ冷蔵庫爆弾を投下するが、カウント2で返した愛川は容赦なく奈苗の顔面を蹴っていく。奈苗も投げ捨てジャーマンを返すが、気合いですぎに立ち上がった愛川はYKイエロー(ハイキック)を連打すると、秘密兵器バックブローからYKブルー(回し蹴り)2連発からのYKレッド(カカト落とし)でダウンした奈苗の頭部になおもYKレッドをひたすら落としまくる!
 天を指差した愛川は必殺のタイガースープレックスで投げていったが、奈苗はカウント2で返す。20分を経過し、愛川の蹴りをキャッチした奈苗はナナラッカで叩き付けるが、これもカウントは2。愛川のバックブローに対し、グーパンチをストレートで叩き込んだ奈苗は奥の手ワンセコンドEXで叩き付けて3カウントを奪った。

121224_Stardom-2.jpg これまでのシングルの対戦成績は1勝1敗。「一生に一度」という愛川の赤いベルト挑戦という形で3度目の一騎打ちを行い、奈苗の勝利という結果が出たが、奈苗は「愛川ゆず季、まだ引退まであるな。お客さんもまだ高橋奈苗vs.愛川ゆず季、見たくないですか? まだまだですよ、シングル3回やって、私が2勝しただけだ。このぐらいじゃ気が済まない。なぁ? いつでもどこでもアンタとはやってやるよ!」と"NEXT"があることを示唆。
 すると、12・9新木場大会で行われた"スターダム・インクレイブル6人タッグ"で勝利したことでタイトル挑戦を表明した紫雷イオと、勝ったほうが希望するタイトルに挑戦できる権利を獲得できる"次期タイトルマッチ挑戦者決定戦"を行い、最後は必殺のビッグブーツを叩き込んで勝利した木村響子がエプロンに上がってきて「高橋奈苗の赤いベルト、獲りに行くよ。そんで(2013年1月14日の後楽園大会で)スターダム2周年らしいけど、アタシがベルト獲って盛大にお祝いしてやるよ」と、奈苗の赤いベルトへの挑戦を表明。
 さらに、この日翔月なつみとのタッグ宝翔天女(仮)でタッグリーグ公式戦で引き分けた鹿島沙希&安川惡斗の青森島根レベルアップストーリー奮闘記伝説に勝利した宝城カイリがリングに上がり、愛川に向かって「愛川ゆず季選手、私は来月でデビュー1周年になります。ゆず季さんにデビュー戦(の相手)をやっていただいたんですけど、次回の後楽園で私とシングル、もう1回シングルをやっていただけないでしょうか? それで図々しいとは思うんですけど、白いベルトを賭けてやっていただきたいです!」と約1年ぶりのシングルマッチを申し込む。
 それを聞いた愛川は、余裕の笑みを浮かべながら「私もまだまだほーちゃんには負けるわけにはいかないので、喜んでお願いします」と受諾。どうやら2013年1・14後楽園では赤と白の二大タイトルマッチが行われることになりそうだ。
 さらに、ユニット対抗戦をより本格化させるべく、6人タッグ王座が新設されることが発表され、1・14後楽園大会で初代王者チームを決める1DAYトーナメントが行われるという。ナナエ軍団は奈苗の赤いベルト防衛戦が決まったため、脇澤美穂の須佐えりの2人しかいない状況に。
 すると、そこにこの日ヘイリー・ヘイトレッドを相手に玉砕したものの、四期生のトップとしてデビュー戦を行った横尾由衣がリングに入ってきて「前々からユニットに入るなら熱い、熱い、情熱のパッションであるナナエ軍団に入りたいと思ってました!」とナナエ軍団入りを直訴。奈苗は大喜びでこれを受諾し、脇澤&須佐&横尾の3人で6人タッグトーナメント出場を宣言。イオ、岩谷麻優、翔月のPLANETも出場宣言。

121224_Stardom-3.jpg 川崎葛飾最強伝説は世IV虎が「川葛はうちら2人なの! 3人もいらないの! 4人もいらないの!」と、青島の2人を拒絶。惡斗から「じゃあ3人ベルトいらないんですか?」と聞かれた世IV虎が「いらない」と即答すると、惡斗は「親分さえいればこのじゃじゃ馬(=鹿島)も何とかなるんで、この3人で6人タッグ獲りにいきましょう!」と夏樹&鹿島&惡斗のチームでトーナメント参加を勝手に決めた。
 その夏樹☆たいようと世IV虎の"オリジナル川葛"は『第2回GODDESSES OF STARDOMタッグリーグ戦』で優勝して獲得したタッグ王座の初防衛戦を行った。挑戦者は2012年の新人王決定トーナメントで優勝した夕陽と、夕陽とはZERO1道場で共に練習してきた松本浩代。
 夏樹のハイスピードテクニックに対し、夕陽も必死に食らい付き、トリッキーな動きを織り交ぜながら対抗。松本も世IV虎のパワーに対抗してパワー全開で向かって行きながら、夕陽を好フォロー。松本のラリアットを相打ちに持ち込んだ世IV虎は左右のショートレンジラリアットを連打。松本もカウンターエルボーを返すと、夕陽が夏樹を抑え付けている間に、リバーススプラッシュ式ダブルニーを投下。
 タッチを受けた夕陽はロープに飛び乗ってのジャンピングキックからライオンサルト。なおも世IV虎を蹴り飛ばしていった夕陽だが、世IV虎もエルボーで応戦。夕陽はボディブローからソバット、そしてハニーフラッシュを狙ったが、世IV虎はその瞬間、胴絞めスリーパーで捕獲。ロープに逃れた夕陽に雷電ドロップを投下した世IV虎は夏樹にタッチ。フロッグスプラッシュを投下した夏樹は、さらにコーナー最上段からミサイルキック。
 夕陽もハニーフラッシュを返すと、450°スプラッシュを狙ってコーナーに登っていくが、追いかけた夏樹は雪崩式アームドラッグで投げる。そこに世IV虎がダイビング・セントーンを落とすと、続けて夏樹がコーナー最上段からダイビング・フットスタンプ。川葛は合体式世IVドンを決めると、夏樹がたいようちゃん☆ボムを狙うが、松本が組み付いてバックドロップで夏樹を投げる。さらに夕陽がジャーマンで投げるがカウントは2。夕陽はミドルキックを打って行くが、キャッチした夏樹はレッグクラッチ式バックドロップ。
 世IV虎と松本が激しくやり合いダブルダウン状態になると、夕陽は夏樹に野良犬ハイキック。だが、辛くもカウント2で世IV虎がカット。夕陽は今度こそ450°スプラッシュを狙ってコーナーに登っていくが、世IV虎が張り手で飛び込む。そこに夏樹が走ってきて、世IV虎は上にトス。コーナーに飛び乗った夏樹はたいようちゃん☆スパニッシュフライを決めて3カウント! 夕陽の善戦が光ったが、最後は川葛が見事な連係で初防衛に成功した。

※完全詳細はバトル・ニュース携帯サイトをご覧ください。

▼第1試合 横尾由衣デビュー戦 15分1本勝負
●横尾由衣
8分30秒 ビッグブーツ→片エビ固め
○ヘイリー・ヘイトレッド(フリー)

▼第2試合 タッグマッチ 20分1本勝負
○脇澤美穂/須佐えり
9分00秒 バックスライド・フロム・ベノム
●岩谷麻優/ケリー・スケーター

▼第3試合 タッグマッチ 20分1本勝負
○宝城カイリ/翔月なつみ
10分11秒 4173
●鹿島沙希/安川惡斗

▼第4試合 次期タイトルマッチ挑戦者決定戦 30分1本勝負
●紫雷イオ
13分4秒 ビッグブーツ→エビ固め
○木村響子(フリー)
※木村がタイトル挑戦権を獲得

▼第5試合 ゴッデス・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負
[王者組]○夏樹☆たいよう/世IV虎
17分23秒 たいようちゃん☆スパニッシュフライ→片エビ固め
[挑戦者組]松本浩代(エスオベーション)/●夕陽(ZERO1野良犬道場)
※第2代王者組・夏樹&世IV虎が初防衛に成功

▼第6試合 ワールド・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負
[王者]○高橋奈苗
17分23秒 ワンセコンドEX→片エビ固め
[挑戦者]●愛川ゆず季
※初代王者・高橋奈苗が6度目の防衛に成功

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