棚橋vs.オカダ、1・4まで待ったなし!中邑戦でいつもと違う引き出しを開けたKUSHIDA!鈴木にしてやられたライガー

121223_NJPW-1_edited.jpg新日本プロレス
NJPW 40th anniversary Tour
Road to TOKYO DOME
日時:12月23日(日)開始:18:30
会場:後楽園ホール
観衆:2040人(超満員札止め)

 23日、後楽園ホールで行われた新日本プロレス『NJPW 40th anniversary Tour Road to TOKYO DOME』。旗揚げ40周年イヤー&ブシロードによる新体制元年となった2012年最終興行は、来年の1・4東京ドーム大会につながるカードがズラリと並んだ。

 1・4東京ドーム大会のメインでIWGPヘビー級王座を賭けて激突する棚橋弘至とオカダ・カズチカは、それぞれ棚橋はオカダにとって名参謀の外道と、オカダは今年のBOSJ覇者田口隆祐とシングルで対戦。セミで田口を必殺のレインメーカーで破ったオカダは、普段とは逆にメインに登場する外道のセコンドにつく。
 棚橋がいつものように観客の声援を煽ると、何と超満員の観客は大「外道」コール。試合巧者で知られる外道だが、シングルでその真価が発揮される機会は決して多くない。それだけに現IWGPヘビー級王者の棚橋弘至が相手なら、久しぶりに外道の真価が発揮されるのではないか? そんな期待感からの外道コールだったような気がする。
 棚橋も外道コールを聞き、仕方がないという表情。挙げ句の果てに外道がサミングや急所攻撃などを繰り出していっても、棚橋へのブーイングのほうが圧倒的に大きい。これに開き直ったのか、棚橋は珍しく鉄柱を使った攻撃や鉄柵攻撃も繰り出した。すると外道は完璧なスーパーフライを投下してから棚橋のお株を奪うようなドラゴンスクリュー。さらにレインメーカーポーズから意表を突いてスクールボーイで丸め込むがカウントは2!
 棚橋はバックに回ってロープに押し込むと回転足折りが耐えを狙うが、外道は外道クラッチで切り返す。これをカウント2で返した棚橋はカウンターのスリングブレイド。そしてレインメ......ではなく、あくまでもオカダのそれとはちょっと違う"ナルシストポーズ"を決めた棚橋はハイフライフローを投下して3カウント。
 試合後、棚橋の前に立ちはだかったオカダが「棚橋さん、この俺を止めれると思ってますか? この時代の流れを止められると思ってますか? 止められるものなら止めてみろ! 2013年1月4日、東京ドームで時代が......いや歴史が間違いなく変わります!」と言い放つと、マイクを奪い取った棚橋は「オカダ、時代を変えるのカネじゃねぇんだ。いいか、時代を変えるのはな......愛だ!」と言ってナルシストポーズ。するとオカダもレインメーカーポーズで対抗。最後は粉雪が舞い散る中、棚橋のエアギターで2012年の新日本を締めくくった。

121223_NJPW-2_edited.jpg 1・4ドーム大会では桜庭和志と対戦する中邑真輔は、かつて桜庭が所属していた頃の高田道場に通っていたKUSHIDAと対戦。開始早々、アリキックで飛び込んでいったKUSHIDA。明らかにいつもとは動きが違う。中邑も敏感に察知してKUSHIDAのタックルに対して"総合格闘技"的な動きで対応。
 その後、中邑がバイブレーションしながら踏みつけるいつも通りの攻撃を見せれば、KUSHIDAもスワンダイブ式ミサイルキックで中邑を場外に追いやってからトペ・コンヒーロとジュニアヘビー級らしい動きで応戦。だが、中邑のライダーキックからのボマイェをかわしたKUSHIDAは三角絞めで中邑を捕獲してから腕十字を狙う。
 中邑もうまく防御するとガブってからのニースタンプ。さらにフロントネックロックに捕らえるが、うまく丸め込んで脱出したKUSHIDAはニースタンプをお返ししてから9469。これを逃れて腕十字を狙った中邑だが、KUSHIDAもしっかりと防御。しかしKUSHIDAのハンドスプリングエルボーを中邑はバッククラッカーで迎撃すると、リバースパワースラムで投げてからのボマイェを叩き込んで勝利。
 高田道場仕込みと思われる"引き出し"を開けて中邑に挑んでいったことで、予想以上にスリリングな試合を見せてくれたKUSHIDAに、観客からは惜しみない拍手が贈られた。

121223_NJPW-3_edited.jpg 鈴木みのるはこだわりの相手である獣神サンダー・ライガーと久しぶりの一騎打ち。2002年11月にパンクラスで行われたライガー戦(総合ルール)は、鈴木にとって再びプロレスに挑戦するキッカケとなった一戦。あの日以来、柔術を習っているというライガーは、10年越しのリベンジのために上半身裸&角のないマスク、いわゆる"戦闘用バトルライガー"で登場!
 グラウンドの攻防からアキレス腱固めを極めた鈴木。ライガーはロープに逃れるが、鈴木はなかなか離さない。ようやく離すと舌を出してニヤリと笑った鈴木は再びアキレス腱固めを狙うが、ライガーは腕十字で切り返す。鈴木はロープに逃れるが、今度はライガーがなかなか離さない。スライディングキックで鈴木を場外に出したライガーは、改めてロープに飛んでスライディングキック。
 だが、かわした鈴木はエプロンからぶら下がり式アキレス腱固めを極める。その後、鈴木はライガーの左足を徹底的に痛めつけていく。ライガーも浴びせ蹴りを放っていくが、かわした鈴木は胴絞めスリーパーに捕らえる。回転してロープに逃れようとするライガーにキャメルクラッチ式でスリーパーを決めた鈴木。
 何とかロープに逃れたライガーはチョップから浴びせ蹴りを叩き込むと、串刺し式掌底から垂直落下式ブレーンバスター。だが、ライガーボムを逃れた鈴木はゴッチ式パイルドライバーの体勢で持ち上げると、回転して四方にアピールする余裕を見せてから叩き付けて3カウント。ヘビー級とジュニアヘビー級という以上に差を感じさせる試合であったが、試合後、ライガーを介抱する若手を蹴散らした鈴木は、観客にライガーに向かって拍手するように促す。
 さらにライガーを引き起こした鈴木は、鈴木軍のTシャツを手渡して着るように言う。まさかの鈴木軍の勧誘に戸惑うライガーだが、ライガーがTシャルを広げて熟考していると、そこに鈴木が蹴りを見舞い、Tシャツを奪い取って「バーカ!」と吐き捨てる。
 まんまと騙されたライガーは引き上げていく鈴木に向かって「オイ、鈴木! お前に付きまとって、必ずお前の首、かっ斬ってやるからな! いつまでもこの新日本のリングでデカイ面出来ると思うなよ!」と言い放った。

※完全詳細はバトル・ニュース携帯サイトをご覧ください。

▼第1試合 タッグマッチ 20分1本勝負
○BUSHI/タイガーマスク
6分53秒 ファイヤーバードスプラッシュ→片エビ固め
渡辺高章/●高橋広夢

▼第2試合 10人タッグマッチ 20分1本勝負
キャプテン・ニュージャパン/井上亘/○中西学/小島聡/天山広吉
10分57秒 反則
邪道/YOSHI-HASHI/高橋裕二郎/飯塚高史/●矢野通

▼第3試合 Road to TOKYO DOME 1 30分1本勝負
○後藤洋央紀
6分37秒 昇天・改→片エビ固め
●TAKAみちのく(K-DOJO)

▼第4試合 Road to TOKYO DOME 2 30分1本勝負
●KUSHIDA
9分2秒 ボマイェ→片エビ固め
○中邑真輔

▼第5試合 Road to TOKYO DOME 3 30分1本勝負
○真壁刀義
12分15秒 キングコングニードロップ→体固め
●石井智宏

▼第6試合 Road to TOKYO DOME 4 30分1本勝負
●獣神サンダー・ライガー
10分16秒 ゴッチ式パイルドライバー→体固め
○鈴木みのる(パンクラスMISSION)

▼第7試合 Road to TOKYO DOME 5 30分1本勝負
○永田裕志
6分19秒 バックドロップホールド
●タイチ

▼第8試合 Road to TOKYO DOME 6 30分1本勝負
●田口隆祐
9分51秒 レインメーカー→片エビ固め
○オカダ・カズチカ

▼第9試合 Road to TOKYO DOME 7 30分1本勝負
○棚橋弘至
14分55秒 ハイフライフロー→片エビ固め
●外道

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