"憧れの人"奈苗との一騎打ちに敗れたモーリー「ずっとその背中追い続けてやる!」さくらは引き分けでEVE王座防衛!
我闘雲舞
もう一回、板橋大会
日時:12月20日(木)開始:19:00
会場:板橋グリーンホール
観衆:240人(満員)
20日、板橋グリーンホールで行われた我闘曇舞『もう一回、板橋大会』。前回11・4板橋大会でJWPの中森華子を下したスターダムの高橋奈苗。試合後、華子と同じJWPのモーリーが登場し、「高橋奈苗、自分とシングルしてください! 自分はあなたに憧れて女子プロレスラーになりました。ずっと交わることがないと思っていましたが、自分たちのホームリングじゃないリングで、しかも板橋で、仲間の中森とシングルして負けたことが悔しい! でもそれ以上に自分はあなたとシングルが出来なかったことがもっともっと悔しい! でも、もう待ちません! いつか自分とシングルしてください!」と一騎打ちを要求した。
さくらえみはこの奈苗vs.モーリーの一戦を我闘雲舞としてはまだ2回目となる板橋大会のメインに指名。さくらもモーリーのセコンドについて声援を送っていると、奈苗はさくらに蹴り。大HMKコールの中モーリーはスリーパーで絞め上げる。これを抜けた奈苗はロープに振ってドロップキック。さらにその場飛びボディプレスでフォールも2。
奈苗は膝を叩き込んだ後ロープに振ってショルダータックル。だがモーリーもショルダーで互角にぶつかり合う。モーリーのラリアットを避けた奈苗がショルダータックルで倒すが、モーリーはすぐに立ち上がりエルボー。奈苗のエルボーとモーリーのチョップの応酬。これはモーリーがチョップで倒す。
エルボー合戦では奈苗が打ち勝ち、そこからアンクルホールドへ。ロープに逃げられると、奈苗はボディプレスから冷蔵庫爆弾を狙うが、コーナーに追いかけていったモーリーは雪崩式ブレーンバスター。逆にコーナーに登ったモーリーだが、追いかけていって奈苗はヘッドバットから雪崩式ブレーンバスターをお返し。
モーリーはセントーンやバックドロップで食い下がると、コーナーに登った奈苗に朦朧としながらも近づいていき、顔面を張ってから一本背負い。さらにラリアットを叩き込むがカウントは2。丸め込みでもカウント3が奪えないモーリーに対し、奈苗はシャイニング膝アッパーから張り手を連打すると延髄斬り。
モーリーはなおもエルボーで向かっていくが、受け止めた奈苗はロープ際でエルボーとショートレンジラリアットを連打すると、ロープに飛んでこだわりのラリアット。これもカウント2で返したモーリーだが、奈苗はダメ押しの冷蔵庫爆弾を投下して3カウント。
憧れの人との一騎打ちを闘い抜いたモーリーは「私の思い出作りの試合に来てくれたなんて思ってない。だからありがとうなんて言わない。ずっと全女の頃から見ていて、あなたは輝いていて、でも私はリングに上ったからにはレスラーだから、あんたが輝いてるならずっとその背中追い続けてやるよ!」と思いの丈をブチまける。
それを聞いた奈苗は「何も言うことはないよ。ずっと全女の時から応援してくれてたのも知っていて、そんな子とこうやってリングで闘えて嬉しいよ。今後リングで闘うのか、お互いの(リングで)やっていくことで闘うのか分からないけど、これからレスラーとしての競争始まったな」と言ってモーリーに握手を求めるが、モーリーはその手を叩いてリングを降りた。
奈苗に呼び出されたさくらは「私は悔しい! 今日、私の試合を見てファンになった人はレスラーになってください! 私も10年後に私の試合を見てレスラーになってくれて『ありがとう』とか言いたい!」と号泣しながらさくら節を炸裂させる。そのあと、いつものかけ声で締めたさくらだが、1人リングに残ったモーリーが「なんでさくらえみが締めてんだよ! 自分たちの進む道は?」とメインを張った者として、「リャオサーイ?」「メシャーイ!」「リャオクァー?」「メシャーイ!」「トンパーイ?」「シャーイ!」「レッツゴー!」「ガトームーブ!」と改めて締めてみせた。
さくらえみが遠征先のプロレスリングEVEで奪取したEVE王座に、数々の団体で活躍している松本浩代が挑戦。チョップ合戦からさくらが松本をコーナーに追い込むと、すかさずさくらえみ70kg。だがこれをキャッチした松本はさくらをコーナーに横たわらせ、串刺しボディプレスを見舞うとグラウンド卍へ。
続いてアルゼンチンを狙った松本だが、さくらが堪えるとニーリフトを連打。エプロンに移動してまたもチョップ合戦になると、松本はその場でアルゼンチン・バックブリーカー。リングに向かって着地したさくらはモンゴリアンチョップから走りこむも、これをキャッチしアルゼンチンで担ぎあげた松本はさくらを場外に投げ捨てる。
リングに戻った松本がコーナーに登ろうとすると、引きずり降ろしたさくらがさくらえみ70kg。だが、ラリアットをキャッチした松本は東海道落とし。「終わりだー」とバックドロップを狙った松本を丸め込もうとしたさくらだったが、これを力技であげた松本。さくらは体勢を変えて松本の顔面をマットに叩きつけると、コルバタで投げてから変形腕固めに捕らえる。
独特の腕関節で松本を追い込んでいったさくらは熟女式グラビア固め。そしてアイスドライバーを狙ったが、踏ん張った松本はエルボー。だが、さくらは執念でアイスドライバーを決めると、散々痛めつけた腕を腕十字に捕らえる。ロープに逃れる松本だが、さくらはなかなか離さない。どうにか逃れた松本はコーナーに登っていくが、追いかけていったさくらは雪崩式フランケン。松本も切り返してエビ固めで抑え込むと、リバーススプラッシュ式ダブルニー。
さらにバックドロップで投げていくが、さくらも必殺のラ・マヒストラルで丸め込みがカウントは2。再度さくらがラ・マヒストラルを狙うが、松本がエルボーで迎撃したところで時間切れ引き分けのゴング! さくらは「見ての通り完勝を収めました。胸を張ってまたイギリスに行ってきます。ありがとうございました」と挨拶するも、そこへUMA軍団が登場。ハル・ミヤコはさくらに「我々UMA軍団の挑戦を受けていただくわ」と対戦表明。
だが、さくらは「NO、オンリーウーマンズベルト」と拒否。そこに米山香織が登場し、「ちょっと! ゴム人間の対戦相手と言ったら、我闘雲舞のゴム人間・米山香織しかいないでしょう!」とアピール。ゴム人間を急所蹴りで撃退した米山に対し、ミヤコは「伸びては縮むゴムデスマッチで決着つけてあげるわ! 覚悟しなさい!」と吐き捨てて退場。次回の板橋大会でゴム人間対決を決めた米山は景気づけに『ゴム人間の歌』を歌いあげた。
※完全詳細はバトル・ニュース携帯サイトをご覧ください。
▼第1試合 シングルマッチ 10分1本勝負
○中森華子(JWP)
6分7秒 フィッシャーマンスープレックスホールド
●Sareee(ディアナ)
▼第2試合 シングルマッチ 10分1本勝負
△マサ高梨(DDT)
時間切れ引き分け
△田村和宏(HEAT UP)
▼第3試合 4ヶ国対抗4WAYマッチ 15分1本勝負
[日本代表]○山田太郎(666)
7分52秒 リングアウト
[メキシコ代表]●CHANGO(フリー)
[アルゼンチン代表]●星誕期(DDT)
[中国代表]●趙雲子龍(新北京プロレス)
▼第4試合 EVE選手権 20分1本勝負
[王 者]○さくらえみ
時間切れ引き分け
[挑戦者]●松本浩代(エスオベーション)
※王者が初防衛に成功
▼第5試合 タッグマッチ 15分1本勝負
●里歩/ケイ・リー・レイ(EVE)
11分1秒 後方回転エビ固め
○米山香織(JWP)/ヘイリー・ヘイトレッド(フリー)
▼第6試合 シングルマッチ 20分1本勝負
○高橋奈苗(スターダム)
16分5秒 冷蔵庫爆弾→片エビ固め
●モーリー(JWP)
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