CIMAが土井吉&リコシェと久しぶりに合体しジミーズ撃破!12・20ファン大感謝祭のメインカードを"アレ"で決める!

121206_DragonGate-1_edited.jpgDRAGON GATE
FANTASTIC GATE
日時:12月6日(木)開始:18:30
会場:後楽園ホール
観衆:1750人(満員)

 6日、後楽園ホールで行われたDRAGON GATE『FANTASTIC GATE』。11・8後楽園大会で帰ってきたベテラン軍にイリミネーションマッチで勝利したジミーズ。すると斎了が「俺らがやり方を変えれば土井吉なんて簡単に潰せるんだよ!」と口走ったため、この闘いに土井吉も参戦! CIMAと土井吉が共闘し、そこに久しぶりの来日となるリコシェを加えた4人で、ジミーズの堀口元気H・A・Gee・Mee!!&斎藤"ジミー"了&ジミー・ススム&Mr.キューキュー・豊中ドルフィンと対戦することになった。

 CIMAはしっかりWORLD-1 INTERNATIONALのロゴが入ったピンクとシルバーの"WORLD-1 INTERNATIONAL仕様"のコスチュームを新調して登場。久しぶりにCIMAと組んだリコシェもキレのある動きを見せる。CIMAは堀口の後ろ髪を引っ張ってのロメロスペシャルから、後ろ髪を噛んでの変型カベルナリア。これで堀口のエクステが束で抜けてしまい、堀口は意気消沈。
 するとCIMA&土井吉&リコシェはスーパードロル。CIMAと土井吉がスーパードロルを決める姿はブラッド・ジェネレーション時代を彷彿させる。さらにロープに堀口を張り付け、両足を持ち上げた状態で動けなくすると、次々にヒップトスを落としていく連係攻撃も。ジミーズの息の合った攻撃で押し返してみせるが、斎了が土井にサイクリングヤッホーを3度目のトライで決めた瞬間、ツカツカと近寄っていった吉野が"ツッコミ"でカット。
 CIMA&W-1連合軍はトレイン攻撃から吉野がトルベジーノ。さらに土井がバカタレスライディングキックを叩き込むと、リコシェは串刺しドロップキック。さらに土井の大暴走とリコシェのシューティングスタープレスの共演から、土井吉の同時トペからのリコシェのトルニージョ発射。
 リング上では堀口のバックスライド・フロム・ヘブンをCIMAがシュバインで切り返すがカウントは2。ならばとCIMAがメテオラを発射して3カウント。目まぐるしい一戦だったが、最後は久しぶりに土井吉、リコシェと合体したCIMAがそのままの勢いでジミーズを撃破した。

121206_DragonGate-2_edited.jpg メインの決着がついた瞬間、12・23福岡大会でCIMAの持つドリームゲート王座への挑戦が決まっているB×Bハルクが乱入してCIMAに襲いかかると、3WAYマッチで同王座に挑戦する鷹木信悟も入ってきてハルクを攻撃。王者CIMAも鷹木にドロップキックを見舞って早くも三つ巴の争いが始まったのだが、そこに土井が「そんなピリピリするなよ。まだ2週間あるんだから」と割って入る。
 「福岡でやるのは分かりましたけど、ここは東京ですよ。ここは後楽園ホールですよ。年内、まだ1回後楽園大会あるよね。毎年恒例のファン大感謝祭ですよ」と言う土井は、12・20後楽園大会に向けてあることを考えてきたという。するとしゃちほこBOYが黒幕で覆われた何かを運び込む。その幕を取り去ると、そこにあったのは土井ダーツのクリスマススペシャル!
 ドラゲー所属全選手の名前が書かれた土井ダーツで、12・20後楽園大会のメインで行う10人タッグマッチの出場選手を決めようと提案した土井だが、戸澤陽は「俺らは棄権させてもらうからま! クリスマススペシャルやと? この世にサンタクローズなんて存在しないんじゃ、ボケ!」と断固拒否。すると八木本部長が「待て、コラ! サンタさんはいないって言ったか? サンタさんはいるだろうがよ! 子供の夢を壊すようなこと言うんじゃねぇよ。それにこの土井ダーツにはここにいるお客さんの、そしてちびっ子の夢が詰まってんだよ! この土井ダーツに参加しない、試合を放棄するって言うなら俺にも考えがあるぞ。本部長の名において素行不良で解雇なんてこともあるかもしれねぇぞ!」と爆弾発言!
 これにはさすがの戸澤も「八木、いや八木さん! やらせてください! サンタさんは今、子供たちのためにプレゼントを用意しているところです!」と言いながら頭を下げる。そして1本は責任者の土井が投げるが、残り9本は会場内から9人のちびっ子を選んで投げてもらうことに。
 リングに上がったちびっ子が次々にダーツを投げた結果、赤コーナーチーム→CIMA&吉野&ハルク&サイバー&Dr.マッスルに決定! 3日後にドリームゲート王座を賭けて対戦するCIMAとハルクがまさかの同じチーム! 対する青コーナーチーム→神田&スコット・リード&富永&堀口の4人までが決定。
 ここで土井が最後の1人をダーツで決めようとしたのだが、やはり最後もちびっ子に投げてもらおうということに。すると元気に手をあげた菊澤光信君(36)がリング上に。肉体労働をやっているということで、ボロボロのヒザをした菊澤君が投げたダーツはK-ness.にヒット! この結果、何とも対照的な2チームが決定した。

121206_DragonGate-3_edited.jpg 抗争が激化するドン・フジイとジミー・神田の闘い輪に、フジイとは因縁深いYAMATOも加わることになり、会場全体が戦場となるエニィウェアフォールの3WAYマッチで激突することになった。
 入場時に客席のイスを手にリングインしたフジイ。すると早くも神田が襲いかかっていき、場外乱闘を始める。試合開始のゴングも鳴っていないのに、リング上に誰もいないという状況でYAMATOが入場。
 だが、リング上はYAMATO1人。そんなYAMATOが「えー、後楽園ホールの皆さん、まず皆さんに謝罪しなければいけません。ジミー神田、ドン・フジイ、恐らく逃げました。俺が怖くて。でもあの2人を責めないでください。命のやり取りっていうのは......」と言っているところで、フジイと神田が南側客席に現れて殴り合う。
 「ゴング鳴らせ!」と叫び、慌てて南側客席に入っていったYAMATO。ようやく三つ巴の闘いになると、3選手は揉み合いながら2階バルコニー席へ。なぜか八木レフェリーやセコンドのストーカー市川までもがバルコニーから落とされそうになるが、そこからリング上に戻ってきた3選手。
 するとフジイは神田とYAMATOをコーナーにセットしてからスト市をパワーボムで叩き付けてから、シーサーホイップで投げる。スト市はそのままダイビングカンチョー! 見事な合体攻撃だったが、YAMATOがフジイを持ち上げてケツを突き出すと、そこに神田がスト市をシーサーホイップで投げフジイにもカンチョー。なぜか勝ち誇るスト市だが、そこに神田がジョン・ウー。
 さらに闘いの場は反対側の北側に。フジイがステージ上でYAMATOにのど輪を狙うと、神田が入ってきてYAMATOにエクスプロイダー。ならばとフジイは神田をのど輪落としで叩き付けるがカウントは2。YAMATOをリングに連れ戻したフジイはのど輪落としを狙うが、これをフランケンシュタイナーで切り返したYAMATO。だが、YAMATOのローリングエルボーをショートレンジラリアットで迎撃したフジイは、ラリアットでYAMATOを場外に叩き落とす。そこに神田がトペを発射。
 神田の下克上エルボーをかわしたフジイは外道クラッチを狙うが、神田はラ・マヒストラルで切り返す。カウント2で返したフジイだが、神田は続けて首固めで丸め込んで3カウント! 大荒れの3WAYマッチを最後は丸め込みで制した神田が、してやったりの表情で引き揚げていった。

 また、執拗にドラゴン・キッドの持つブレイブゲート王座への挑戦を表明してるものの、一向に実現する気配がなかったジミー・カゲトラは、この日最近急成長しているしゃちほこBOYに勝利。さらに斎了らしき男が正体のDr.マッスルが盗んだブレイブゲートのベルトを返すことを条件に、挑戦を認めろとかなり強引な手段で何とかキッドに挑戦を承諾させた。
 さらにお笑いゲート奪回のためにドラゲーに久しぶりに参戦した菊タローが、12・20後楽園で現王者のアラケンに挑戦することが決定。試合形式はいつもの面白いほうが勝ちではなく、試合をしたあとに歌合戦をして決めるという。
 
▼ダークマッチ タッグマッチ 10分1本勝負
○新井健一郎/K-ness.
6分26秒 阪神タイガースープレックス→エビ固め
スペル・シーサー/●琴香

▼第1試合 6人タッグマッチ 20分1本勝負
○スコット・リード/サイバー・コング/問題龍
10分27秒 マッスル・シェイク・スラム→片エビ固め
Gamma/●"ハリウッド"ストーカー市川/菊タロー(アキバプロレス)

▼第2試合 シングルマッチ 20分1本勝負
●しゃちほこBOY
9分56秒 車懸り→片エビ固め
○ジミー・カゲトラ

▼第3試合 タッグマッチ 30分1本勝負
●B×Bハルク/Kzy
12分17秒 鷹の爪
○鷹木信悟/三代目超神龍

▼第4試合 エニィウェアフォール・3WAYマッチ 30分1本勝負
○ジミー・神田
12分16秒 首固め
●ドン・フジイ
※もう一人はYAMATO

▼第5試合 タッグマッチ 45分1本勝負
戸澤陽/○谷崎なおき
16分24秒 ナイトライド→片エビ固め
●望月成晃/ドラゴン・キッド

▼第6試合 スペシャル8人タッグマッチ 60分1本勝負
○CIMA/土井成樹/吉野正人/リコシェ
17分38秒 メテオラ→片エビ固め
●堀口元気H.A.Gee.Mee!!/ジミー・ススム/斎藤"ジミー"了/Mr.キューキュー・豊中ドルフィン

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