アジャ、HARASHIMAの協力を得た大鷲が、高山を洗脳したバラモンに勝利!めんそ〜れ親父が先輩からタッグ王座奪取
紅白プロレス合戦
第24回 紅白プロレス合戦
~年内最終戦スペシャル!~
日時:11月29日(木)開始:19:00
場所:新宿FACE
観衆:440人(満員)
29日、新宿FACEで行われた紅白プロレス合戦『第24回紅白プロレス合戦〜年内最終戦スペシャル!〜』。10・4の『第23回』大会でバラモン兄弟と合体し、紅白プロレスに初参戦したDRAGON GATEの新井健一郎。
しかもアラケンが凶器攻撃の末に、かつての後輩である大鷲からピンフォールを奪った上に、さらに制裁を加えようとするとアジャコングが入ってきて大鷲を救出! そこで今大会では大鷲側にはアジャに加えて、かつてディザスターボックスというタッグを組んでいたHARASHIMA、一方アラケン側にはバラモン兄弟の洗脳により"エンペラーバラモン"と化した高山善廣が加わり、8人タッグマッチで激突した。
「婆羅門」と入った黒いパンタロン姿で登場した高山。チームバラモンが奇襲攻撃を仕掛けると、いきなり場外で高山とアジャが殴り合いになり、倒れたアジャを高山が踏みつける。リングに戻った高山は2人がかりで攻撃しようとしたHARASHIMAと菅原拓也をダブルラリアットで吹っ飛ばす。
果敢にアジャが高山に向かっていくが、高山は涼しい顔で受け止めるとアジャに向かって突進。しかしアジャは高山の巨体をパワースラムで叩き付ける。そこから他の選手たちが次々に首4の字固めの数珠つなぎになると、最後に残った高山が大鷲の顔面にお告ゲルを吐き出す! さらにパイプを腕に装着した高山は、ハンセンばりのラリアットを叩き込んで「ウィー!」。
大鷲組もトレイン攻撃で反撃するが、菅原の攻撃をかわすと、逆にバラモン組が菅原にトレイン攻撃。さらに高山がビッグビーツを叩き込むと、アラケンがダイビング・ヘッドバット。これを菅原がかわすと、アジャがバックを取る。急所蹴りしたアラケンだが、アジャには効くわけがなく、アジャはそのままバックドロップ。さらに大鷲が入ってくるが、高山がビッグブーツからブレーンバスターの体勢に。だが、大鷲は逆に投げていくと、ケイとシュウをのど輪で捕まえて両手ののど輪落としで叩き付ける。
さらにHARASHIMAを呼び込んだ大鷲はD-BOXの連係攻撃を久しぶりに披露。バラモン兄弟が竹刀攻撃で形勢逆転を狙うが、大鷲は竹刀攻撃も高山の標識攻撃もかわして誤爆を誘い込むと、最後はアジャの裏拳→HARASHIMAの蒼魔刀→大鷲のパワーボムでケイから勝利。
試合後、マイクを持ったアラケンは「俺はまだピンピンしてるぞ。次の紅白プロレスいつやるんだ? 決まってないのか? 俺は毎日毎日紅白プロレスのHPをチェックして、日程を調べて、場所も調べて、必ずスケジュールを合わせて必ずお前の前に立つからな。お前を追い詰めて、追い詰めてノイローゼにしてやるから、この豚を応援したきゃこれからも紅白プロレスを観に来てやれよ、バーカ!」と吐き捨てて退場。
思わず大鷲が「アイツ、いい奴か悪い奴か分からなくなってきたぞ!」と困惑するほどだが、大鷲は次回の紅白の日程は決まっていないが、来年からはちょっと新しい形でやっていくと予告。コメントスペースでも「ちょっと驚くようなことを仕掛けていきたい」と抱負を語った。
ツトム・オースギ&ヘラクレス千賀のSOSが持つUWA世界タッグ王座には、沖縄プロレスの活動休止後、かつての先輩が集まっている紅白プロレスを主戦場としためんそ〜れ親父が、もう1つの主戦場であるZERO1から日高郁人を招聘して挑んだ。
個々の実力では日高が頭1つ抜きん出ていたが、チームワークや連係攻撃は圧倒的にSOSが上。SOSは親父を捕まえてランニング式の合体ブレーンバスターからダブルのトラースキック、そして『展覧会の絵』より『小人』を狙うが、これは日高がスワンダイブ式ミサイルキックでカット。
4者がそれぞれ得意技を決めてダウンする中、親父が千賀に張り手から親父ぬいを狙ったが、千賀は何と着地してみせるとドロップキック。そこにオースギが入ってきてSOSは、今度こそ『展覧会の絵』より『小人』を決める。カウント2で日高がカットしたが、SOSはダブルのトラースキックで日高を場外に追いやると、親父をコーナーに乗せて2人でスパイラルXを狙う。
だが、エプロンから日高が野良犬ハイキックでオースギを蹴落とすと、親父がトップコーナーから雪崩式親父ぬいを決めて3カウント! 日高と抱き合って喜びを爆発させた親父は、持参したオリオンビールで「あり乾杯!」。すると、そこにゴールデンパインがアブパイン小林と登場。早速タッグ王座挑戦を表明したが、ゴールデンパインはパートナーはアブパイン小林ではないといい、そこに新パートナーを呼び込む。
登場したのはゲイ仲間の男色ディーノ! ディーノが客席を徘徊している間に新王者組はとっとと退場してしまったが、ゴールデンパインは次回の紅白プロレス合戦で、ディーノと組んで本気でタッグ王座を狙うと宣言した。
デビュー10周年を迎えたKen45°、ベアー福田、南野タケシが、"龍の遺伝子達"と対戦することに。だが、名乗りを挙げたのはかつて闘龍門をドロップアウトした大家健とマサ高梨。そこで大鷲は大家&高梨のパートナーとして、何とデビュー25周年を迎えたウルティモ・ドラゴンをブッキングすることに成功! ただし校長にはパートナーの話は一切していない......
ウルティモが飛び付き式のアームドラッグで投げ飛ばし、相手をコークスクリュー・シザースで投げ飛ばすと、タッチを受けた大家は「校長見て下さい!」とアピールしてから福田をアームドラッグで投げようとするが、あっさり失敗。ならばと今度はコークスクリュー・シザースを狙うが、これは福田が逆片エビ固めで切り返す。しかし、大家はフライング・クロスチョップを決めて得意気にポーズ。
さらに大家は大原を捕まえ、「校長、連係いきましょう!」と訴えるが、南野はラリアットで迎撃(ウルティモは避けた)。それでも大家はKenにヘッドバットを返すとカミカゼで叩き付ける。さらに高梨が入ってきてレッグラリアットを叩き込むと、大家は校長ばりの蹴りのコンビネーションからアサイDDTを狙うが、Kenがあっさりドラゴンスリーパーで切り返す。
これをカットしたウルティモは大家が羽交い締めにしたKenにソバット。そこからアサイDDTを狙うが、Kenがかわしたためウルティモは大家にアサイDDTを決めてしまう。そこをKenがサルサルサ大家を丸め込んで3カウント。試合後、マイクを持ったウルティモ校長は「お前ら(=Ken組)も闘龍門、リング上の2人(=大家と高梨)も闘龍門。親はいなくても子供は立派に育つという言葉があります。まだ立派にはなっていないかもしれないけど、頑張っていると思います。最初大鷲からこの子(=大家)が闘龍門にいたって聞いて、俺、見たことねぇぞって」と言って観客の笑いを誘う。
さらに校長は「日本のプロレス団体、どこにいっても俺の弟子がいるってことは嬉しいことです。俺みたいなアホは師匠がいて大変だと思うけど、これからも龍の遺伝子として頑張って闘ってくれ」と愛弟子たちにメッセージを贈った。
※完全詳細はバトル・ニュース携帯サイトをご覧ください。
▼第1試合 男子・女子・力士・行司・評論家・混合8人タッグマッチ 30分1本勝負
佐藤悠己(K-DOJO)/チェリー(ユニオン)/●木村猿の介/ヤス・ウラノ(DDT)
9分52秒 卍固め
佐々木大輔(フリー)/松本浩代(エスオベーション)/○アントーニオ内舘/星誕期(DDT)
▼第2試合 シャバッシュ争奪シングルマッチ 30分1本勝負
●カラテバラモン
5分51秒 ゴムパッチン・フロム・ヘル→片エビ固め
○関根龍一(K-DOJO)
▼第3試合 復活!南京ファッキンレスリング部 スペシャル3WAYタッグマッチ 30分1本勝負
●沖本摩幸/日野本裕介
12分8秒 ムケチンガーエルボー→片エビ固め
ゴールデンパイン(フリー)/○アブパイン小林
※もう1組は葛西純(FREEDOMS)/男色ディーノ(DDT)
▼第4試合 龍と遺伝子たち スペシャル6人タッグマッチ 30分1本勝負
ウルティモ・ドラゴン(闘龍門MEXICO)/●大家健(ユニオン)/マサ高梨(DDT)
15分27秒 サルサルサ
○Ken45°(フリー)/ベアー福田(SECRET BASE)/南野タケシ(舎人一家)
第4試合
▼第5試合 UWA世界タッグ選手権試合 60分1本勝負
[王者組]ツトム・オースギ/●ヘラクレス千賀
17分50秒 雪崩式親父ぬい→片エビ固め
[挑戦者組]○めんそ〜れ親父/日高郁人(ZERO1)
※第17代王者組が2度目の防衛に失敗。日高&親父が第18代王者組となる
▼第6試合 紅白プロレス2012年最終試合 8人タッグマッチ 60分1本勝負
○大鷲透/菅原拓也(フリー)/アジャコング(OZアカデミー)/HARASHIMA(DDT)
17分56秒 パワーボム→エビ固め
バラモンシュウ/●バラモンケイ/新井健一郎(DRAGON GATE)/"エンペラーバラモン"高山善廣
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