沢山の仲間に囲まれてポイズン澤田JULIEが引退!蛇界転生の歴史に幕!MIKAMIを下したジェネリコにケニーが挑戦表明

121125_DDT-1.jpgDDTプロレスリング
蛇界転生FINAL
~ポイズン澤田JULIE Forever~
日時:11月25日(日)開始:12:00
会場:後楽園ホール
観衆:1,779人(超満員札止め)

 25日、後楽園ホールで行われたDDTプロレスリング『蛇界転生FINAL~ポイズン澤田JULIE Forever~』。2000年より蛇界転生という一大ユニットを築き上げ、様々なレスラーを蛇人間に変えてきたポイズン澤田JULIEの蛇界ストーリーもこの日で見納め。最後の相手にPSJが指名したのはDDTの未来を担う妻木洋夫、遠藤哲哉、竹下幸之介の3人。

 スクリーンには各々の意気込みを語った映像が流れる中、妻木が公園で語っていると小汚いおじさんが乱入。おじさんは「私は神じゃ」と邪魔してきたので亜門GMがお金を渡し去ってもらうも、再度乱入しおっさんが妻木に蛇人間改造エキスを飲ませようとする!それをGMが制するも、おじさんはDDTの未来について語り始める。これに妻気が「偉そうなこといってんじゃねーよ!」と殴ると、なんとおじさんの首が吹っ飛んでしまう!
 吹っ飛んだ首はおじさんの顔からポイズン澤田JULIEの顔へ。澤田の首は「この世にファンタジーがある限り、私はいつでもよみがえる!」と言葉を発し映像が止まる。PSJは多咬刺&JARASHIMAのほかに、ハブ影、蛇影、ザンスリアン女王を引き連れ入場。
 遠藤がPSJにオーバーヘッドキックを食らわせると、妻木&竹下と3人同時にそれぞれコーナーに上る。そこへPSJは呪文をかけて遠藤と妻木を落とすが、"新人類"の竹下には呪文が効かない! 普通に動ける竹下がミサイルキックをPSJに叩きこむと、呪文の効果が切れた遠藤がダイビングボディプレスを投下してカバー。しかしPSJはグリーンミストを噴射してから逆にカバーするが竹下がカット。
 竹下はコーナーに上るも蛇影が足を掴み動きを止め、追いかけていったPSJが雪崩式ブレーンバスター。そしてキャトルミューティレーションを狙うも、これは遠藤と妻木がカット。走りこんできた竹下へPSJは再び呪文攻撃。かつて後藤達俊にもそうだったように、これが効いて竹田の動きが止まると、PSJはモアイ・オブ・イースター。しかしカウント2で妻木と遠藤がカット。
 PSJは竹下とチョップ合戦。そこに妻木が入ってきてエクスプロイダー、遠藤がムーンサルト、そして竹下がタッチダウンを狙うも、澤田はこれをカットし呪文で対抗しようとしたが、それが効かずに竹下はタッチダウンを決め3カウントを奪った。

121125_DDT-2.jpg 試合が終わるとPSJの引退セレモニーへ。DDT所属選手、レギュラー参戦選手から花が次々贈られる。さらにディック東郷改め佐藤茂樹さん、橋本友彦、松崎和彦、ミスター雁之助、小笠原和彦、ザ・コブラ、田中ケロ、後藤達俊、鶴見五郎などが次々リングへ。
 鶴見は「澤田選手、ユニオンからずっとだけどね、立派な引退式やってもらってよかったね。引退するって言っても俺できねぇよ。俺も引退のアレやってもらおうかな(苦笑)。国際も今後なんかやろうとしてるんで。おめでとね!」とマイク。さらにこの日来場出来なかった人からのビデオメッセージが流れた。登場したのは何と中西学と蝶野正洋!
 VTRが終わると、今まで蛇人間になったメンバーが登場。菊タロー、蛇界坊ヘビダー、山本雅俊、蛇影、ナオミスーザンがそれぞれリングへ。続いてHARASHIMA、KUDOからパネルと記念品が送られた。最後にMIKAMIと高木三四郎が花を渡し、リングにはPSJだけが残る。
 PSJは「皆さん、今日、私、ポイズン澤田JULIEは引退をします。24年間のプロレス人生でしたが、私は本当に幸せでした。ここDDTプロレスでいい仲間と、いいファンの皆様に囲まれながら、こうして引退できること本当に幸せです。もう本当に余計なことは言いたくありません。この幸せな気分のまま、最後にこの俺の! 呪文を! 俺を忘れないように! お前達にかけてやるぜ! そして! 俺達の仲間! GENTAROにも! 回復と復活の呪文をかけたいと思います! 皆行くぜ! 準備はいいか!」と会場全体と入院中のGENTAROに向かって呪文をかけた。
 そして10カウントゴングが鳴り響いたあと、PSJがリングを後にしたのだが、スクリーンに再びPSJが登場! 「長い間世話になったな、人間界も楽しかったぞ。我がプロレス人生一辺も悔いなし!」と叫び、ポイズン澤田JULIEは蛇界へと帰っていった。

121125_DDT-3.jpg PSJが引退試合を行うこの日、10・28新木場大会で行われた次期KO-D無差別級選手権挑戦者決定7WAYを制し、エル・ジェネリコが持つKO-D無差別級王座への挑戦権を得たMIKAMI。
 PSJへの餞という意味でも是が非でもジェネリコに勝利してベルトを奪還したMIKAMIは、ラダ-を担ぎ上げるも、背後からジェネリコがMIKAMIをラダーごと担ぎあげスパイラルボムで叩きつける。ジェネリコはラダーでMIKAMIをコーナーに押し込み串刺し攻撃を狙うが、MIKAMIはラダーを叩きつけカット。MIKAMIはラダーをコーナーにセットし登るも、ジェネリコも正面から登る。これを叩き落としたMIKAMIがヴォルカニックボムを投下するも、これはジェネリコが避ける。両者ダウン。
 ジェネリコはラダーを場外へ捨て、走りこんできたMIKAMIをエクスプロイダーでコーナーに叩きつけると串刺しのケンカキック。だがこれを避けたMIKAMIがスク〜ルボ〜イ。カウント2で返したジェネリコが走り込むと、MIKAMIはカウンターのスク〜ルボ〜イ。カウント2で返されると、MIKAMIはコーナーに上るがジェネリコが正面から登っていき、Brainbustaaaaahhhhh!!!!!の体勢へ。
 それをエプロンに降りて避けたMIKMAIはスワンダイブ式スク〜ルボ〜イ。さらにMIKAMIはジェネリコをコーナー下にセットすると450°スプラッシュからPSJの得意技であるキャトル・ミューティレーション。そして再びコーナーに登ったMIKAMIだが、追いかけていったジェネリコ。MIKAMIはジェネリコを飛び越えて着地し雪崩式スク〜ルボ〜イ。これを返したジェネリコがすぐにMIKAMIをコーナーに乗せるとBrainbustaaaaahhhhh!!!!!を決めて3カウント!
 試合後、ケニー・オメガが登場し「ジェネリコさん、リングの周りよく見てください。誰もいないでしょ? あなたもう強すぎるから。私はこの団体で4年だけど、私の先に飯伏に勝って、私の先にチャンピオンになって、私の限界はどこか、それを知るために......」と語るが、ジェネリコが「アイ・ドント・スピーク・ジャパニーズ」と中断する。
 苦笑したケニーは「俺が次の挑戦者だ、マ●ーフ●ッカー!」と英語で挑発。ジェネリコも「選ぶのは俺だぞ? 俺にそんなこと言っていいのか? 俺が選ぶのは......お前だ、ケニー・オメガ!」と挑発を受け、ジェネリコvs.ケニーのKO-D戦が12・23後楽園大会で行われることが決定!

 また、控室でいろいろな物を盗み、なぜか電子レンジでチンしてからそれをヤフーオークションで売りさばき、戦車を買いたいと言い出したモンスターアーミー。すると一張羅のファイアーベストやカバンを盗まれた挙げ句、チンされたことに激怒した高木三四郎が「泥棒は警察の人に捕まえてもらう。俺は警察を呼んである! 次、俺たちの闘いにコイツらを呼んである!」と叫ぶと、スクリーンに新日本プロレスの天山広吉&小島聡、略して天コジが登場!
 モンスターアーミーを逮捕するために、天コジ警察が12・23後楽園大会に出動することになった。

※完全詳細はバトル・ニュース携帯サイトをご覧ください。

▼ダークマッチ 10分1本勝負(11:40開始予定)
○星誕期
4分53秒 イマチ投下→体固め
●風戸大智(ユニオン)

▼第1試合 落城マッチ三部作最終章 30分1本勝負
高木三四郎/大石真翔/●彰人(スポルティーバ)
5分39秒 本丸落城
○石井慧介/入江茂弘(チームでら)/高尾蒼馬

▼第2試合 6人タッグマッチ 30分1本勝負
マサ高梨/●松永智充/坂口征夫(坂口道場)
8分41秒 飛びつき腕ひしぎ逆十字固め
ヤス・ウラノ/○佐藤光留(パンクラスMISSION)/ゴージャス松野

▼第3試合 タッグマッチ 30分1本勝負
中澤マイケル/●福田洋(ユニオン)
6分43秒 ハイジャック男色ドライバー→体固め
男色ディーノ/○DJニラ(在野)

▼第4試合 6人タッグマッチ 30分1本勝負
飯伏幸太/ケニー・オメガ/○伊橋剛太
10分13秒 フロッグスプラッシュ→片エビ固め
火野裕士(K-DOJO)/●アントーニオ本多/佐々木大輔(フリー)

▼第5試合 KO-D無差別級選手権試合 60分1本勝負
[王 者]○エル・ジェネリコ(フリー)
16分30秒 Brainbustaaaaahhhhh!!!!!→片エビ固め
[挑戦者]●MIKAMI
※第43代王者ジェネリコが2度目の防衛に成功

▼第6試合 ポイズン澤田JULIE引退試合 30分1本勝負
●ポイズン澤田JULIE/多咬刺/JARASHIMA
10分57秒 タッチダウン→エビ固め
妻木洋夫/遠藤哲哉/○竹下幸之介

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