ファイブ軍の真霜組がブラックファイブ軍の長井組に勝利!豪に敗れた椿志保は、fiveを守るため松井に弟子入り

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ファイブ5th
日時:11月18日(日)開始:16:00
会場:東京キネマ倶楽部
観衆:非公開

 18日、東京キネマ倶楽部にて行われた『ファイブ5th』。かつて"プロレスと他ジャンルの融合"を目指し、ダンスやヒーロショー&音楽とプロレスのパフォーマンスバトルイベント『RING』を主催していた椿志保が、アイドルとアニメーションとプロレスを融合させ、3年間の期間限定で今年3月に立ち上げたのが、この『five』だ。

 セミファイナルの試合前、ファイブ軍として椿志保、関本大介、真霜拳號、ファイブマスクがリングへ。続いてブラックファイブ軍が入場。箱からボールを引いてセミとメインのカードを決めることとなり、その結果、セミファイナルは椿&関本vs.豪&ブラックファイブマスク、メインイベントがファイブマスク&真霜vs.ベアー福田&長井満也に決定した。

 セミファイナルは豪の椿に対する厳しい攻撃が目立った試合となった。豪は椿のエルボーを受けきり、余裕でガットショットからボディスラム。さらに自軍コーナーに椿を押しこみ、ブラック&YUIと共に椿の顔面を踏みつける。さらに「どうした、オラ!」と挑発しながら豪は椿の尻を叩いていくと、キャメルクラッチからフェースロックで絞め上げた豪は、顔面を腕で擦ったり、後ろ髪を掴んだりとエグイ攻撃。
 椿も豪にミサイルキックからバックドロップで反撃。さらに対角線にホイップしようとするが、逆に豪が対角線に振る。走りこんだ豪をカットした椿はスイングDDTからフォールもカウントは2。椿はロープの反動をつけ走りこむも、これは豪がハイキックで迎撃。豪はコーナー下に椿をセットすると、ブラックがリバーススプラッシュ。続いて豪がBLACK STONEを決めて3カウントを奪った。
 試合後、豪は「オイ、おばはん! 年内最終興行いいのか、これで? おめぇの団体じゃねぇのか? いい歳こいて。いいか、来年もブラックファイブの年だからな!」と吐き捨ててリングを後にした。

121118_five5-2.jpg メインではタッグマッチながら真霜vs.長井というなかなか興味深い対決が実現。真霜は長井とグラウンド対決に挑む。長井は真霜の足首を取るが、真霜は長井の腕を取る。結局、お互いに極めきれず両者立ち上がりロープブレイク。そこからエルボー合戦になると、長井がハイキックで真霜を倒す。そしてベアーにタッチ。
 ベアーは真霜の顔面を蹴りあげていくも、真霜は動じず立ち上がりエルボー。ロープの反動をつけたベアーは強烈なチョップを見舞うも、真霜はミドルキックからスピンキックでベアーを倒しファイブマスクにタッチ。するとベアーはファイブマスクのマスクを剥がし、不動力也だと正体がバレてしまう!
 長井、ベアー、真霜、不動とキャリアも体格もある選手が揃った形となったが、真霜はランニングニーで長井を倒し、さらに走りこむも長井はビックブーツでカット。逆に走りこんできた長井を真霜は受け止めバックドロップ。膝立ちの長井にミドルキックを叩きこみ続けた真霜。長井はミドルからハイキックを放つも、真霜はそれをキャッチしアンクルホールド。カットに来たベアーも引き倒し2人まとめてアンクルホールド。さらに足4の字固めで長井を追い込んだ真霜。
 不動もチョップやコーナースプラッシュで長井を追い込むが、長井はフィッシャーマンで投げ捨てベアーにタッチ。ベアーはチョップの連打から串刺しラリアット、DDT、ラリアット、世界柔道と追い込む。真霜に対しては2人がかりで攻撃していった長井&ベアー。長井がダイビングヘッドバッドを投下したところに、ベアーがラリアット。
 立ち上がった真霜にもう一発ラリアットを狙ったベアーだったが、これを避けた真霜がバックキック。そこへ不動がラリアットで追撃し、膝立ちになったベアーに真霜が真剣。さらに垂直落下式ブレーンバスターを決めて3カウント。

 試合後、マイクを取った真霜は「これで今年のファイブ、一旦終わりだけども、また来年帰ってきますよ。来年にはもっとパワーアップして帰ってきますよ。ねぇ志保さん? それをここで約束してやる。今年最後のファイブ、ありがとうございました」と締めた。
 するとスクリーンにMr.Kが登場し、椿を呼び出して「次の大会でもし負けたらファイブはおしまいだ。つまり潰すということだ。対戦相手には然るべき相手を用意させていただく。次の大会までに答えを用意してくれたまえ。私は本気だよ。君が負ければ君が大切んしているこのファイブはおしまいだ」と最後通告!
 すると椿は総合格闘家でもある松井大二郎に「私に松井選手の関節技を伝授してもらえないでしょうか? どうしても男にも勝てるレスラーになりたいんです!」と懇願。松井が「僕、優しくないっすよ? いいっすか?」と確認を取ると、椿は「ファイブを立ち上げた時からどうしてもやりたいこと、私の夢なので、皆さんファイブを忘れないで待っていてください!」と訴えた。

 なお、今大会は写真家集団『Photo's Gate』とのコラボレーションが行われ、写真家達がリングサイドで撮影した写真がFacebookで発信される新しい試みが行われた。当サイトで『ナニコラ!タココラム!』を連載中の鈴木茉莉花(フィーチャーガール会員NO.0)もリングサイドカメラマンを初体験!

※完全詳細はバトル・ニュース携帯サイトをご覧ください。

▼第1試合 シングルマッチ 20分1本勝負
○本田アユム(K-DOJO)
4分51秒 飛びつき腕ひしぎ逆十字固め
●タンク永井(K-DOJO)

▼第2試合 シングルマッチ 20分1本勝負
○がばいじいちゃん(フリー) withキラポジョ
7分23秒 ガバイボム→エビ固め
●那須晃太郎(U-FILE CAMP)

▼第3試合 シングルマッチ 30分1本勝負
●間下隼人(リアルジャパン)
5分43秒 膝十字固め
○松井大二郎(フリー)

▼第4試合 ファイブvs.ブラックファイブ全面戦争 タッグマッチ 30分1本勝負
[ファイブ]●椿志保/関本大介(大日本)
14分30秒 ブラックアウト→エビ固め
[ブラックファイブ軍]ブラックファイブマスク/○豪 with YUI

▼第5試合 ファイブvs.ブラックファイブ全面戦争 タッグマッチ 30分1本勝負
[ファイブ]○真霜拳號(K-DOJO)/ファイブマスク
19分25秒 垂直落下式ブレーンバスター→片エビ固め
[ブラックファイブ軍]長井満也(ドラディション)/●ベアー福田(シークレットベース)

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