初対決で華子が里歩に勝利!モーリーがさくらが用意した"仮想・奈苗"南野に善戦!その南野はシングル三連戦が決定!
我闘雲舞
Gatoh-Move Japan Tour.8
日時:11月14日(水)
会場:市ヶ谷南海記念診療所
観衆:47人
14日、市ヶ谷南海記念診療所で行われた我闘雲舞『Gatoh-Move Japan Tour.8』。この日はさくらえみと米山香織のイギリス凱旋試合ということで、会場にもユニオンジャックが飾られ英国風のムード満載。
12月20日の板橋大会で高橋奈苗とのシングルマッチが決定しているモーリーに対して、さくらが用意した"仮想・奈苗"が南野。さくらいわく「ヒゲのあたりが奈苗に似ている」とのこと。
ゴングと同時にモーリーがタックルでぶつかっていくが、南野は動じずに逆にタックルでモーリーを倒す。それでもカウンターのエルボーを南野の胸板にぶち込んで一度はダウンを奪うことに成功したモーリーだが、渾身の水平チョップも南野には全く通じない。逆に南野のチョップ一発で倒されるなど、体格差がハッキリとあらわれる展開に。
だが気持ちで負けることなく水平チョップを続けたモーリーは、張り手で南野をたじろがせると、フェースクラッシャーでようやく反撃の糸口をつかむ。STOもきめてカウント2を奪うと、こらえる南野をブレンバスターで投げ切り客席を沸かせ、窓枠からのセントーンにも成功。さらに回転エビ固めの応酬では、あわやモーリーが金星という際どいカウントも。
しかし、南野が強烈なエルボーバットをモーリーの顔面に打ち込んで形成を逆転すると、さらに鈍い音のする頭突きを叩きこむ。ふらふらのモーリーに、南野はデスバレーボムでとどめをさし、強さを見せつけた。
11・4板橋大会で高橋奈苗に敗れた中森華子と、同大会でさくらえみに敗れた里穂がタッグマッチながら初対決。里歩がヘアーホイップで華子を投げるが、華子は逆に髪の毛で里歩を投げ飛ばすデビル雅美ばりの攻撃を見せる。
里歩と彰人は、華子に"ガトームーブ・トレイン"をきめる。華子は彰人を壁につめてのミドルキック連打で攻めると、リバース・インディアンデスロック。ここからしばらく、彰人がマサ高梨と華子の2人につかまるシーンが続く。
河津落としでようやく反撃した彰人が里歩にタッチすると、里歩は2人にジャンピングニー連発から、高梨をスイングDDT、華子を巴投げで投げる八面六臂の活躍。ノーザンライト・スープレックス狙いは高梨にこらえられ鼻をつままれるも、逆に高梨の鼻をつまみ返した里歩は、高梨も巴投げで投げフットスタンプ。さらに窓枠からのフットスタンプ。
彰人がDDTとコンプリートショットを2人同時に放つと、里歩が椅子の上から華子にジャンピングニー。ここから華子と里歩のエルボーの打ち合いに。体格差がある華子に一歩も負けずにエルボーを打ち返す里歩は、張り手を叩きこんで華子を崩す。華子はフィッシャーマンスープレックスを里歩にきめてカウント2を奪うが、ディスティニーハンマーはかわされる。さらに高梨のトラースキックが華子に誤爆し、ここで里歩が華子にノーザンライト・スープレックス。これは高梨が必死にカット。
里歩はそうまとうで勝負をかけるが、かわした華子がすかさず路上で丸め込みカウントスリー。逆転勝利をおさめた。初対決は華子に軍配があがったが、試合後も里歩は華子を鋭い目でにらみ続け、負けず嫌いなところを見せた。
その後のメイン終了後、イングリッシュ・ティーパーティータイムということで、優雅な音楽が会場に流され、執事とメイドに扮した選手たちが客席に紅茶をふるまう。米山からはイギリスみやげのお菓子も配られた。座談会では、里歩と華子が互いに負けたくないとアピール。メイド服の華子は「続きは写真集で」と宣伝。
米山は板橋大会で披露して大好評だった『ゴム人間の歌』を、なんと英語バージョンで歌う。その後、観客みんなとのEVEチャンピオンベルトの重さ当てクイズから、浩代と石田亜矢子(受付嬢)のサプライズ誕生日会。これも英国風にフィッシュアンドチップスを贈呈ということだったが、どう見てもマクドナルドのマックフライポテトとフィレオフィッシュバーガーだった。
次回の我闘雲舞は11月30日から3日連続の開催。いつものように何も決まっていないということで、さくらが参戦したい人を募ると、南野が「3日とも出れます」と挙手。感激したさくらが「今まで人がいないときの数合わせみたいな扱いですみません。南野さんを中心にした...中心にはしないけど南野さん優先でカードを組みます。南野さんと試合をしたい人、いますか」と尋ねると、メキシコ修業時代の同期である高梨が立ち上がる。「タケシとシングルマッチをするのは、この市ヶ谷で絞め落とされたとき以来、もう何年振りかだと思う」と意気込みを語ると、スーツ姿のままにらみあい客席も高揚。
さくらは「南野vs.高梨は南野さん3連戦のクライマックスということで、12月2日にやりましょう。そのための前座として、初日の11月30日はちょうどいい負け役として南野さんvs.ベアー福田。12月1日には南野タケシvs.さくらえみをやります」と、3連戦の南野のカードを決定した。
※完全詳細はバトル・ニュース携帯サイトをご覧ください。
▼第1試合 シングルマッチ 10分1本勝負
○南野タケシ(フリー)
4分40秒 デスバレーボム→体固め
●モーリー(JWP)
▼第2試合 タッグマッチ 15分1本勝負
○中森華子(JWP)/マサ高梨(DDT)
13分41秒 路上
彰人(スポルティーバ)/●里歩
▼第3試合 4WAYマッチ 15分1本勝負
○星誕期(DDT)
7分19秒 回転エビ固めを潰して→エビ固め
●米山香織(JWP)
※あとの2人はさくらえみ、松本浩代(エスオベーション)
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