GRABAKA興行衝撃の結末!総帥・菊田が桜木の"素手"パンチで鼻を叩き割られて大流血!佐々木は金原と引き分け

121027_Grabaka2-1.jpgグラバカ
GRABAKA LIVE!2
日時:10月27日(土)開始:17:00
会場:ディファ有明

 27日、ディファ有明で行われた格闘技ジム・GRABAKAが主催するケージを使用をした格闘技イベント『GRABAKA LIVE!2』。メインではGRABAKAを主宰する菊田早苗と掣圏真陰流の桜木裕司が、なんとオープンフィンガーグローブをはめず、素手で闘うという危険な特別ルールで対戦。

 わずかに手の甲にバンテージを巻いただけで2人。桜木は、開始直後からパンチやバックキックでぐいぐいと前に出る。組もうとする菊田に対し、桜木は付き合わない。しかし菊田は片足タックル。テイクダウンはできない。桜木は菊田を追って網際へ。鋭いパンチが菊田を捉え、菊田が顔面から血を流して崩れる。桜木は追いかけるようにサッカーボールキック。続いてパンチを連打しようとする桜木をレフェリーが止めた。
 菊田は鼻筋がタテにカットされ、かなりの出血。ドクターがチェックしたあとタオルを巻いて気丈に立ち上がったが、大会終了後、ただちに傷口を縫合した。桜木は「今日はこういう厳しいルールでやったが、これは危険を見せ物にしようとして闘った気持ちはさらさらない。相手が菊田さんだったからこそ、一撃に命を懸けて闘えた。短い時間だったが、ここにはいろいろものが集約されていて、お客様にどこまで伝えられたかわからないが、菊田さんと語り合うような試合だった」とコメントした。

121027_Grabaka2-2.jpg GRABAKAの佐々木有生はUWFインターやリングスで活躍した金原弘光と対戦。
 1R、ローキックなどで様子を見る金原に対し、佐々木が組んで網に押す。いったんブレイクとなるが、佐々木は再び組んで網へ。相手を網に押し付けたままヒザ、ボディブローを叩き込む。金原は入れ替えたいが動けない。パンチ、ヒザを入れる佐々木。ブレイクがかかり、スタンドに。金原は前蹴り、ロー。佐々木は右パンチからそのまま押すようにテイクダウン。パンチを入れるが立つ。金原も立ち、バックを取って反り投げ! バックを取ったままでゴング。
 2Rも蹴り、パンチで決して下がらない金原。1Rのお返しをするように佐々木を網に押し付ける。しかし佐々木は体を入れ替えてヒジ2連発! 金原は片足を抱えているが、佐々木はこれを潰して殴り、鉄槌。カメになった金原にかぶさり殴る。金原が立つと、佐々木はヒザ連打。金原が入れ替えるがブレイク。佐々木が網へ押し込み、ヒザ連打。さらにヒジを打ち込み終了。
 3R、金原がパンチとローで前に出ると、佐々木は組んで網へ。しかし、金原は引き込んでフロントチョーク! じりじりと絞め上げる。しかし、佐々木は耐え脱出。離れて立ち、金原を網へ押し付ける。そしてヒジ! しかし金原は向き直り、パンチとヒザで応戦。佐々木はヒザを入れるが、これがローブローとなりいったん中断、再開。佐々木は再び網へ押し込み、ボディブロー、アッパー。佐々木は金網を熟慮した闘い方、金原がベテランのプロ根性を感じさせる闘いを見せたが、お互い決め手に欠けドローに終わった。(文・佐佐木 澪)

▼第1試合 80kg以下 5分2ラウンド
○鈴木"PJ"敏和
1R 1分38秒 TKO(グラウンドのパンチ)
●小坂井寛

▼第2試合 83.9kg以下 5分2ラウンド
○石川英司
2R終了 判定(判定3-0)
●松井大二郎

▼第3試合 77kg以下 3分3ラウンド キックルール
○ユン・ジェウン
3R終了 判定(判定3-0)
●アンディ・オロゴン
※オロゴンは計量オーバーのため、イエローカード2枚からのスタート

▼第4試合 54kg以下 5分2ラウンド
○ランバー・ソムデートM16
2R終了 判定(判定3-0)
●江泉卓哉

▼第5試合 無差別級 5分2ラウンド
○キム・ジョンワン
1R 0分15秒 TKO(レフェリーストップ)
●山本宜久

▼第6試合 83.9kg以下 5分2ラウンド
○KEI山宮
2R終了 判定(判定3-0)
●山本喧一

▼第7試合 セミファイナル 83.9kg以下 5分3ラウンド
△佐々木有生
3R終了 判定(判定0-0)
△金原弘光

▼第8試合 メインイベント 90kg以下 特別ルール 5分3ラウンド
○桜木裕司
1R 0分35秒 TKO(負傷によりレフェリーストップ)
●菊田早苗

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