宝城&翔月の三期生コンビがナナミホから大金星!本命・川葛がサンダーロックに敗れ、タッグリーグ波乱の幕開け!
スターダム
Goddesses in Stars2012
~第2回GODDESSES OF STARDOMタッグリーグ戦~開幕戦
日時:10月27日(土)開始:18:00
会場:新木場1stRING
観衆:339人(満員)
27日、新木場1stRINGで行われたスターダムSeason9『Goddesses in Stars2012』。今大会から第2回GODDESSES OF STARDOMタッグリーグ戦が開幕! 昨年末に続いて今年も開催されることになったタッグリーグ戦だが、今年は8チームが出場しA・Bブロックに分かれての総当たり戦となる。なお、優勝チームは愛川ゆず季&美闘陽子が返上したGODDESSES OF STARDOMの第2代チャンピオンに認定される。
開幕戦のメインは高橋奈苗&脇澤美穂のナナミホvs.宝城カイリ&翔月なつみ。奇しくも全女時代からの同期タッグとスターダム三期生の同期タッグの対決となったが、宝城&カイリが『タッチ』のアレンジバーションに乗ってお揃いのコスチュームで登場。さらに羽根扇子を持った2人は曲に合わせてダンスも披露。一方のナナミホは2人が所属していたつんくプロデュースによる伝説のアイドルユニット、キッスの世界の『バクバクKiss』で入場!
奇襲攻撃を仕掛けていった宝城&翔月だったが、ナナミホはすぐに流れを戻し、宝城を捕まえる。ナナミホの厳しい攻撃を鼻血を出しながら必死に耐えた宝城は、奈苗のジャンピングボディプレスをかわして翔月にタッチ。だが、奈苗は翔月にボディスラムも卍固めも決めさせない。1人がダメなた2人でとばかりに宝城&翔月はトレイン攻撃から、宝城が串刺しスピアー。
さらにエプロンに出た翔月がロープ越しに奈苗を卍固めに捕らえると、背後から宝城が奈苗の尻をバチバチと叩いていく。さらに宝城が翔月を肩車し、倒れている奈苗にハイアングルのヒップトス。奈苗はチョップを連発してくる宝城をチョップ一発でなぎ倒し、破壊力の違いを見せつけるが、冷蔵庫爆弾をかわした宝城は奈苗の背後からスピアーを叩き込んでからエビ反り状態の極楽固め。
さらに翔月がランニングニーで追い込むと、「なつみ」コールが起こる中、翔月のダイビングニードロップから宝城のダイビング・エルボードロップを連続投下。さらに翔月がトップコーナーからダイビング・ダブルニードロップ。だが、これをかわした脇澤はジャーマンで投げると、宝城もろとも『まとめて』で叩き付ける。さらにバックスライドや高角度ジャーマンで追い込む脇澤だが、雪崩式フランケンで投げられたところをエビ固めで切り返した翔月はコーナーに登っていく。
奈苗が追いかけていくと、三期生コンビの大金星を期待するファンからブーイング。構わず雪崩式ブレーンバスターで投げたが、残り試合時間は1分。脇澤が翔月を引き起こそうとしたところで翔月はオモプラッタで回転させたところを上から抑え込む月詠(つきよみ)で抑え込んで3カウント! 何と三期生タッグがナナミホから大金星をあげるという波乱のタッグリーグ開幕となった。
昨年は準優勝、そして唯一の2年連続出場となった夏樹☆たいよう&世IV虎の元祖川崎葛飾最強伝説は、PLANETの紫雷イオ&岩谷麻優と対戦。ファンからタッグチーム名を公募して"サンダーロック"と名付けたイオ&岩谷だが、初戦から大本命チームとの対戦となった。
お揃いの赤い特攻服を新調した川葛は、ラフ攻撃を織り交ぜた抜群の連係で優勢に試合を進めていく。途中岩谷が捕まり、世IV虎が容赦なく古傷である鼻を攻撃していったが、どうにか耐えた岩谷がイオにタッチすると、川葛の合体攻撃を側転→バック転でかわしドロップキックで2人まとめて吹っ飛ばす。さらに世IV虎にスペース・ローリング・エルボーからのフェースクラッシャー。
だが、岩谷は夏樹に仕掛けた逆打ちもバックフリップで切り返された上、ミサイルキックはかわされてイオに誤爆。劣勢となったサンダーロックだが、夏樹がコーナーに登ったところで、岩谷がエプロンから抑え付けるとイオが追いかけてる。だが、先にマットに着地した夏樹がパワーボムで投げ捨てると、世IV虎がセントーン。
さらに夏樹がダイビング・ボディプレスを落としてから、世IV虎との合体式世IVドン。やはり連係で上回る川葛。ここで世IV虎が「親分、頼んだ!」と叫びながら岩谷を場外に連れ出す。夏樹はたいようちゃん☆ボムを狙ったが、これを逃れたイオは丸め込もうとした夏樹を逆にマヒカ・デ・イオで抑え込んで3カウント! 大本命の川葛がまさかの黒星スタートとなった。
愛川ゆず季とZERO1野良犬道場の夕陽の全力女子タッグと、当初は同じナナエ軍団のはるか悠梨とのタッグで出場予定だった須佐えりが、はるかの負傷欠場により東京女子プロレスのNOZOMIと結成した越境タッグが激突。ヒジの負傷で欠場していた須佐は、これが約1カ月半ぶりの復帰戦。
NOZOMIとのチームワークはまだまだギクシャクしているものの、欠場中、下半身と共にケガをしていない右腕を鍛えていたという須佐は、夕陽に強烈なバックブローをクリーンヒットさせる。堪らず愛川が飛び込んでくると、NOZOMIも入ってきて愛川に飛び付き式DDT。同時に須佐も夕陽にスイングDDTを決めていく。
さらに須佐はロシアンフックを叩き込んでいったが、辛くもカウント2で返した夕陽はジャーマンを返す。愛川もゆずポンスタナーでNOZOMIを蹴散らし、コーナー下に須佐をセット。そこに夕陽がスターダムでは初公開となるファイアーバードスプラッシュを投下して3カウント。愛川は返上したタッグ王座を取り戻すために幸先いいスタートを切った。
※完全詳細はバトル・ニュース携帯サイトをご覧ください。
▼第1試合 レッドゴッデス公式リーグ戦 15分1本勝負
愛川ゆず季/○夕陽(ZERO1野良犬道場)【1勝=2点】
9分22秒 ファイアーバードスプラッシュ→片エビ固め
●須佐えり/NOZOMI(東京女子プロレス)【1敗=0点】
▼第2試合 スペシャル6人タッグマッチ 20分1本勝負
●安川惡斗/チェリー(ユニオンプロレス)/志田光(アイスリボン)
13分44秒 オメガプレックス
木村響子(フリー)/○アルファ・フィーメル/ヘイリー・ヘイトレッド
▼第3試合 レッドゴッデス公式リーグ戦 15分1本勝負
○紫雷イオ/岩谷麻優【1勝=2点】
13分47秒 マヒカ・デ・イオ
●夏樹☆たいよう/世Ⅳ虎【1敗=0点】
▼第4試合 ブルーゴッデス公式リーグ戦 15分1本勝負
高橋奈苗/●脇澤美穂【1敗=0点】
14分20秒 月詠
宝城カイリ/○翔月なつみ【1勝=2点】
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