現Jr.タッグ王者やApollo 55がJr.タッグトーナメント1回戦突破!三大前哨戦は裕二郎が棚橋からフォール勝ち!

121021_NJPW-1.jpg新日本プロレス
Road to POWER STRUGGLE
~Super Jr. Tag Tournament 1st.~
日時:10月21日(日)開始:18:30
会場:後楽園ホール
観衆:1950人(超満員)

 21日、後楽園ホールで行われた新日本プロレス『Road to POWER STRUGGLE~Super Jr. Tag Tournament 1st.~』。今大会ではジュニアヘビー級によるタッグトーナメント『Super Jr. Tag Tournament』の1回戦4試合が行われた。

 現IWGPジュニアタッグ王者チームであるロッキー・ロメロ&アレックス・コズロフのフォーエバー・フーリガンズは、新日本ジュニアのレジェンドタッグである獣神サンダー・ライガー&タイガーマスクと対戦。
 ロメロはすっかりお馴染みとなった「フォーエバー」と叫びながらエンドレス串刺しラリアットで暴走モードに。だが3発目をタイガーがバックブリーカーで迎撃しライガーにタッチ。出てきたライガーに走りこんできたコズロフだったが、ライガーは掌底を次々に叩き込むと、コズロフを場外に落としスライディングキックからプランチャ。
 場外からコズロフを戻してライガーボムを狙うも、ロメロがスーパーキックでライガーを倒しヘルズブルドーザー。続いてコンタクトキラーを叩きこみフォールも2。ならばとライガーをコーナートップに乗せて雪崩式フランケン。そこにコズロフがボディプレスを投下。再びコンタクトキラーを狙ったフーリガンズだが、タイガーがエプロンのロメロを叩き落とすと、ライガーが掌底。さらにタイガーがロメロを雪崩式ダブルアームで投げると、ライガーがライガーボム。これをコズロフがカットすると、タイガーがを場外に落としてトペを発射。
 だが、その間リング上ではロメロがライガーに逆さ押さえ込み連発。さらにスモールパッケージホールドで丸め込んで3カウントを奪った。試合後、ロメロが「お前らはレジェンドかも知れない。闘ってみてそれが分かったよ。次の挑戦者にしてやるよ。お前らがすごいのは分かっているから、次の挑戦者でオネガイシマス」と言って握手を求める。だがヒーローズが握手に応じたところへ急所蹴り。ロメロは「誰が挑戦者でも俺達が永遠にチャンピオンであることには変わりないけどな! フォーエーーーバーーー!」と叫びリングを後にした。
 そのほかでは、10・8両国大会でフーリガンズに敗れたKUSHIDA&アレックス・シェリーのTIME SPLITTERSが合体技i-94で、難敵・邪道&外道を撃破。TAKAみちのくとメキシコ遠征から帰ってきたタイチの世界一小ズルい鈴木軍ジュニアコンビは、ネグロ・カサス&BUSHIと対戦したが、メキシコ帰りのタイチがタイチ式外道クラッチでBUSHIから3カウント奪取。プリンス・デヴィット&田口隆祐のApollo 55はロウ・キー&ブライアン・ケンドリックと対戦。ロウ・キーの持つIWGPジュニア王座への挑戦を表明しているデヴィットだが、最後は田口がどどんでケンドリックから勝利。試合後、デヴィットとロウ・キーが、放送席の前で大乱闘。この日の解説が飯伏幸太だったこともあり、デヴィットは飯伏を激しく意識。ロウ・キーも飯伏に向かってベルトを誇示してみせると、飯伏も立ち上がって睨み返していった。

121021_NJPW-2.jpg メインではオカダ・カズチカの持つ権利書への次期挑戦者である後藤洋央紀、中邑真輔の持つインターコンチへの次期挑戦者であるカール・アンダーソン、そして棚橋弘至の持つIWGPヘビーへの次期挑戦者である高橋裕二郎が6人タッグマッチで激突する三大前哨戦が行われた。
 例によってマイクを持った裕二郎は「棚橋さん、また髪の色チャラくしちゃって、また一人だけ女にモテようとか思っちゃってんじゃねーの? こいつの愛してますはエアギターと同じで偽物だよ。本物のギターもなければ愛もない。テメーの頭の中はお姉ちゃんの裸でいつもいっぱいなんだろ? これマジ!」と棚橋を挑発。
  後藤はオカダを蹴りまくってコーナーに追い詰めると村正。さらにバックドロップからジャーマンの体勢になるも、オカダがエルボー連打。だが構わず後藤はジャーマンで投げていく。さらに後藤はオカダを持ち上げるも、着地したオカダが後藤に掟破りの牛殺し。さらにダイビング・エルボードロップからレインメーカーポーズからのレインメーカー。うまくかわした後藤だったが、走りこんだところへオカダはフラップジャック。
 タッチを受けた中邑は後藤に蹴りを連発。だが後藤はラリアットでなぎ倒し、棚橋にタッチ。棚橋はフライング・フォアアームから串刺しエルボー。だがこれを避けた中邑がコーナー上に乗っかったままの棚橋の腹へニーリフト。中邑は裕二郎にタッチ。
 にやけて出てきた裕二郎に棚橋はエルボー連打。エルボー合戦になるが、走りこんだ棚橋へ裕二郎はフロントキック。しかし蹴り足をキャッチした棚橋はドラゴンスクリュー。そして走りこむが正面からキャッチした裕二郎はフロントスープレックス。
 オカダと中邑が棚橋にキックを見舞い、裕次郎がユウジロウズリフト。カウント2で返されると、ジャーマンの体勢になるも、棚橋はこれをこらえスリングブレイド。さらに後藤とアンダーソンが入ってきて後藤はオカダに牛殺し、アンダーソンはガンスタンで叩きつける。
 棚橋は裕二郎にトドメのハイフライフローを狙うが、これを避けた裕二郎は東京ピンプスを狙う。背後に着地して逃れた棚橋はロープに飛ぶが、オカダがドロップキックで迎撃すると、中邑がボマイェを叩きこみ、最後に裕二郎がぶっこ抜きジャーマンスープレックスで3カウント。三大前哨戦はIWGPヘビー級王座次期挑戦者が、現王者からピンフォール勝ちを収めてみせた。

※完全詳細はバトル・ニュース携帯サイトをご覧ください。

▼第1試合 タッグマッチ 20分1本勝負
中西学/●キャプテン・ニュージャパン
8分5秒 鬼殺し→エビ固め
○矢野通/飯塚高史

▼第2試合 タッグマッチ 20分1本勝負
○真壁刀義/井上亘
9分51秒 キングコングニードロップ→体固め
石井智宏/●YOSHI-HASHI

▼第3試合 Super Jr. Tag Tournament1回戦 時間無制限1本勝負
[TIME SPLITTERS]KUSHIDA/○アレックス・シェリー
13分26秒 I-96→片エビ固め
[The World Class Tag Team]邪道/●外道
※TIME SPLITTERSが2回戦に進出

▼第4試合 Super Jr. Tag Tournament1回戦 時間無制限1本勝負
[グルーポ・シベルネティコ]ネグロ・カサス/●BUSHI
18分24秒 タイチ式外道クラッチ
[世界一小ズルい鈴木軍ジュニアコンビ]TAKAみちのく(K-DOJO)/○タイチ
※世界一小ズルい鈴木軍ジュニアコンビが2回戦に進出

▼第5試合 Super Jr. Tag Tournament1回戦 時間無制限1本勝負
[ニュージャパン・ヒーローズ]●獣神サンダー・ライガー/タイガーマスク
9分28秒 スモールパッケージホールド
[フォーエバー・フーリガンズ]○ロッキー・ロメロ/アレックス・コズロフ
※フォーエバー・フーリガンズが2回戦に進出

▼第6試合 Super Jr. Tag Tournament1回戦 時間無制限1本勝負
[Apollo 55]プリンス・デヴィット/○田口隆祐
10分3秒 どどん→片エビ固め
[CHAOS WORLD WRESTLING WARRIORS]ロウ・キー/●ブライアン・ケンドリック
※Apollo 55が2回戦に進出

▼第7試合 スペシャル6人タッグマッチ 30分1本勝負
天山広吉/小島聡/●永田裕志
14分29秒 ゴッチ式パイルドライバー→体固め
○鈴木みのる(パンクラスMISSION)/ランス・アーチャー/デイビーボーイ・スミスJr.

▼第8試合 スペシャル6人タッグマッチ 30分1本勝負
●棚橋弘至/"ザ・マシンガン"カール・アンダーソン/後藤洋央紀
15分18秒 ぶっこ抜きジャーマンスープレックスホールド
中邑真輔/オカダ・カズチカ/○高橋裕二郎

このページの先頭へ
コラム女子プロレス団体『FEATURES』
スターダム世IV虎の番長日記
はるか悠里の格闘アイドル育成計画
スターダム須佐えりの初勝利への道
月別アーカイブ
団体