DDT48総選挙1位の飯伏がジェネリコとのリマッチに惜敗!現役高校生レスラーの竹下がディーノの洗礼を浴びる!
DDTプロレスリング
DDT Special 2012
日時:10月21日(日)開始:12:00
会場:後楽園ホール
観衆:1424人(超満員)
21日、後楽園ホールで行われたDDTプロレスリング『DDT Special 2012』。今大会は2012年のDDT48総選挙にて、18位以上に入った"選抜メンバー"のみが出場できる特別な大会。メインイベントでは総選挙1位を獲得した飯伏幸太が、1位になった副賞として現KO_D無差別級王者であるエル・ジェネリコに挑戦。9・30後楽園ホール大会で飯伏はジェネリコに敗れ、同王座を失っているが、わずか1カ月でリベンジマッチが実現する形となった。
ジェネリコは串刺し式ケンカキックを放つもこれを避けた飯伏はコーナーに上る。だが正面からジェネリコは上りBrainbustaaaaahhhhh!!!!!の体勢へ。これはエプロンに降りて避けた飯伏がスワンダイブ式でロープに飛び乗るもそこへジェネリコがケンカキック。場外に転落した飯伏に対し、ジェネリコも場外に降りて走りこむも飯伏は延髄斬りで迎撃。
すると飯伏は掟破りのケンカキックからBrainbustaaaaahhhhh!!!!!の体勢に。これはジェネリコが飛び越え着地し、こちらも飯伏の得意技であるライガーボムの体勢へ。これを着地した飯伏はオーバーヘッドキックからジャーマンの体勢へ。逆にバックを取ったジェネリコがジャーマン。だがすかさず飯伏もジャーマンを返し、ダブルダウン。
エプロンで蹴り合う両者。ジェネリコが走りこんできた飯伏をボディスラムの要領で担ぎ、みちのくドライバーIIでエプロンに叩きつける。さらにジェネリコは串刺し式ケンカキックから必殺Brainbustaaaaahhhhh!!!!!の体勢へ。だが飯伏がトップコーナーよりジェネリコを飛び越えての雪崩式DDT。しかしカウントは2。
飯伏はジェネリコを立たせるが、ジェネリコは飯伏を突き飛ばす。これでロープに振られた格好とばった飯伏は反動をつけてラリアットでなぎ倒し、シットダウン式ラストライド。これで決まったかと思われたが2で返したジェネリコ。そこに飯伏は必殺のフェニックス・スプラッシュ。だが、剣山で迎撃したジェネリコがそのまま首固めで丸め込み3カウントを奪った。
ジェネリコが飯伏に連勝したことを受けて鶴見亜門GMは、「次の挑戦者は選挙結果を踏まえて、実力で争ってもらいます。28日、各ユニットで選挙の結果が一番上の選手が参加しての次期挑戦者決定戦を行います」と発表。
決定戦の出場選手はウラシマクドウからはHARASHIMA(第3位)、チーム・ドリフからは入江茂弘(第6位)、モンスターアーミーからはアントーニオ本多(第12位)、チーム今成(仮)からは8位のケニー・オメガがカナダに帰ってしまうので伊橋剛太(第37位)、ユニオンプロレスからは木高イサミ(第6位)、そして無所属からはMIKAMI(4位)と佐藤光留(第5位)の7人が7WAYマッチを行い、最後の1人に残った選手が11・25後楽園大会でジェネリコの持つKO-D無差別級王座に挑戦することとなった。
現役高校生レスラーの竹下幸之介が男色ディーノ相手にシングルマッチが決定。デビュー後4戦で17位にまで駆け上った高校生レスラーに、ディーノがプロレスの新しい世界を教えこむことになった。
スクリーンには控室の遠藤と竹下が映る。遠藤は「お前まだか? 女に触れたことはあるか?」と聞くと、竹下は「ないです」。それを聞いた遠藤は深刻そうに「そうか......竹下、オッサンが初めてっていうのはキツイぞ。気持ち悪い。経験者として助言するけど、本当に気持ち悪いからな」とアドバイス。竹下が「ありがとうございます」と冷たく答えると、遠藤は「もう、俺みたいな被害者を出したくないんだ。絶対に唇だけは守れよ。絶対だぞ! 絶対ダメだから唇だけは!」と遠藤に熱心にアドバイスを送った。
試合が開始されると、ディーノは腰を振りながら色々シュミレーション。さらに組み合った直後に唇を狙いロープに押しこむ。距離を取り、今度は竹下がロープに押しこむも、ディーノは唇を突き出す。竹下は首投げからヘッドロックに移行するも、ディーノは尻をなでまわし、あまりの気持ち悪さに離した竹下をタックルで倒すと、竹下の顔面に騎乗。さらに背負い投げから袈裟固めに移行し、唇を狙うがこれは死にものぐるいで竹下が逃げ出す。
数々の男色殺法にどんどん追い込まれている竹下だが、バイシクルキックからRKO。さらにコーナー最上段に登った竹下だったが、ディーノが下から竹下の股間にヴィーナスを連発。さらにリングに投げ捨てると、ホモイェを前から後ろから叩きこみ、さらにアンダータイツでの顔面ホモイェ。
さらにもう一度RKOを狙った竹下のバックを取り、コスチュームを脱がせて腰を振ってみせたディーノはフラフラする竹下にレインボーメーカー。そのまま唇を奪ってついでに3カウントを奪ったディーノは、試合が終わっても竹下の唇から離れようとしない。すると福田洋が凶器でディーノを蹴撃。福田は「なぜ僕に襲撃されたか分かるかな? 勘のいい貴方ならお気付きだろう。来週の28日新木場大会で、Youとのシングルマッチが組まれているな。だから今日襲撃した!」と、あまりに分かりやすい理由に、会場から「U・S・A!」コール。
福田は続けて「聞くところによるとMr.ゲイ、DDT48総選挙No.2の座に輝いたそうじゃないか。それほどの名声を持ってすれば、NEWユニットの1つや2つ、イージーにメイクできるはずだろ? 来週の新木場大会で僕が貴方に勝ったら、貴方名義の新ユニットを作ってもらおう。当然、リーダーでボスでトップに立つのはこの僕だからな! なぜならば、この僕は、ユニオン非認定USチャンピオン、ミスターーーーーーーーーー、パーフェクトだからだ」と叫びリングを後にした。
※完全詳細はバトル・ニュース携帯サイトをご覧ください。
▼アンダーボーイズによるダークマッチその1 10分1本勝負
○火野裕士(K-DOJO/第26位)
4分28秒 ドラゴンスリーパー
●DJニラ(フリー/第20位)
▼アンダーボーイズによるダークマッチその2 10分1本勝負
坂口征夫(坂口道場/第21位)/●福田洋(ユニオン/第22位)
7分4秒 パーフェクトプレックスを切り返す→首固め
中澤マイケル(第24位)/○ヨシヒコ(第25位)
▼第1試合 タッグマッチ 30分1本勝負
●大石真翔(第9位)/紫雷美央(フリー/第11位)
7分41秒 バッカス
○マサ高梨(第12位)/チェリー(ユニオン/第15位)
▼第2試合 シングルマッチ 30分1本勝負
○佐藤光留(パンクラスMISSION/第5位)
9分33秒 KO
●アントーニオ本多(第12位)
▼第3試合 シングルマッチ 30分1本勝負
○男色ディーノ(第2位)
9分3秒 リップロック→KO
●竹下幸之介(第17位)
▼第4試合 シングルマッチ 30分1本勝負
○ケニー・オメガ(第8位)
12分56秒 クロイツ・ラス
●石井慧介(第16位)
▼第5試合 ハードコアタッグマッチ 30分1本勝負
●木高イサミ(ユニオン/第6位)/高木三四郎(第18位)
12分44秒 エルボー→エビ固め
○入江茂弘(チームでら/第6位)/高尾蒼馬(第18位)
▼第6試合 シングルマッチ 30分1本勝負
○HARASHIMA(第3位)
10分25秒 蒼魔刀→エビ固め
●MIKAMI(第4位)
▼第7試合 KO-D無差別級選手権試合 時間無制限1本勝負
[王 者]○エル・ジェネリコ(23位)
19分27秒 首固め
[挑戦者]●飯伏幸太(第1位)
※第43代王者ジェネリコが初防衛に成功
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