ハードコアマッチと化した試合でCIMAが谷崎を撃破!ベテラン軍はジミーズとの全面対決、暁とMBはシングル三番勝負へ

121012_DragonGate-1.jpgDRAGON GATE
THE GATE OF VICTORY
日時:10月12日(金)開始:18:30
会場:後楽園ホール
観衆:1700人

 12日、後楽園ホールで行われたDRAGON GATE『THE GATE OF VICTORY』。"秋のビッグマッチ"9・23大田区体育館大会で土井成樹を破り、ドリームゲート王座を防衛したCIMA。その試合の直後に乱入し、王座挑戦を表明した谷崎なおきだが、CIMAは「ドリームゲートに挑戦したいんやったら、CIMAロワイヤルに勝ち上がってこいや!」と拒否。その代わり、ノンタイトルのランバージャックマッチでの一騎打ちを承諾した。

 しかも試合当日になってノーロープ&ノーDQ(反則裁定なし)ルールが追加されて試合開始。両者ともにロープがないことをいいことに、相手を場外に放り投げると、一斉にセコンド陣が鞭攻撃を見舞っていく展開に。CIMAはやられながらも問題龍にだけは反撃したり、帰ってきたベテラン軍の面々もなぜか問題龍にだけは鞭攻撃を見舞っていく中、谷崎はCIMAが爆弾を抱える首を集中攻撃。
 さらに得意のトマホークチョップをガンガン叩き込んでいくが、場外で放ったトマホークチョップをかわして鉄柱に誤爆させたCIMAは、痛む手を踏みつけて谷崎を動けなくしてから台車を持ち出す。そして、その上に谷崎を座らせると、後ろから押して台車ごとリング上から場外に奈落落とし!
 さらにバックステージから巨大ラダーを持ち出したCIMAは、場外にラダーをセットして登っていく。だが、MAD BLANKEYの面々がしがみついて阻止すると、谷崎が反対側から登っていってリング内に雪崩式ブレーンバスターで投げ込む。そこからイスの山をリング上に築いた谷崎はスプラッシュマウンテンでCIMAを叩き付ける。
 ハードコアマッチのような展開になってきたが、谷崎のナイトライドを逃れたCIMAはシュバインでイスの山の上に叩き付けると、ロープのない鉄柱に登ってメテオラを発射。だが、まだカバーにいかないCIMAは正調シュバインで谷崎をマットの上に叩き付けると、場外の巨大ラダーに登っていき、超高角度メテオラを叩き込んで3カウントを奪った。

121012_DragonGate-2.jpg すると試合後、9・23大田区で谷崎とのトライアングルゲート・コントラ・タニザキナオキに敗れた谷嵜なおき改め「Mr.キューキュー・豊中ドルフィン」が乱入し、谷崎を急襲! そこまでは分かるのだが、すっかり取扱注意状態になっていた豊中ドルフィンはCIMAにも襲いかかる。
 慌ててモチフジが入ってきてドルフィンを蹴散らすと、セミファイナルで望月成晃&ドン・フジイ&Gammaと対戦し、Gammaからメッセンジャーで3カウントを奪った斎藤"ジミー"了をはじめとするジミーズの面々も登場。元々ベテラン軍との抗争が勃発していたジミー・神田が先頭に立ってやり合おうとすると、CIMAが「お前ら本気か? 何しにメインの後のリングに上がってきたんや? ホンマに怒っているのはお前(=神田)だけ違うんか? スマした顔した奴もいれば、ホコ先間違えた奴もいるしよ」と挑発しながらジミーズを睨み付ける。
 すると堀口元気H.A.Gee.Mee!!が「お前らとマイクの勝負しようと思ってねぇよ。俺らはお前らベテラン軍と試合したいんだよ」と淡々と返事。それを聞いてCIMAは「お前ら6人おるやろ! 帰ってきたベテラン軍は5人や。カゲトラ! 僕は知りませんよみたいな顔してるけど、今日はスケジュールの都合で来られなかったけど、来月の後楽園大会にはHUBも投入しましょう」と帰ってきたベテラン軍vs.ジミーズの6vs.6全面対抗戦を提案。
 セミの試合後、望月から「相変わらず地味な奴らが地味な技で地味に勝ちやがって! そんなんじゃお前らいくら勝ったところで、俺らとの格差は一生変わらないからな」と言われると、ジミー・ススムが「12年前は神田と俺はただの俺の子分だったって言ってるらしいですけど、今のお客さんはそんなの知らないですよ。あなたの子分だった神田裕之と望月享、そしてあんたに負けて改名した横須賀享はもういない。ここにいるのはジミー・ススムとジミー・神田、地味は地味なりに俺らプライド持ってやってんだよ!」と言い返したこともあり、ベテラン軍vs.ジミーズの全面対決は11・8後楽園大会で、最後の1人を倒すまで続くイリミネーションマッチで行われることが決定した。

121012_DragonGate-3.jpg 9・23大田区大会でモチフジに敗れてツインゲート王座から陥落した鷹木信悟&YAMATOの暁-akatsuki-は三代目超神龍を加えたトリオで、B×Bハルク&戸澤陽&KzyのMAD BLANKEYと対戦。
 戸澤が神龍の上にイスを乗せ、さらに横にセットしたイスの上からボディプレスを投下しようとしたものの滑って失敗する場面もあったが、流れるような連係攻撃ではMAD BLANKEYのほうが一枚上。ハルクがHエッジで叩き付けたところに戸澤がシャイニング・ウィザード。さらに垂直落下式ブレーンバスターで叩き付けたところに、KzyがKZ.timeを投下。カウント2で何とか返した神龍は逆打ちを決めたが、カウント3寸前で戸澤がカット。
 そこにYAMATOが飛び込んでいくが、ハルクがミサイルキック。そこに鷹木も入ってきてハルクとエルボー合戦。さらに背後からKzyがボックス攻撃をお見舞いすると、戸澤の厳鬼からハルクがファースト・フラッシュ。カウント2で返した鷹木は、続く戸澤のジャーマンもカウント2で返す。ロープを掴む鷹木のバックを取った戸澤。そこにKzyがボックス攻撃を見舞って鷹木がロープを離した瞬間、戸澤がパッケージ・ジャーマンスープレックスホールドで投げて3カウント。
 勝利をアピールするMAD BLANKEYにYAMATOが襲いかかると、激怒した戸澤が「オイ、コラ! 待て、コラ! お前ら負けたくせに何が○×△......お前ら負けたんや、さっさと帰れ、オラ!」と言い放つが、鷹木は「こんな負けで納得いくわけねぇだろ! こんなことして大人しく帰れるわけねぇだろ!」と言い返す。またも乱闘になると、エキサイトしたKzyが止めに入った八木レフェリーに「うるせー、このハゲ!」と口走ってしまう。
 怒った八木レフェリーがKzyを張り手で制裁すると、「お前らいい加減にしろ、オラ! そんなにやり足りないんだったら、お前らにピッタリなカード組んでやるよ。次回の後楽園で3vs.3シングル三番勝負やってもらうぞ。対戦カードは俺が決める必要ないだろ。今目の前にいる奴ら同士でやってもらう。これで異論はねぇだろ! お前ら次回の後楽園ホール、思う存分暴れろよ!」と提案。この結果、11・8後楽園大会で鷹木vs.戸澤、YAMATOvs.ハルク、超神龍vs.Kzyの暁vs.MAD BLANKEYのシングル三番勝負が行われることになった。

※完全詳細はバトル・ニュース携帯サイトをご覧ください。

▼第1試合 タッグマッチ 20分1本勝負
サイバー・コング/●問題龍
9分11秒 インプラント→エビ固め
ジミー・カゲトラ/○Mr.キューキュー・豊中ドルフィン

▼第2試合 タッグマッチ 20分1本勝負
○新井健一郎/K-ness.
7分22秒 投げっぱなし阪神タイガースープレックス→体固め
しゃちほこBOY/●琴香

▼第3試合 シングルマッチ 30分1本勝負
●土井成樹
8分38秒 バック・スライド・フロム・ヘブン
○堀口元気H.A.Gee.Mee!!

▼第4試合 6人タッグマッチ 30分1本勝負
B×Bハルク/○戸澤陽/Kzy
15分27秒 パッケージジャーマンスープレックスホールド
●鷹木信悟/YAMATO/三代目超神龍

▼第5試合 Dragon Gate USA INC プレゼンツインターナショナル・タッグマッチ 30分1本勝負
ドラゴン・キッド/●ARフォックス
14分39秒 ライトニングスパイラル→片エビ固め
○吉野正人/ジョニー・ガルガノ

▼第6試合 帰ってきたベテラン軍 VS ジミーズ 6人タッグマッチ 45分1本勝負
望月成晃/ドン・フジイ/●Gamma
17分3秒 メッセンジャー
ジミー・ススム/○斎藤"ジミー"了/ジミー・神田

▼第7試合 ランバージャック・マッチ 時間無制限1本勝負
●谷崎なおき
18分20秒 ラダー上からのメテオラ→エビ固め
○CIMA

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