パンクラスがAKAとの提携&YouTubeの公式ch取得を発表!Krushとの対抗戦はパンクラスの2連勝!
パンクラス
PANCRASE 2012 PROGRESS TOUR
日時:10月6日(土)開始:18:00
会場:新宿FACE
観衆:567人(満員)
6日、新宿FACEで開催されたパンクラス『PANCRASE 2012 PROGRESS TOUR』10.6 Shinjuku FACE。試合開始前に、酒井正和代表が公開記者会見を開催。パンクラスとGoogleのパートナー契約成立、また、アメリカ・AKA(キックボクシングアカデミー)との提携を発表した。
Googleとの提携においては、YouTubeの公式チャンネルを取得し、パンクラスの過去の名勝負や、会見などの配信をする。公式チャンネルの名称は『PANCRASE CHANNEL』で、11月3日にオープン。酒井代表は「公式チャンネル専任の動画編集チームを外部委託し、さまざまなアーカイブを毎週アップしていく。また、アップする内容については、ファンからのアイディアを募る計画もある」と語った。
また、AKAとの提携については「いまのMMAにはキックの技術も必要。また、このジムは施設やトレーニングのカリキュラムもしっかりしているので、モデルにしたい。パンクラスが世界標準をうたっている以上、選手が交わることによって一層のレベルアップをはかりたい。交渉を始めたのは7月で、約3ヶ月話し合って形になった。ランカー以上はみんな行かせたいし、実力社会でもまれるべきだと思っている。対抗戦もいいし、ノウハウを学ぶことも大切にしていきたい」と語った。今後は、アメリカだけでなく、アジアにも視察に出かけ、パンクラスの力をよりアップするために奔走するという。
この日は初の試みとして立ち技格闘技の『Krush』との対抗戦が2試合行われた(パンクラスルール)。まず第10試合でフライ級の武蔵幸孝がチームKrushの丸岡拓也にグラウンドのパンチでTKO勝ち。続いてセミファイナルではヘビー級の福田雄平がチームKrushの西脇恵一と対戦。西脇は回り、左ハイキックで様子を見る。さらに蹴りを放った西脇の足を福田がタックルしながら取り、そのままテイクダウン。そして強烈なパウンド! 西脇は何も出来ず、危険とみたレフェリーが試合を止めた。
対抗戦はパンクラスの2連勝に終わったが、Krushの宮田代表は「負けちゃったよ、コノヤロー。今日上がってくれた2人は、対抗戦にすぐ手を挙げてくれたが、残念な結果になってしまった。しかし。これは始まり。長い目で見れば、今日の負けはメリハリがあっていいし、気が引き締まった。今日の結果は(Krushの)ファンの人に本当に申し訳なかった。クッソー。結果が出るまでくじけずやる。11月は両団体の興行が同じ日なので、次は12月になる。かませ犬になるつもりは全然ないし、ファイターたちに気を入れた試合をさせるよう取り組む。どんな舞台でも負けるつもりはない。次にはもう、ヒットマンみたいな選手が名乗りを挙げ、ガンガン練習している。今日の結果で意気消沈どころか、逆に燃えると思う。期待してください」とコメントした。
メインではフライ級ランキング4位のタイガー石井と、同ランキング5位の松永義弘が対戦。1R、左ハイキックを放ちプレッシャーをかける石井。松永が組み付いてくると、こかしてサッカーボールキック! 松永はタックルをしかけるが、石井はこれを潰し、腕十字やチョークスリーパーで松永を追い込む。しかし、松永のディフェンスは堅く、極めきれずゴング。
2R、打撃戦でスタート。松永はパンチで前に出るが、石井はテイクダウン、上に。松永はオモプラッタで反撃に出る。石井はボディブロー。ドントムーブで位置を変えると、松永ははがすように上に。そして叩きつけ! しかし、石井はロープ際で松永のバックを奪い、スリーパーを狙う。松永はなんとか状況を打開したいが、脱出できない。いったん立った石井は引き込んで再びグラウンド。ここで松永が回って上に! 石井は下から三角絞めを狙うが、松永は持ち上げ、マットに叩きつけて回避。パウンドで攻めるが、ゴング。
試合後、勝った石井は「今日、本当は『砂辺(光久)選手、俺と闘おう!』と言いたかったが、あの内容では言えなかった」と反省しきりだった。(文・佐佐木 澪)
【パンクラスゲート】開始:17:30
▼第1試合 フェザー級 5分2ラウンド
○高岡尚裕
1R2分06秒 チョークスリーパー→ギブアップ
●牛久絢太郎
▼第2試合 プロ昇格トーナメント決勝戦 スーパーフライ級 5分2ラウンド
○大津ヒロノブ
1R0分09秒 スタンドのパンチ→TKO勝ち
●小川徹
▼第3試合 プロ昇格トーナメント決勝戦 バンタム級 5分2ラウンド
○阪中勝大
2R終了 判定勝ち ※ジャッジ3-0
●ラングリー希里唯
▼第4試合 プロ昇格トーナメント決勝戦 フェザー級 5分2ラウンド
○井関遼
1R1分03秒 グラウンドのパンチ→TKO勝ち
●小畑公史
▼第5試合 プロ昇格トーナメント決勝戦 ライト級 5分2ラウンド
○泰斗
1R0分08秒 グラウンドのパンチ→TKO勝ち
●戸田智治
▼第6試合 プロ昇格トーナメント決勝戦 ミドル級 5分2ラウンド
○鈴木俊和
1R1分09秒 チョークスリーパー→ギブアップ
●川和真
【本戦】
▼第1試合 フライ級 5分2ラウンド
○金内"サイダー"雄哉
2R終了 判定勝ち ※ジャッジ3-0
●山田将太
▼第2試合 スーパーフライ級 5分2ラウンド
○上嶋佑紀
2R終了 判定勝ち ※ジャッジ3-0
●荻窪祐輔
▼第3試合 バンタム級 5分2ラウンド
△斉藤正臣
2R終了 引き分け ※ジャッジ0-0
△小宮稔大
▼第4試合 バンタム級 5分2ラウンド
○島崎巧
2R0分43秒 判定勝ち ※ジャッジ2-0
●諏訪園岳
※バッティングにより諏訪園が負傷、続行不可能のため、2R0分43秒までの内容でジャッジがおこなわれた
▼第5試合 フェザー級 5分2ラウンド
○TAG
1R4分02秒 グラウンドのパンチ→TKO勝ち
●宮路智之
▼第6試合 フェザー級 5分2ラウンド
○市川ランデルマン
2R終了 判定勝ち ※ジャッジ2-0
●近藤孝太
▼第7試合 ライト級 5分2ラウンド
○渡慶次幸平
2R4分32秒 スタンドのパンチ→KO勝ち
●原昭仁
▼第8試合 ライト級 5分2ラウンド
○竹川光一郎
1R3分10秒 グラウンドのパンチ→TKO勝ち
●太田純一
▼第9試合 無差別級 5分2ラウンド〜ROAD TO 植松直哉〜第4戦 キャッチレスリングルール
○長谷川孝司
1R0分55秒 アームバー→ギブアップ
●下町キッド
▼第10試合 フライ級 5分2ラウンド PANCARSE vs Krush
○武蔵幸平
1R3分52秒 グラウンドのパンチ→TKO勝ち
●丸岡拓也
▼第11試合 ヘビー級 5分2ラウンド PANCARSE vs Krush
○福田雄平
1R0分34秒 グラウンドのパンチ→TKO勝ち
●西脇恵一
※パンクラスvs.Krush対抗戦はパンクラスの2戦2勝
▼第12試合 フライ級 5分2ラウンド
○タイガー石井
2R終了 判定勝ち ※ジャッジ3-0
●松永義弘
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