新日本プロレスが『東京ゲームショウ2012』に参戦!プロレス馴れしていない見物客もグイグイ引き込む!

120920_NJPW-1.jpg新日本プロレス
TOKYO GAME SHOW 2012
日時:9月20日(木)
開始:午前の部11:00/午後の部15:00
会場:幕張メッセ

 20日、千葉・幕張メッセで『東京ゲームショウ2012』が開催された。4日間に渡って開催される『東京ゲームショウ2012』だが20日と21日はビジネスデイということで一般のお客さんは入場出来ないのだが、それでもブシロードブースにはカードゲーム『キング・オブ・プロレスリング』を引っさげた新日本プロレスが本物のリングを設置(サイズはやや小さめ)。田中ケロリングアナの名調子が響き渡ると、多くの見物客が集まった。

 午前の部にはCMMLLのマスクマンや新日本ジュニアがズラリと登場。ジュニアヘビー級らしい目まぐるしい試合展開で観る者を引きつける。9・7後楽園大会では飯伏幸太に敗れ、IWGPジュニア王座奪取とならなかったKUSHIDAだが、巻き返しをはかる意味でもこの日は大活躍。劣勢しった本隊側が流れを取り戻すと、KUSHIDAとシェリーが外道に対してダブルのトラースキック。さらにKUSHIDAのパワーボムとシェリーのスライス・ブレッド♯2の合体技であるi-94をズバリと決めて勝利した。

120920_NJPW-2.jpg 午後の部には午前の部の評判を聞きつけてか、倍ほどの人数が集まっていた。とはいえビジネスデイだけに圧倒的に"プロレス観戦馴れ"していないお客さんばかり。すると鈴木みのるが入場の際に手拍子を強要。『風になれ』に合わせて手拍子をすることで、一気に鈴木ワールドに引き込んでいく。
 さらに見た目のインパクトが抜群な上、メディアへの露出も多い天山広吉には多くの歓声が飛んだ。試合になると鈴木の憎らしいまでの強さ、ランス・アーチャーとハーリー・スミスのデッカイ身体から繰り出されるド迫力な攻撃、TAKAみちのくの身体は小さいが小ズルイ戦法はプロレス初心者にも非常に伝わりやすかった模様。大いに会場を盛り上げた鈴木軍だったが、最後は一番人気の天山がダイビング・ヘッドバットを投下してTAKAから勝利を収めた。

 『東京ゲームショウ2012』ビジネスデイ初日のメーンイベントは、真壁刀義&後藤洋央紀&内藤哲也の本隊と、中邑真輔&矢野通&YOSHI-HASHIのCHAOSの一戦。本調子であれば抜群の身体能力を発揮して観客を沸かせていたであろう内藤だが、まだヒザの負傷が完治しておらず動きもイマイチ。
 そんな中でYOSHI-HASHIが機動力を活かした動きを随所で発揮。だが、YOSHI-HASHIが後藤を羽交い絞めにし、そこへ中邑が前蹴りを見舞うも、これはYOSHI-HASHIに誤爆。すかさず後藤が村正から牛殺しを決めると、ラリアットで中邑と矢野をまとめて吹っ飛ばす。中邑も串刺しニーを返すと、CHAOSは真壁にトレイン攻撃から矢野の急所攻撃。
 さらにYOSHI-HASHIがネックブリーカーからスワントーンボムを投下するが、これをかわした真壁はラリアットを叩き込むと、必殺のキングコング・ニードロップを投下して3カウントを奪った。

※完全詳細はバトル・ニュース携帯サイトをご覧ください。

【午前の部】
▼第1試合 タッグマッチ 20分1本勝負
○マスカラ・ドラダ(CMLL)/フェリーノ(CMLL)
6分30秒 飛びつき前方回転エビ固め
●アベルノ(CMLL)/スーパー・ストロング・アステカ・マシン

▼第2試合 10人タッグマッチ 20分1本勝負
獣神サンダー・ライガー/タイガーマスク/○KUSHIDA/アレックス・シェリー(フリー)/BUSHI
14分22秒 i-94→片エビ固め
ロウ・キー(フリー)/ロッキー・ロメロ(フリー)/アレックス・コズロフ(フリー)/邪道/●外道

【午後の部】
▼第1試合 8人タッグマッチ 30分1本勝負
○天山広吉/小島聡/永田裕志/井上亘
13分30秒 ダイビングヘッドバット→片エビ固め
鈴木みのる(パンクラスMISSION)/ランス・アーチャー(フリー)/ハーリー・スミス(フリー)/●TAKAみちのく(K-DOJO)

▼第2試合 6人タッグマッチ 30分1本勝負
○真壁刀義/後藤洋央紀/内藤哲也
9分42秒 キングコング・ニードロップ→体固め
中邑真輔/矢野通/●YOSHI-HASHI

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