10回目を迎えた天下一Jr.開幕戦で、今年のKOG覇者・堀口が2連勝!粘る大地を退けた高岩がZERO1Jrにダメ出し!
プロレスリングZERO1
第10回 天下一Jr.トーナメント 開幕戦
日時:9月12日(水)開始:19:00
会場:新宿FACE
観衆:非公開
12日、新宿FACEで行われたプロレスリングZERO1『第10回 天下一Jr.トーナメント』開幕戦。10回目を迎えた天下一Jr.には国際色豊かな18選手が出場。オープニングでは昨年度の覇者であり、現在は引退して一般人となった澤宗紀さんが、ブラジャーにスーツという現役時代を彷彿させる"澤流の正装"で登場。
「ここに意地とプライドを賭けた世界一熱い闘いであることを宣言する。記念すべき第10回天下一ジュニアトーナメント。ZERO1でしか見られないスケールの大きい闘いを、やりすぎぐらいがちょうどいい応援でよろしくお願いします」と開会宣言をして天下一ベルトを返還した。
まずはシードの菅原拓也と高岩竜一以外の16選手がクリスタルボールを争って激突。その中で怪人・ハブ男vs.めんそ〜れ親父という"沖縄プロレス対決"が実現。沖縄のデルフィンアリーナが閉鎖し、事務所を大阪に移した沖縄プロレスだけに、観客から「沖縄プロレスを見せてくれ!」の声が飛ぶ中、試合を優勢に進めていたハブ男が「元気がねぇぞ!」を檄を飛ばすと、親父はカウンターのドロップキックでハブ男を場外に追いやってからトペを発射。
さらに缶ビールを手にロープ渡りからの「あーり乾杯!」と叫びながらの缶ビール攻撃を決めた親父はダイビング・クロスボディからガンガラーの谷。ならばとウルトラ・タイガードロップを返していったハブ男は、閃光毒牙を放っていくが親父がかわすと、着地した瞬間にスピンキック。さらにジャックハマーで叩き付ける。
カウント2で親父が返すと、激しい張り手合戦に。打ち勝った親父はロープに飛ぶが、ハブ男はカウンターのラリアット。だが、トラースキックを返した親父は親父ぬい。しかし2発目の親父ぬいをブロックしたハブ男は親父をコーナーに乗せると、雪崩式ペディグリーで叩き付ける。親父もカウント2で返し意地を見せたが、ハブ男はダメ押しの亜留魔下首領を決めて3カウント。
東京の、ZERO1の観客に、沖縄プロレス同士の熱い試合を見せ、喝采を浴びた両者は抱き合って健闘を称え合った。また、日高郁人は因縁の伊藤崇文と対戦。バチバチとした殴り合い、蹴り合いからハイキックを叩き込んだ伊藤はスリーパーを狙ったが、バックを取り返してリバースDDTで叩き付けた日高が、強引に石見銀山を決めて勝利した。
ドラゴンゲートからは今年の『KING OF GATE』覇者である堀口元気H.A.Gee.Mee!!が出場。クリスタル・ウォーズ1回戦でロビー・ハートのダイビング・ボディプレスをヒザの剣山で迎撃した堀口は、必殺のバックスライド・フロム・ヘブンで勝利。
クリスタルボールを手に入れた堀口はトーナメント1回戦で、同じ闘龍門JAPAN出身の菅原拓也と対戦。ドラゲーでKOGを制した堀口とZERO1ではジュニア三冠王の菅原の対決が実現! 菅原は堀口の弱点と言ってもいい後ろ髪を掴むと、エクステンションを引き抜いてしまう。さらに後ろ髪を掴んだ状態でコーナーに登り、そのまま引き揚げる。
「負けるわけにはいかーん!」と叫びながら菅原のコブラツイストから脱出した堀口は、電光石火のバックスライド・フロム・ヘブンを狙ったが、菅原はDDTで切り返す。堀口も菅原を場外に追いやってトペ・トビウオを発射。しかしリングに戻った菅原はブレーンバスターから十三不塔を狙うが、堀口はバックスライド・フロム・ヘブンで切り返す。だが、決めさせなかった菅原は垂直落下式ブレーンバスター。
カウント2で返した堀口はコルバタを狙うが、菅原は踏ん張る。だが、DDTで切り返した堀口はビーチブレイクを予告。必死に踏ん張った菅原はパワーボムを狙うは、堀口はウラカンで切り返す。しかし菅原も返す刀でT・C・O。
さらにランニングエルボーを叩き込んでカウント2まで追い込んだ菅原。10分が経過し、菅原は十三不塔を狙うが、堀口がまたもバックスライド・フロム・ヘブンで切り返して3カウント。神が宿った堀口は2回戦進出を決めてみせた。
ヘビー級を目指して体を大きくしている橋本大地としては、ジュニアヘビー級でいるのは"期間限定"。『火祭り』で1勝も出来なかった大地としては、ノアのジュニアタッグリーグと同時進行ではあるが、ジュニアヘビー級として是が非でも結果を残しておきたいところ。
クリスタル・ウォーズ1回戦でクレイグ・クラシックに大地式垂直落下式DDTで勝利した大地は、トーナメント1回戦で実父・橋本真也、師匠・大谷晋二郎と共にZERO-ONEを立ち上げ、創世記のZERO-ONEジュニアを支えた高岩竜一と対戦。
試合開始直後、高岩の頭をペチンと何度も叩いて挑発してみせた大地だったが、高岩はジュニア離れしたパワーですぐに大地を圧倒。しかし大地も掌底やニーリフトで必死に食らい付く。カウンターのラリアットで大地を吹っ飛ばし、シャチホコ式逆片エビ固めで悶絶させた高岩は一発一発が重たいエルボーや逆水平チョップを叩き込む。
それでもソバットからニールキックを叩き込んだ大地は、バックドロップで投げると父とそっくりな三角絞めに捕らえる。高岩はそのまま持ち上げようとするが、大地はそれを許さない。それでも高岩はパワーで持ち上げると、大地をそのままコーナーに乗せてから自らもコーナーに登っていく。エルボーで叩き落とした大地だが、下から張り手を見舞った高岩はさらに下からヘッドバットで突き上げてから雪崩式ブレーンバスター。
高岩のラリアット2発を食らっても倒れなかった大地は、3発目のラリアットを腕へのカカト落としで迎撃するとDDT。カウント2で返されるやSTFへ。ガッチリ決まったが、高岩はどうにかロープに脱出。大地式垂直落下式DDTを狙った大地を逆にデスバレーボムで叩き付けた高岩は、ショートレンジラリアット。
カウント2で返した大地は、高岩のパワーボムを逃れると三角蹴り。さらにランニングローから気合いの雄叫びをあげるが、ブレーンバスターは逆に高岩が垂直落下式ブレーンバスターで切り返す。さらにドリラーで叩き付けた高岩はラリアット。これもカウント2で返した大地だが、高岩はダメ押しのデスバレーボムで叩き付けて3カウント。
粘りに粘った大地だったが、高岩の壁は厚く高かった。すると高岩は「オイ、天下一Jr、こんなにレベルの低い大会だったっけ? 日高、お前何していたんだ? こんなに下げやがって」とZERO1ジュニアにダメ出し! それを聞いた日高は「おい高岩竜一、勝手に出ていって、勝手に戻って、勝手なこと言いやがって! 今のZERO1ジュニアは俺だよ。決勝で必ず倒してやるからな! 吐いた唾飲み込むなよ!」と、お互い勝ち上がっていけば優勝決定戦で当たるため、そこで高岩を倒すと宣言した。
※完全詳細はバトル・ニュース携帯サイトをご覧ください。
▼第1試合 天下一Jrトーナメント クリスタル・ウォーズ1回戦 30分1本勝負
○橋本大地
8分52秒 垂直落下式DDT→体固め
●クレイグ・クラシック(ZERO1 USA)
※大地がクリスタルボールを獲得
▼第2試合 天下一Jrトーナメント クリスタル・ウォーズ1回戦 30分1本勝負
●ロビー・ハート(ZERO1 AUS)
9分41秒 バックスライド・フロム・ヘブン
○堀口元気H.A.Gee.Mee!!(DRAGON GATE)
※堀口がクリスタルボールを獲得
▼第3試合 天下一Jrトーナメント クリスタル・ウォーズ1回戦 30分1本勝負
○ショーン・ギネス(アイルランド)
8分22秒 ブレインバスター→体固め
●ホーホー・ルン(ZERO1 香港)
※ショーンがクリスタルボールを獲得し、トーナメント準々決勝に進出
▼第4試合 天下一Jrトーナメント クリスタル・ウォーズ1回戦 30分1本勝負
●フランク・デヴィッド(アイルランド)
9分44秒 回転エビ固め
○フィル・ボイド(アイルランド)
※ボイドがクリスタルボールを獲得し、トーナメント準々決勝に進出
▼第5試合 天下一Jrトーナメント クリスタル・ウォーズ1回戦 30分1本勝負
●藤田峰雄
8分33秒 クロスボディアタック→体固め
○シコデリコJr(ZERO1 メキシコ)
※シコデリコJrがクリスタルボールを獲得し、トーナメント準々決勝に進出
▼第6試合 天下一Jrトーナメント クリスタル・ウォーズ1回戦 30分1本勝負
○ジョナサン・グリシャム(USA)
9分2秒 卍固め
●ジェイソン・ニュー(ZERO1 香港)
※ジョナサンがクリスタルボールを獲得し、トーナメント準々決勝に進出
▼第7試合 天下一Jrトーナメント クリスタル・ウォーズ1回戦 30分1本勝負
○怪人・ハブ男(沖縄プロレス)
10分23秒 亜留魔下首領→エビ固め
●めんそ〜れ親父(沖縄プロレス)
※ハブ男がクリスタルボールを獲得し、トーナメント準々決勝に進出
▼第8試合 天下一Jrトーナメント クリスタル・ウォーズ1回戦 30分1本勝負
○日高郁人
3分25秒 石見銀山→片エビ固め
●伊藤崇文(パンクラスism)
※日高がクリスタルボールを獲得し、トーナメント準々決勝に進出
▼第9試合 天下一Jrトーナメント1回戦 30分1本勝負
●菅原拓也(フリー)
10分16秒 バックスライド・フロム・ヘブン
○堀口元気H.A.Gee.Mee!!(DRAGON GATE)
※堀口がトーナメント準々決勝に進出
▼第10試合 天下一Jrトーナメント1回戦 30分1本勝負
○高岩竜一(フリー)
16分29秒 デスバレーボム→エビ固め
●橋本大地
※高岩がトーナメント準々決勝に進出
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