大和が同期でライバルのKAIを下し、涙の世界ジュニア王座奪取!GET WILD対決がスギちゃん対決に!?

120812_AJPW-1.jpg全日本プロレス
40th Anniversary Year
SUMMER IMPACT 2012
日時:8月12日(日)開始:12:00
会場:後楽園ホール
観衆:1600人

 全日本プロレスの『40th Anniversary Year SUMMER IMPACT 2012』開幕戦が、東京・後楽園ホールで行われ1600人を動員した。
 メーンイベントでは先シリーズ『2012 JUNIOR HYPER LEAGUE』で優勝した大和ヒロシが、もう一つの全日本ジュニアの頂点であるKAIが持つ世界ジュニア王座に挑戦した。

 メーンイベントでは先シリーズ『2012 JUNIOR HYPER LEAGUE』で優勝した大和ヒロシが、もう一つの全日本ジュニアの頂点であるKAIが持つ世界ジュニア王座に挑戦。
 真っ白のタイツとシューズを新調した大和はスピアーやカミカゼ、コーナー二段目からのセントーンをで追い込むとスパイダージャーマンを狙う。だが、KAIはうまく逃れて大和をコーナーに逆さ吊りにすると、顔面にフットスタンプを落とす。
 それでも大和は根性でスパイダー式フロントスープレックス、スパイダージャーマンを決めると、コーナー最上段からのダイビング・セントーン。カウント2で返したKAIはライガーボムとLATで追い込んでからスプラッシュ・プランチャで勝負に出たが、ヒザで迎撃した大和はロコモーションジャーマンからラリアットでなぎ倒すと、必殺のクロスアーム・ジャーマンで3カウントを奪った。
 同期でライバルのKAIをついに倒し、悲願の世界ジュニア王座を奪取した大和だが、感動に浸る間もなく田中稔が現れ、8・26大田区体育館大会での挑戦を表明。過去8回シングルで稔に敗れている大和だが、「大田区で9回目をやりましょう!」と受諾したが、観客から祝福されながらコメントスペースにやってきた大和は思わず号泣した。

120812_AJPW-2.jpg 8・26大田区体育館大会で秋山準の持つ三冠ヘビー級王座に挑戦することが決まった船木誠勝。その前哨戦として秋山は同じS・A・Tの青木篤志と、船木は同じSTACK OF ARMSの田中稔と組み、タッグマッチで対戦。
 秋山が稔をフロントネックロックに捕らえると、船木がカット。稔がタッチすると、船木はバックドロップを狙ったが、秋山は顔面にヒザを叩き込んでからエクスプロイダー。さらにランニングニーを叩き込んでから青木にタッチ。青木はヘッドバットを叩き込むが、船木はカウンターで浴びせ蹴り。そこから一気にハイブリッド・ブラスターで叩き付けて勝利すると、試合後も秋山と船木は激しく睨み合った。
 前哨戦を見る限り、秋山は船木の打撃をスカすことなく真正面から受けて立つ構え。これは26日の三冠戦は秋山の王道プロレスvs.船木の過激なプロレスのぶつかり合いになりそうだ。

120812_AJPW-3.jpg 8・26大田区大会で関本大介&岡林裕二を相手に世界タッグ王座の防衛戦が決まった大森隆男&征矢学のGET WILDだが、お互いにここ最近のワイルド不足を指摘し合った結果、なぜかお互いに私服のまま試合を行う"ワイルドストリートマッチ"で対戦することに。
 私服のはずが、2人とも示し合わせたかのように、袖を切ったデニム地の上下&キャップを捨てたコーラのペットボトルという芸人"スギちゃん"の格好で登場。まさかのネタ被りという状態ながら、ワイルドにぶつかり合った両者だが、突如ジョー・ドーリングが乱入!
 GET WILDに敗れて以来、諏訪魔に負けないくらい暴走気味のドーリングが大暴れしたため無効試合に終わってしまった。だが、GET WILDは2人ともスギちゃんの格好をしてきたということは同じことを考えていたからであり、タッグチームとして大切な"阿吽の呼吸"を確認出来たとポジティブに解釈。最後は「関本&岡林をぶっ潰せ!」とワイルドに言い放った。
 一方、7・26後楽園大会では暴走するあまり内田社長から「いい加減にしろ! 帰れ!」と一喝された諏訪魔と河野真幸が再びタッグで激突。河野は最初から喧嘩ファイトを仕掛けていき、諏訪魔のお株を奪うように本部席のテーブルを投げつけたが、逆に諏訪魔はイスを手にしたものの使わずにリングに戻り、最後はラストライドで叩き付けて河野からフォール勝ち。8・18札幌大会での一騎打ちを前に完勝した諏訪魔は「俺は人間凶器だ、お前! 弱い奴に凶器やったらもっと可哀想だろ?」と余裕の発言。次なるターゲットに三冠のベルトをあげた。

※完全詳細はバトル・ニュース携帯サイト、またはスポーツナビをご覧ください。

▼第1試合 タッグマッチ 30分1本勝負
カズ・ハヤシ/○ジミー・ヤン
5分51秒 ヤンタイム・ボディアタック→片エビ固め
中之上靖文/●アンディ・ウー

▼第2試合 シングルマッチ 30分1本勝負
○SUSHI
6分08秒 TEKKAMAKI
●MAZADA(フリー)

▼第3試合 アジアタッグ戦前哨戦 6人タッグマッチ 30分1本勝負
曙(フリー)/●浜亮太/渕正信
11分08秒 リングアウト
○KENSO/井上雅央(フリー)/西村修(フリー)

▼第4試合 シングルマッチ 30分1本勝負
○真田聖也
6分01秒 回転足折り固め
●ジョー・ドーリング

▼第5試合 三冠前哨戦 全日本プロレスvsプロレスリング・ノア タッグマッチ 30分1本勝負
○船木誠勝/田中稔
9分54秒 ハイブリッド・ブラスター→体固め
秋山準(NOAH)/●青木篤志(NOAH)

▼第6試合 史上初!ワイルド ストリートファイトマッチ 時間無制限1本勝負
大森隆男
5分33秒 ジョーの乱入→無効試合
征矢学

▼第7試合 タッグマッチ 45分1本勝負
○諏訪魔/近藤修司
11分09秒 ラストライド→体固め
●河野真幸/金本浩二(新日本プロレス)

▼第8試合 世界ジュニア・ヘビー級選手権試合 60分1本勝負
[王 者]●KAI
21分14秒 クロスアーム・ジャーマン
[挑戦者]○大和ヒロシ
※第32代王者KAIが初防衛に失敗。大和が第33代王者となる

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