シェイマスが4WAYマッチでも王座防衛!オートン、ミステリオと組んで勝利したヨシ・タツが日本をアピール!

120810_WWE-1.jpgWWE Presents
スマックダウン・ワールドツアー2012
日時:8月10日(金)開演:19:00
場所:両国国技館
観衆:8431人

 今年は2日間に渡って両国国技館で開催されたWWE日本公演『WWE Presnts スマックダウン・ワールドツアー2012』。2日目となる10日の大会は、初日を上回る8431人を動員した。

 メーンイベントでは9日の大会でビッグショー&ジョン・ロウリネイティスとの2対1のハンディキャップマッチに勝利し、世界ヘビー級王座を防衛したシェイマスが、ビッグショー、ケイン、アルベルト・デル・リオの4人が同時に対戦するフェイタル4WAYマッチで王座防衛戦を行った。
 いきなり3人がかりでビッグショーを場外に叩き落として戦闘不能状態にすると、デル・リオとケインが共闘してシェイマスを攻撃。だが、デル・リオがダメージを負ったシェイマスをカバーすると、ケインがカット。これでデル・リオとケインが仲違いしたところにビッグショーが戻って来て試合は混沌としていく。
 そしてケインがデル・リオをチョークスラムで叩き付けると、そのケインをビッグショーがKOパンチで吹っ飛ばし、そのビッグショーにシェイマスがブローグ・キック。最後に残ったデル・リオがクロスアーム・ブリーカーを狙うが、うまく回避したシェイマスがブローグ・キックを叩き込んで勝利。二夜連続の王座防衛となった。

120810_WWE-2.jpg セミではサンティノ・マレラのUS王座にコーディ・ローデスが挑戦。試合前、「コブラ、コワクナイ!」とマイクアピールしたローデスだったが、マレラがコブラの構えを見せる度にビビってたじろいでしまう。
 それでも満を持してマレラがコブラを狙ったところをドロップキックで迎撃してみせたローデスは、マレラの手から落ちたコブラのソックスを踏みつけたり伸ばしたりしてみせる。だが、もう1本ソックスを持っていたマレラはそれを腕に装着すると、ローデスが振り返ったところに必殺のコブラを叩き込んで3カウント。ローデスにとってはコブラ攻略もUS王座もまだ遠かったか。
 初日に日本のファンの「YES!」コールに後押しされ、体格差のあるケインに挑んでいったものの玉砕したダニエル・ブライアンは、コフィ・キングストンと対戦。ハーフハッチ・スープレックスやニーオンザベリー式の逆片エビ固めなど、日本仕込みとも思えるテクニックを随所で見せたブライアンだが、場外に出たキングストンにブライアンがトペを狙うと、エプロンに飛び乗ったキングストンが蹴りで迎撃。そこからダイビング式ブレーンチョップ、ブーン・ドロップと畳みかけ、最後はトラブル・イン・パラダイを狙ったが、これをかわしたブライアン。
 それでもコーナーに飛び乗りクロスボディを決めたキングストンだが、ブライアンも雪崩式ブレーンバスター。しかし身体を捻って押し潰したキングストンは、SOSでカウント2まで追い込むと、再びコーナーに飛び乗ってのクロスボディ。これをフジワラ・アームバーでキャッチしたブライアンは、そこからYESロックに捕らえてギブアップを奪った。

120810_WWE-3.jpg 9日の大会でアルベルト・デル・リオとのシングルマッチに勝利したランディ・オートンは、前日に好連携を見せたレイ・ミステリオ&ヨシタツとタッグを組み、プリモ&エピコ&ジョン・ロウリネイティスと対戦。
 ヨシ・タツは前夜に続き、ドラゴンスクリュー、スリングブレイド、ボマイェと新日本プロレスを彷彿させるムーヴを披露。ならばとプリモとエピコは代わる代わる出ていき、ミステリオを捕まえていくが、飛び付き式のスイングDDTを決めたミステリオはようやくオートンにタッチ。
 エピコに対してパワースラムやロープの間からのDDTで一気に畳みかけるが、RKOを狙ったところでプリモがカットに入る。オートンがプリモを場外に投げ飛ばすと、ヨシ・タツがコーナーからプランチャ。さらにオートンもエピコと共に場外へ。ここでほとんど試合に出ていなかったロウリネイティスが、ここぞとばかりにリングイン!
 だが、ミステリオが619で吹っ飛ばしたところに、ちょうどリングに戻ってきたオートンがRKOを決めて3カウント。オートン、ミステリオという二大スーパースターと揃って勝利したヨシ・タツは誇らしげに日の丸を掲げ、日本のファンから大歓声を浴びた。

※完全詳細はバトル・ニュース携帯サイト、またはスポーツナビをご覧ください。

■WWE Japanオフィシャルサイト http://www.wwe.co.jp
■WWE Japanオフィシャルモバイルサイト http://m.wwe.co.jp

▼第1試合 シングルマッチ
○ザック・ライダー
9分45秒 ラフライダー→片エビ固め
●ジャック・スワガー

▼第2試合 シングルマッチ
○ジャスティン・ゲイブリエル
7分27秒 トップロープからのライオンサルト→片エビ固め
●ジンダー・マハル

▼第3試合 シングルマッチ
●テッド・デビアス
8分50秒 ウィンズ・オブ・チェンジ→片エビ固め
○ウェイド・バレット

▼第4試合 WWEディーバマッチ
●ケリー・ケリー
8分14秒 シャープシューター→ギブアップ
○ナタリヤ

▼第5試合 6人タッグマッチ
レイ・ミステリオ/○ランディ・オートン/ヨシ・タツ
15分55秒 RKO→片エビ固め
プリモ/エピコ/●ジョン・ロウリネイティス

▼第6試合 シングルマッチ
●コフィ・キングストン
22分40秒 ラベルロック(イエスロック)
○ダニエル・ブライアン

▼第7試合 US王座戦
[王 者]○サンティノ・マレラ
8分56秒 コブラ→片エビ固め
[挑戦者]●コーディ・ローデス
※王者マレラが王座防衛に成功

▼第8試合 世界ヘビー級王座戦・フェイタル4ウェイマッチ
[王 者]○シェイマス
13分49秒 ブローグ・キック→片エビ固め
[挑戦者]●アルベルト・デル・リオ
※あと2人は[挑戦者]ケイン、[挑戦者]ビッグショー
※王者シェイマスが王座防衛に成功

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