メーンイベントでは7・22神戸ワールド記念ホール大会で、オープン・ザ・トライングルゲート王座を返上し、SATLの出場を辞退したWORLD-1 INTERNATIONALの土井成樹＆吉野正人が、暁-akatsuki-の鷹木信悟＆YAMATOが保持しているオープン・ザ・ツインゲート統一タッグ王座に挑戦。しかもこの試合はオープン・ザ・ドリームゲート王者CIMAの希望により、同王座への挑戦権も懸けられた「CIMAロワイヤル6」として行われることになった。
　お互いに長い間タッグを組んでいることもあり、抜群のチームワークを随所で発揮。しかし勝負を決めた選手にCIMAへの挑戦権が与えられるため、フィニッシュを巡って鷹木とYAMATOがギクシャクし始める。そこを突いて土井が一気に勝負を決めようとしたが、横から割って入るように吉野がライトニング・スパイラル。何と鉄壁のチームワークを誇る土井吉でもフィニッシュを巡っての争いが......
　そんな中、20分を経過して土井と鷹木がマスキュラーボムとMADE IN JAPANをお互いに狙う攻防を展開していると、YAMATOが入ってきて土井吉にスピアー。さらに吉野をスリーパーに捕らえてからブン投げたYAMATOが、ダメ押しのギャラリアで叩き付けて3カウントを奪った。

　ツインゲート王座を防衛すると同時に、CIMAの持つドリームゲート王座への挑戦兼を手に入れたYAMATO。試合を本部席から見つめていたCIMAは「YAMATO、信悟、土井、吉野、お前らなんちゅう試合するんや！　1秒先にはどうなるか分からんスリリングな展開。タッグマッチとして一級品や。俺はお前ら4人ならこのベルト、誰でも持っていけ、そう言いたい心境や」と言って武者震い。
　「3年前......もう3年も前だ。俺はそのドリームゲート、DRAGON GATE最高峰のドリームゲートを巻いておいて世代交代の千載一遇のチャンスを逃してしまった。次はラストチャンスだ。次はない！　俺がそのベルト、必ず巻くからな」と決意を語ったYAMATOに、CIMAが「CIMAもラストラインに入ったんや。お前らが絶好調のうちにやりたい。いつやる？」と迫ると、YAMATOは「大田区体育館は9月23日、それじゃ遅い。俺がドリームゲート王座に挑戦するのは8月22日の後楽園ホールでどうだ！」とCIMAや観客の予想とは違う日付を指名。だが、YAMATOは「本当はこの髪の毛が伸びたら完全復活かなと思っていたんだけど、俺の完全復活の舞台が整いました。8月22日の後楽園ホール！　CIMAを超える、CIMAを葬り去る......これはDRAGON GATE全選手の使命であり宿命だ！」と叫び、3年前には達成出来なかった世代交代を今度こそやってみせると宣言した。

　SATLのBブロック公式戦、帰ってきたベテラン軍からエントリーしたCIMA＆Gamma＆マグニチュード岸和田の「南大阪最強トリオ」と、MAD BLANKEYからエントリーしたサイバー・コング＆Kzy＆問題龍の「チーム・ソルティドッグ」は、南大阪最強トリオがチーム・ソルティドッグに圧勝。
　すると、問題龍がGammaに対してテーマ曲を賭けての一騎打ちを要求。しかし8・22後楽園で問題龍のシングルの組むのは厳しいと判断した八木本部長の提案により、場外に落ちた選手は周りの選手から鞭で叩かれる"ランバージャック鞭打ちマッチ"で対戦することが決定した。

　一方のAブロックは、MAD BLANKEYからエントリーしたB×Bハルク＆戸澤陽＆谷崎なおきの「ブランキーイエロー」と、ジミーズからエントリーした堀口元気H.A.Gee.Mee！！＆斎藤"ジミー"了＆谷嵜なおきの「マライサ注意！」が対戦。
　注目された谷崎と7・22神戸大会から復帰した谷嵜の「たにざき」対決だったが、谷嵜が欠場している間にメキメキと実力をあげていた谷崎が最後は谷嵜の得意技でもあるインプラントを決めて勝利。試合後、戸澤から「ジミーズ、最初の頃は勢いがよかったけど、もう雑魚の集まりに戻ってるやないか！」と挑発されると神田裕之が激怒。8・22後楽園大会では堀口＆斎了＆谷嵜＆神田vs.ハルク＆戸澤＆谷崎＆サイバーのジミーズvs.MAD BLANKEYの4対4三本勝負が行われることが決定した。

　また、ドラゴン・キッドの持つブレイブゲート王座への挑戦を巡り、この日シングルマッチでキッドに勝利したジミー・カゲトラのほかに、Kzy、さらにウィンドウズの助っ人として現れた大阪プロレスの政宗が挑戦者として名乗りを挙げた。するとキッドは自分を含めた4人で、8・22後楽園大会で4WAYマッチを行い、自ら挑戦者を査定すると提案した。

※完全詳細はバトル・ニュース携帯サイト、またはスポーツナビをご覧ください。

▼第0試合　タッグマッチ 10分1本勝負
●K-ness.／琴香
7分59秒　ヨシタニック
○スペル・シーサー／シーサーBOY

▼第1試合　Summer Adventure Tag League 2012 Bブロック公式戦 30分1本勝負
サイバー・コング／Kzy／●問題龍【1敗＝0点】
10分50秒　メテオラ→エビ固め
○CIMA／Gamma／マグニチュード岸和田（フリー）【1勝＝2点】

▼第2試合　Summer Adventure Tag League 2012 Bブロック 暁-akatuki-枠 出場者決定戦 30分1本勝負
●富永千浩
5分1秒　変形ラ・マヒストラル
○三代目超神龍

▼第3試合　オープン・ザ・お笑いゲート王座決定戦 30分1本勝負
○新井健一郎
11分34秒　安全式タイガースープレックスホールド
●"ハリウッド"ストーカー市川
※観客判定の結果、新井健一郎が第17代王者となる

▼第4試合　シングルマッチ 30分1本勝負
●ドラゴン・キッド
10分2秒　影縫
○ジミー・カゲトラ

▼第5試合　タッグマッチ 30分1本勝負
望月成晃／○ドン・フジイ
11分59秒　雪崩式チョークスラム→片エビ固め
●ジミー・ススム／ジミー・神田

▼第6試合　Summer Adventure Tag League 2012 Aブロック公式戦 30分1本勝負
B×Bハルク／戸澤陽／○谷崎なおき【1勝＝2点】
10分9秒　インプラント→エビ固め
堀口元気H.A.Gee.Mee!!／斎藤"ジミー"了／●谷嵜なおき【1敗＝0点】

▼第7試合　オープン・ザ・ツインゲート統一タッグ選手権試合 ～CIMAロワイヤル6～ 60分1本勝負
［王者組］鷹木信悟／○YAMATO
22分16秒　ギャラリア→片エビ固め
［挑戦者組］土井成樹／●吉野正人
※第22代王者組が初防衛に成功。YAMATOがオープン・ザ・ドリームゲート王座への次期挑戦権を獲得