大和が金本、近藤を連続で下してジュニアリーグ戦優勝!永田に完全勝利した船木は三冠挑戦へ!諏訪魔と河野が試合そっちのけで大乱闘!
全日本プロレス
40th Anniversary year 2012 JUNIOR HYPER LEAGUE
日時:7月29日(日)開始:18:00
会場:後楽園ホール
観衆:1800人
29日、全日本プロレス『40th Anniversary year 2012 JUNIOR HYPER LEAGUE』最終戦が東京・後楽園ホールで開催され、1800人を動員した。
『2012 JUNIOR HYPER LEAGUE』は2週間に渡る公式戦を終え、準決勝ではまずAブロック1位通過の金本浩二とBブロック2位通過の大和ヒロシと対戦。金本は場外でのファルコンアローや徹底したアンクルホールドで大和を厳しく攻めていったが、張り手の打ち合いから大和が金本の張り手をかわしてヘッドバットを叩き込むと、朦朧とした金本をラリアットからのクロスアーム式ジャーマンで投げて大和が勝利。
もう一方の準決勝ではBブロック1位通過の近藤修司と、昨年のジュニアリーグ戦覇者であるKAIが対戦。LATからのスプラッシュ・プランチャで勝負に出たKAIだったが、近藤はヒザで迎撃すると首固めで丸め込んで3カウント。
優勝決定戦は大和vs.近藤というかつてタッグを組んでいた2人の対戦に。序盤から徹底して大和の左ヒザを攻撃していった近藤だが、大和も近藤の左腕を攻撃していく。ショルダーアームブリーカーから腕ひしぎ逆十字、さらに三角絞めと決めていった大和だが、持ち上げた近藤はバスターで叩き付ける。
近藤はKUBINAGEやゴリラ・クラッチを決めていくと、キングコング・ラリアットで勝負に出るが、大和は何とラリアットの相打ちに持ち込む。さらに逆にラリアットで近藤をなぎ倒した大和は必殺のクロスアーム式ジャーマンで投げて3カウント。
近藤からシングル初勝利をあげ、『2012 JUNIOR HYPER LEAGUE』優勝を決めた大和は、世界ジュニア王者のKAIを呼び出すと「俺が今日獲ったジュニアの頂点と、お前の持っている頂点と、どっちが上が比べっこしようぜ」と挑戦表明。KAIも「8月12日、このベルトをかけてお前と勝負だ!」と受諾した。
新日本プロレス1・4東京ドーム大会で永田裕志のヒザ蹴りを顔面に食らい、左頬骨を骨折し約半年間の長期欠場に追い込まれた船木誠勝が、因縁の永田と待望のシングルマッチを行った。
黒のショートタイツにレガース姿で現れた船木は、永田をグラウンドに引き込みクロスヒールホールドやヒザ十字固めを次々に仕掛ける。まるでUWF時代のような動きを見せる船木に対し、永田は強引にジャーマンで投げたり、ナガタロックIIを仕掛けたりしていったが、船木は顔面への掌底から右ハイキックでダウンさせると、ハイブリッド・ブラスターで叩き付けて完全勝利。
永田との遺恨に決着をつけた船木は「次は三冠獲りに行きたいと思います! 秋山選手、自分の挑戦を受けてください!」と、次なる標的にプロレスリング・ノアの秋山準が持っている三冠ヘビー級王座を掲げた。
船木と同じSTACK OF ARMSの河野真幸と田中稔はこの日、諏訪魔&カズ・ハヤシと対戦したが、諏訪魔が河野をのど輪でロープ際に押し込み喧嘩腰で挑発したのをキッカケにして、諏訪魔と河野が試合そっちのけで大乱闘!
場外でお互いに相手を壁に叩き付けたり、イスで殴打していくと、ついに諏訪魔は本部席のテーブルを持ち出して河野の投げつける暴走ぶり。収拾が付かないとレフェリーが無効試合を告げたが、両者の乱闘は収まらず、全日本プロレスの内田雅之社長が「諏訪魔! 河野! いい加減にしろ! 帰れ!」がマイクで一喝。それでも河野は「オイ諏訪魔! いつまでも上からモノ言ってんじゃねぇぞ!」と怒りを爆発させるという異常事態となった。
一方、諏訪魔はインタビュースペースで「(河野とシングルは)やる必要ないだろう。俺が積み上げてきたタイトルマッチ並のプロレスは相手を選ぶんだよ。相手になんねぇ奴とは暴れて終わりだ。いつでもかかってこいよ、河野。アイツは太刀持ちだ、太刀持ち。どこへ行っても太刀持ちだ。ムカつくなぁ、最近は。7月の両国からムカつくことだらけだ」と吐き捨てた。
また、6・17後楽園大会で世界タッグ王座を奪還した大森隆男&征矢学のGET WILDは、前王者チームの真田聖也&ジョー・ドーリングのリマッチを受けたが、最後は征矢がワイルドボンバーを叩き込んで真田に勝利。GET WILDに返り討ちにされたドーリングは、試合後真田に決別のラリアットを叩き込むと、間に入った太陽ケアのヒザを破壊してからレボリューションボムで叩き付ける暴挙に出た。一方、初防衛に成功したGET WILDは、次の挑戦者に前アジアタッグ王者チームの関本大介&岡林裕二を逆指名した。
※完全詳細はバトル・ニュース携帯サイト、またはスポーツナビをご覧ください。
▼第1試合 6人タッグマッチ 20分1本勝負
○SUSHI/Gillette/アンディ・ウー
10分57秒 TEKKAMAKI
佐藤光留(パンクラスMISSION)/●MAZADA(フリー)/アエギュプトゥス・エアリアル
▼第2試合 2012 JUNIOR HYPER LEAGUE 準決勝 時間無制限1本勝負
【Aブロック1位】●金本浩二(新日本プロレス)
19分18秒 クロスアーム・ジャーマンスープレックスホールド
【Bブロック2位】○大和ヒロシ
▼第3試合 2012 JUNIOR HYPER LEAGUE 準決勝 時間無制限1本勝負
【Bブロック1位】○近藤修司
7分25秒 首固め
【Aブロック2位】●KAI
▼第4試合 KENSO指定試合 6人タッグマッチ 30分1本勝負
曙(フリー)/●浜亮太/KENSO
11分7秒 横入り式エビ固め
太陽ケア/渕正信/○井上雅央(フリー)
▼第5試合 タッグマッチ 30分1本勝負
諏訪魔/カズ・ハヤシ
13分22秒 無効試合
河野真幸/田中稔
▼第6試合 スペシャルシングルマッチ 60分1本勝負
○船木誠勝
9分38秒 ハイブリッド・ブラスター→体固め
●永田裕志(新日本プロレス)
▼第7試合 世界タッグ選手権試合 60分1本勝負
[王者組]大森隆男/○征矢学
19分22秒 ワイルドボンバー→片エビ固め
[挑戦者組]●真田聖也/ジョー・ドーリング
※第63代王者組GEAT WILDが初防衛に成功
▼第8試合 2012 JUNIOR HYPER LEAGUE 優勝決定戦 時間無制限1本勝負
○大和ヒロシ
14分28秒 クロスアーム・ジャーマンスープレックスホールド
●近藤修司
※大和が2012 JUNIOR HYPER LEAGUE優勝
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