5対5シングル勝ち抜き戦で引き分けたブラックダリアとホワイトテイルズは、解散をかけて興行戦争へ!今後、美央は両ユニットで活動!?
プロレスリングWAVE
weekday WAVE vol.51
日時:7月27日(金)開始:19:00
会場:新木場1stRING
観衆:152人
27日、新木場1stRINGで行われたプロレスリングWAVE『weekday WAVE vol.51』。第1試合に出場したGAMIはセコンドについた渋谷シュウが観客と一緒になってブーイングを飛ばしたことに立腹し、「渋谷! なんや、あのセコンドは! Boooって。お前、後楽園で1分半で負けといて、ようそんなこと言えるな。いつ結果残した。今日のメイン、言ってないけど、負けたほう解散マッチにしようか」と言い出す。
そのメインはブラックダリア(以下、BD)5人とホワイトテイルズ5人によるシングル勝ち抜き戦。試合は各10分1本勝負で行われ、相手チームを全滅させたほうが勝ち。なお時間切れ引き分けの場合は、両者失格となる特別ルールが採用された。
先鋒は大畠vs.美央。美央は大畠の大きな胸を意識しているようで、踏み潰したり、チョップを入れたり集中攻撃を浴びせていく。そして、フェースクラッシャーからキャメルクラッチに捕らえると大畠の胸をわしづかみ! 大畠もお返しとばかりに馬乗りになって胸を掴み返そうとするが、ツルリと滑って掴み返せず。残り1分の大事なところで桜花のビッグブーツが大畠に誤爆。結局、2人とも決定打を欠き、時間切れドローに終わった。
次鋒戦は、チェリーvs.渋谷。序盤からバットを使った反則攻撃で試合を組み立てようとするチェリーに対し、渋谷はスタナー、串刺しエルボー、ノーザンライトSH、DDTと正攻法で切り崩していく。チェリーも場外戦で巻き返しに成功すると、渋谷にステップキック、逆エビ固めで絞り上げる。だが、時間切れ引き分けにより両者失格に。
中堅戦はバンビvs.華名。華名は得意の蹴りでスタートダッシュを仕掛けるが、ロープに走ったところをBD勢のムチで妨害されてしまう。すかさずバンビ&桜花がダブルのビッグブーツを華名に決めると、バンビはムチを使った攻撃でバンビワールドを展開していく。さらに華名を場外に連れ出すと、BD勢、ホワイトテイルズ勢もぶつかり合う。最後は華名が飛び付き腕十字で勝利。
華名vs.バンビの勝敗が決まるやいなや飛び込んできたのは文子。前回、華名に敗れているだけに雪辱を果たしたいところ。文子はヒザ十字に捕らえたあと、イスで華名の足を強打。華名も飛びつき腕十字で流れを変える。脱出に成功した文子がスピンキックを放てば、華名はもう一度、腕十字を狙う。だが、これを読んだ文子が丸め込んで3カウントゲット。後楽園でのリベンジを果たした。
続いて、文子vs.栗原へ。文子とのシングルを希望している栗原は開始早々、ジャーマンSHで攻め込む。エルボー合戦を挟んだあと、今度は文子がニールキック。栗原も低空ドロップキックでお返しすると、文子はムーンサルトプレスを敢行。これを栗原が剣山で迎撃していく。しかし、このとき文子は足首を痛めたようで、たまらず場外へと逃げ込む。テーピングを施した文子はイス攻撃で反撃開始。文子はハリケーンドライバーからランニングキック、そしてスピンキックを見舞う。一方、栗原は裏投げ3連発でカバーにいくが、カウントの途中で時間切れのゴングを迎えた。
最後に残ったのは桜花と飯田。桜花優勢だったが、飯田も腕十字で形勢逆転。ミサイルキック、フィッシャーマンズ・スープレックスで攻め立てていると、チェリーがバットで妨害、再び桜花にチャンスが訪れる。ビッグブーツからのミサイル弾を発射させる桜花。飯田も関節技で攻勢に転じるが、今度は大畠にカットされてしまう。チェリーのバット攻撃、大畠のムチをかわしながら、桜花を丸め込もうとする飯田。残り15秒となり、桜花もようやくバックドロップで攻勢に転じるが、時すでに遅し。切り札のタイガーSHを放つ前に時間を迎え、ユニット対抗戦もドローに終わった。
試合後、大畠は「8月7日にBD興行あるじゃん。なんかさ、あっちズルくない? 雑魚2人まざってるけど、女子プロ界の人気トップ3入ってるじゃん。ねえ見て、こっち。平均的に人気ありますよ。でも、よーく見て、よーく考えると30代、30代、30代、30代...。若くてかわいいのが私だけっていうのが(ファンは「えーっ」の声)、えーっじゃねーよ! やっぱり、若くてかわいくて、おっぱいのサイズもかわいい美央ちゃん」と、美央をBDにサプライズ勧誘。
30代のブラックダリアたちの冷たい視線にたじろぐ美央だったが、大畠は「私がリーダーだから大丈夫。だってホワイトっていう柄じゃないでしょ。ブラックテイルズ的な?」と押し切り、今後美央はホワイトテイルズとブラックダリアの両方で活動していくことに...。
そこでGAMIは「今日、引き分けじゃないですか。解散かけましょうよ」と、第1試合後に渋谷に向かって言ったユニット解散話を再び持ち出し興行戦争を提案。これによりブラックダリア8・7新木場大会と、ホワイトテイルズ8・8新木場大会の観客動員数をかけて、負けたほうが解散することとなった。
大畠はさらに桜花に向かって「今日の引き分けの要因の桜花さん。アナタ誰に引き分けてたか、わかってる? 米粒の飯田ですよ。あんなのに引き分けるのって、足引っ張らないでね」と釘をさすと、桜花は憮然として引き揚げていった。
また、波女になったあと、対戦を希望していた文子とこの日対戦した栗原だったが、「ちゃんとしたシングルがしたいので、5周年とかでお願いしたいんですけど」とGAMIに直訴。するとGAMIは「どうぞ。そのかわり55分1本勝負でお願いします」と応え、8・26新木場大会での栗原vs.文子が正式決定した。
※完全詳細はバトル・ニュース携帯サイトをご覧ください。
▼第1試合 テクニカル3WAY 15分1本勝負
GAMI
時間切れ引き分け
山縣優
中川ともか
▼第2試合 アイドルWAVE 20分1本勝負
●春日萌花/藤本つかさ
13分26秒、水波コースター→片エビ固め
○水波綾/川佐ナナ
▼第3試合 ギャンブルWAVE 5対5シングル勝ち抜き戦 各10分1本勝負
[BD先鋒]△大畠美咲
時間切れ引き分け
[WT先鋒]△紫雷美央
[BD次鋒]△チェリー
時間切れ引き分け
[WT次鋒]△渋谷シュウ
[BD中堅]●バンビ
4分46秒 腕ひしぎ十字固め
[WT中堅]○華名
[BD副将]○浜田文子
2分47秒、華名の腕十字を切り返す→エビ固め
[WT中堅]●華名
[BD副将]△浜田文子
時間切れ引き分け
[WT副将]△栗原あゆみ
[BD大将]△桜花由美
時間切れ引き分け
[WT大将]△飯田美花
※1勝1敗4分で引き分け。
【記事・写真提供/プロレスリングWAVE】
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