石森や高梨も参戦!紅白プロレス合戦で闘龍門9期生デビュー10周年メモリアルマッチ!ジェットも復帰して悪冠一色が復活の狼煙!

120719_KouhakuPro22-1.jpg紅白プロレス合戦
第22回紅白プロレス合戦
日時:7月19日(木)開始:19:00
会場:新宿FACE
観衆:405人(満員)

 19日、新宿FACEで行われた『第22回紅白プロレス合戦』。紅白プロレス合戦のレギュラーであるバラモン兄弟やken45°ら闘龍門9期生がデビュー10周年を迎えたということで、この日は"闘龍門9期生デビュー10周年メモリアル"が3試合組まれた。
 kenは舎人一家の南野たけし、卍丸とタッグを組んで、ヤス・ウラノ&政宗&PSYCHOに勝利。野橋太郎は同期の沖本摩幸とシングルマッチで対戦して勝利。そして同じく9期生の石森太二とマサ高梨も参戦。

 高梨は途中で闘龍門を辞めたものの、その後DDTでデビューしてKO-D無差別級王者にまでなった。対する石森は現在ノアで活躍しているが、そんな両者がデビュー10周年を迎えた今年の7・22に、両国国技館大会で一騎打ちを行うことが決定。その前にタッグを組み、同じ9期生にしてデビュー直後は石森とアイドルユニット"セーラーボーイズ"を結成していたバラモン兄弟と対戦した。
 口に含んだ水を噴射して奇襲攻撃を仕掛けたバラモン兄弟は、石森&高梨を場外に連れ出すと場外乱闘でやりたい放題! 何とそのまま場外カウントが進み、わずか1分27秒両者リングアウトという決着に。当然観客も石森&高梨も納得いかない中、「俺らはこれでいいんだけど、何もしてねぇからな。もうちょっと何かしねぇとな」とバラモン兄弟も再試合に応じるが、代わりに反則裁定なしのノーDQマッチを要求。
 再試合になると早速L字配管を腕に装着しての攻撃や、水の入ったバケツを持ち出すバラモン兄弟だが、石森&高梨もどうにか応戦。だが、高梨をリング上で捕まえたバラモン兄弟はペットボトルやスーツケースで殴打していくと、シュウが馬乗りになって大開脚しながら股間に標識をセット。そこを「ペ○ス」コールをしながらケイが竹刀で殴打していく。
 さらに鉄製の消化器ケースを持ち出し、その上にパイルドライバーで叩き付けようとしたが、これは高梨がリバースで切り返し逆にケイをケースの上に叩き付ける。シュウが「よくも僕の弟に!」と言いながら標識の上にパイルドライバーで叩き付けようとするが、これも踏ん張った高梨は標識を奪い取ってシュウの顔面を殴打。ようやくタッチを受けた石森は竹刀を奪い取ると、竹刀で兄弟を殴打!
 なかなかノアのリングではなかなか見られない姿だけに、さすがの兄弟も「お前、そんな奴じゃなかったろ!」。すると高梨がケイに馬乗りになって大開脚しながら股間に標識をセット。すると、何と石森が「ペ○ス」コールをしながら竹刀で股間を殴打! シュウも工事用のカラーコーンを持ち出すと、それを足に装着しての蹴りで反撃するが、石森はカラーコーンを奪い取り頭から被るとトンガリヘッドバット。
 さらにカラーコーンの上にシュウを高梨との合体アトミックドロップで突き刺していったが、バラモン兄弟もどうにか石森&高梨を場外に引きずり出すと、売店付近まで連れ出して大乱闘! 結局、そのまま両者リングアウトとなり、同期のタッグマッチは決着がつかなかった。

120719_KouhakuPro22-2.jpg 5・23『第21回紅白プロレス合戦スペシャル』で大鷲透が復活。さらに今大会では高木"ジェット"省吾も復活するということで、菅原拓也が伝説のヒールユニット"悪冠一色"の復活を宣言。すると、闘龍門〜ElDorado時代の後輩であるめんそ〜れ親父とゴールデンパインの沖縄プロレス勢が対戦をアピール。そこにマンゴー福田&バナナ千賀のロス・サルセロス・ハポネセスが合体。メンバーが1人足らない悪冠一色は、ツトム・オースギをミラニートコレクションa.t.としてチームに取り込んだ。
 めんそ〜れ親父とゴールデンパインはElDoradoのテーマ曲だった『パイレーツ・オブ・カリビアン』の曲を前奏に付けた入場曲で入場。すると親父がシリアスムード全開で大鷲に向かって「大鷲、出て来い!」と挑発するが、パインが「ちょっと待った!」と割って入り、大鷲に向かって「透ちゃん、あなたの黒くてムッチリしたボディが好みなの!」とアピール。すると大鷲は場外に避難し、ジェットを生け贄としてリング内に放り込む。
 ジェットの尻にソフトタッチしたパインは手四つの力比べを要求。ジェットが応じようとすると乳首にソフトタッチ。怒ったジェットはフライングショルダー。だが、福田が入ってきてジェットを場外に吹っ飛ばすと、すぐさま大鷲が入ってきて福田に逆水平チョップ合戦を挑んでいくが、なぜかサルサを踊り出す2人。思わず大鷲は「アイツ、只者じゃねぇぞ」。
 それでも悪冠&イタリアン連合は悪冠一色が得意にしていた「フ○ック!」からの4人同時ドロップキックを親父に決めてみせると、2年ぶりの紅白参戦となったジェットがジェットパンチを狙うが「ウ〜」と溜めているところで親父はダウン。逆に親父が獅龍ばりの欽ちゃんジャンプをしてみせると、一緒になって飛んでしまったのはジェットだけというとんだ赤っ恥! 見た目はまったく変わらないが、これがブランクか?
 その後は両軍、ちょいちょい笑いを挟みながらも一進一退の攻防を展開。親父が菅原に親父ぬいを狙うが、菅原がうまく逃れると大鷲がビッグブーツで親父を蹴散らす。そこにパインがリップロックを狙うが、大鷲がギリギリで堪えるとジェットがジェットパンチ。しかし、これが大鷲に誤爆! すかさず親父が菅原を攻撃していき、ダイビング・フットスタンプを投下。カウント2でジェットがカットしたが、パインが場外に追いやる。またも親父ぬいを狙った親父だが、菅原はT・C・Oで叩き付ける。
 カウント2でカットされると、菅原は延髄斬りから垂直落下式ブレーンバスター。これは自力でキックアウトした親父だが、菅原はランニングエルボー。これもカウント2で返した親父だが、菅原はダメ押しの十三不塔を決めて3カウント。

120719_KouhakuPro22-3.jpg 試合後、めんそ〜れ親父が悪冠一色に向かって「4年前より僕は少しは強くなっていましたか? 沖縄プロレスに戻ってもっと強くなってここに戻って来ると言いたいところですけど、デルフィンアリーナは閉鎖しました。9月以降もこの東京で沖縄プロレスをやって、沖縄プロレスの楽しさを広めていきたいと思います。そのリングは僕の大好きな先輩方のいる、この紅白プロレス合戦です!」と、今後は紅白プロレス合戦を"ホーム"にすることを宣言すると、そこにバラモン兄弟が乱入!
 バラモンは親父を襲撃すると、「いつまでも寒いこと言ってんじゃねぇよ! こんなリングをホームにしてどうすんだよ! 年に2〜3回しかねぇじゃねぇか!」と言い放ち、これには親父も返す言葉がない......。さらにバラモン兄弟は「悪冠一色復活したみたいじゃねぇか。俺たちと闘ってもらおうか」と悪冠一色に宣戦布告。だが、2年ぶりに復活したジェットが次回の10・4『第23回』は都合が悪く出場出来ないという。
 すると、そこに高梨が入ってきて「僕は悪冠じゃないけど、悪冠に一番いじめられた僕が立候補します!」と大鷲&菅原のパートナーに立候補。「俺たちのやりたいことと違ってくるじゃねぇか!」と言いながらも渋々承諾したバラモン兄弟は3vs.3での対戦を提案。バラモン3人目のメンバーはカラテバラモンや佐々木孫悟空辺りではなくとんでもない大物だと予告した。
 そして今大会でデビュー10周年メモリアルマッチを行った闘龍門9期生たちがリングに上がると、石森が「僕を紅白に呼んでくれてありがとうございます。その代わりと言ってはなんですけど、大鷲さん、今度ノアに出てみないですか?」と公開オファー。大鷲は7・22ノア両国大会かと勘違いし、即やる気になるが、すでに高梨とのシングルマッチが決まっている石森は大鷲の地元である長野県佐久市にノアが9月2日初進出することから、大鷲にノア9・2佐久大会への参戦をオファー。
 ノアファンがちゃんこ大鷲に来店することを皮算用した大鷲はその場で承諾。そして大鷲はジェットに対しても「1日帰って来たんじゃなくて、俺様はジェット復帰戦として呼び込んだつもりなんで」と今後もしつこくオファーを出すことを宣言。最後はそんなジェットを真ん中にして高梨の音頭による「スリー、ツー、ワン、紅白プロレス〜! ウ〜、ジェット!」で大会を締めた。

※完全詳細はバトル・ニュース携帯サイトをご覧ください。

▼第1試合 闘龍門9期生デビュー10周年メモリアルオープニング6人タッグマッチ 20分1本勝負
○ken45°/南野タケシ(舎人一家)/卍丸(舎人一家)
10分56秒 バロネス→リンガルス
ヤス・ウラノ(DDT)/政宗(大阪プロレス)/●PSYCHO

▼第2試合 紅白から賞レースへ~目指せ新人賞!カラテ新人バカ一直線 20分1本勝負
カラテバラモン/関根龍一(K-DOJO)/●佐々木孫悟空 with バラモン兄弟
9分45秒 スタンガン→体固め
○新人・原田ごうき/杉浦透(FREEDOMS)/レイチェル with SOS
第2試合

▼第3試合 闘龍門9期生デビュー10周年メモリアルシングルマッチ 30分1本勝負
●沖本摩幸
8分15秒 真実一路
○野橋太郎(みちのくプロレス)

▼第4試合 スペシャルタッグマッチ 30分1本勝負
○大柳錦也/アントーニオ本多(DDT)
11分39秒 敬礼コブラ→グラウンドコブラ
男色ディーノ(DDT)/●CHANGO

▼第5試合 闘龍門9期生デビュー10周年メモリアルタッグマッチ 30分1本勝負
バラモンシュウ/バラモンケイ
1分27秒 両者リングアウト
石森太二(NOAH)/マサ高梨(DDT)
<再試合>
バラモンシュウ/バラモンケイ
11分13秒 両者リングアウト
石森太二(NOAH)/マサ高梨(DDT)

▼第6試合 上野アメ横・カヤリヤ杯スペシャル8人タッグマッチ 45分1本勝負
[悪冠&イタリアン連合]大鷲透/○菅原拓也/高木"ジェット"省吾/ミラニートコレクションa.t.
18分24秒 十三不塔→片エビ固め
[沖縄・サルセロス連合]●めんそ~れ親父(沖縄プロレス)/ゴールデンパイン(沖縄プロレス)/マンゴー福田/バナナ千賀

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