IWGPヘビー&インターコンチのW前哨戦は挑戦者組が勝利!反則三昧のタイチを制裁したデヴィットがCMLLのベルトを防衛!

120708_NJPW-1.jpg新日本プロレス
NJPW 40th anniversary Tour KIZUNA ROAD
日時:7月8日(日)開始:18:30
会場:後楽園ホール
観衆:1900人(満員)

 8日、後楽園ホールで行われた新日本プロレス『NJPW 40th anniversary Tour KIZUNA ROAD』。メーンイベントではシリーズ最終戦7・22山形市総合スポーツセンター大会で行われる棚橋弘至vs.田中将斗のIWGPヘビー級選手権試合と後藤洋央紀vs.中邑真輔のIWGPインターコンチネンタル選手権試合のダブル前哨戦となる棚橋&後藤vs.田中&中邑のスペシャルタッグマッチが行われた。

 お互いに相手の手の内は知り尽くしているだけに、相手の攻撃をかわしてから攻撃を仕掛ける激しい読み合いを展開。棚橋と田中が場外乱闘をしている中、リング上では中邑がダイビング・ボマイェから正調ボマイェを狙ったが、キャッチした後藤は後藤式で丸め込む。だが、田中が入ってきてスライディングDでカットすると、最後は中邑のボマイェが炸裂。ダブル前哨戦は挑戦者チームの勝利となった。
 試合後、中邑は引き揚げていく後藤に向かって「たぎってきたぜ! もっともっともっと、もっとだよ後藤。こんなもんじゃねぇだろ? 燃えさせろ、燃えさせろ。山形が待ちきれねぇな。最後にリングに立っているのはどっちだ? 分かってんだろ?」と引き揚げていく後藤を挑発。田中も棚橋を南側客席まで連れ出して大乱闘を展開した。

120708_NJPW-2.jpg セミファイナルではメキシコ・CMLL遠征から帰国した高橋裕二郎が、"レインメーカー"オカダ・カズチカ、石井智宏と組んで、かつての相棒である内藤哲也と久しぶりの対戦。
 "ザ・マシンガン"カール・アンダーソン、タマ・トンガと外国人選手とタッグを組んだ内藤だが、なかなかのチームワークを見せてCHAOSに対抗。中でもオカダのレインメーカーをかわしてみせたアンダーソンは、石井とのエルボー合戦から旋回式ガン・スタンを決めると、続けてライガーボム。石井もラリアットを返していくが、ロープに飛んだ石井にアンダーソンはカウンターでガン・スタンを決めて勝利。試合後は山形大会で対戦する内藤&アンダーソンと裕二郎&オカダが激しく睨み合った。

120708_NJPW-3.jpg プリンス・デヴィットが今年3月にメキシコ・CMLLで、ボラドール・ジュニアから奪取したCMLL認定NWA世界ヒストリック・ミドル級王座の初防衛を、鈴木軍のタイチ相手に行った。
 ボスの鈴木から「どんな方法でもいい。何使ったっていいんだよ! 勝ちゃいいんだよ!」と言われたタイチは、セコンドについたTAKAみちのくのアシストを受けながら、急所攻撃やエプロンから場外へのゴッチ式パイルドライバーでテーブルクラッシュするなどやりたい放題。しかしイス攻撃を狙ったところでレフェリーに制止されたタイチの背後からドロップキックを見舞ったデヴィットは、リバース・ブラディサンデーで叩き付けてからダウンしたタイチの上にイスを乗せてから、コーナー最上段に登ったデヴィットは、ダイビング・フットスタンプを投下して勝利。辛くも王座初防衛に成功した。
 また、この日BUSHIとのシングルマッチに勝利したIWGPジュニアヘビー級王者のロウ・キーに対して、最終戦の山形大会でシングルマッチが決まっているKUSHIDAがタイトルマッチに変更するように要求した。

 8・1後楽園ホール大会から開幕する『G1 CLIMAX22』の出場メンバーとして、現IWGPヘビー級王者の棚橋を筆頭に、真壁、永田、天山、小島、後藤、内藤、アンダーソン、MVP、中邑、矢野、裕二郎、鈴木、アーチャーのほか、初出場となるオカダ・カズチカ、CMLLのルーシュ、シェルトン・ベンジャミン、そしてプロレスリング・ノアの丸藤正道の全18選手が発表された。ブロック分けは下記の通り。

<Aブロック>
棚橋弘至(11年連続11回目)
永田裕志(14年連続14回目)
小島聡(3年連続11回目)
カール・アンダーソン(3年連続3回目)
シェルトン・ベンジャミン(フリー/初出場)
矢野通(6年連続7回目)
高橋裕二郎(3年連続3回目)
鈴木みのる(2連連続4回目)
丸藤正道(プロレスリング・ノア/初出場)

<Bブロック>
真壁刀義(9年連続9回目)
天山広吉(2年連続17回目)
後藤洋央紀(5年連続5回目)
内藤哲也(3年連続3回目)
MVP(2年連続2回目)
ルーシュ(CMLL/初出場)
中邑真輔(6年連続9回目)
オカダ・カズチカ(初出場)
ランス・アーチャー(2年連続2回目)

※完全詳細はバトル・ニュース携帯サイトをご覧ください。

▼第1試合 8人タッグマッチ 20分1本勝負
獣神サンダー・ライガー/タイガーマスク/○KUSHIDA/マキシモ(CMLL)
09分38秒 ミッドナイトエクスプレス→体固め
ロッキー・ロメロ/アレックス・コズロフ/邪道/●外道

▼第2試合 6人タッグマッチ 20分1本勝負
天山広吉/小島聡/キャプテン・ニュージャパン
11分40秒 両者リングアウト
矢野通/飯塚高史/YOSHI-HASHI

▼第3試合 シングルマッチ 20分1本勝負
●BUSHI
07分36秒 ダイビングフットスタンプ→片エビ固め
○ロウ・キー

▼第4試合 6人タッグマッチ 20分1本勝負
真壁刀義/永田裕志/●田口隆祐
11分11秒 ゴッチ式パイルドライバー→片エビ固め
○鈴木みのる(パンクラスMISSION)/ランス・アーチャー/TAKAみちのく(K-DOJO)

▼第5試合 CMLL認定NWA世界ヒストリック・ミドル級選手権試合 60分1本勝負
[王 者]○プリンス・デヴィット
17分42秒 ダイビングフットスタンプ→片エビ固め
[挑戦者]●タイチ
※王者デヴィットが初防衛に成功

▼第6試合 6人タッグマッチ 30分1本勝負
内藤哲也/○"ザ・マシンガン"カール・アンダーソン/タマ・トンガ
16分04秒 ガンスタン→片エビ固め
オカダ・カズチカ/高橋裕二郎/●石井智宏

▼第7試合 スペシャルタッグマッチ 30分1本勝負
棚橋弘至/●後藤洋央紀
18分20秒 ボマイェ→片エビ固め
田中将斗(ZERO1)/○中邑真輔

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