かつての盟友であり引退間近の山川とラストタッグを組んだTAJIRIを、AKIRAが襲撃!華名からフォール勝ちした真琴は車との対戦を発表!

120622_WNC-1.jpgWrestling New Classic
6月新宿FACE大会
日時:6月22日(金)開始:19:00
会場:新宿FACE
観衆:600人(超満員札止め)

 22日、新宿FACEで行われたWrestling New Classic『6月新宿FACE大会』。この日のメインではTAJIRIが、同時期にデビューしてかつてはBJW認定タッグ王者チームにも輝いたことのある大日本プロレスの山川竜司とタッグを結成。山川は7月15日に引退を控えているため、TAJIRIとはこれが最後のタッグとなった。

 試合はこれが初対決となるTAJIRIvs.伊東竜二でスタート。互角の攻防を展開したが、試合が進むにつれて山川が防戦一方となってしまう。しかし観客からの山川コールを受けてどうにか山川がTAJIRIにタッチすると、TAJIRIは回転エビ固めからダイヤル固めと大日本時代の得意技を繰り出していく。
 山川も伊東にリバースタイガードライバーを狙うが、これは伊東が決めさせない。すかさずTAJIRIが伊東の後頭部にトラースキックからタランチュラを決めれば、負けじと伊東もタランチュラ。そこから伊東がコーナーに登るが、山川が追いかけていって雪崩式ブレーンバスターの体勢に。するとTAJIRIが山川と伊東を2人まとめて叩きつける裏摩周!
 すかさず山川がリバースタイガードライバーで叩き付けるが、石川がカット。ならばと山川はロープに走るが、伊東は投げ捨てジャーマンからドラゴンキッカー。そこからコーナーに登ると、TAJIRIがカットしようとするが、叩き落としてみせた伊東は山川にドラゴンスプラッシュを投下して3カウントを奪った。

120622_WNC-2.jpg 試合後、試合には敗れた山川だが「やっぱ人間だよね、大日本だよね。これがプロレスで、これがドラマです。今日はありがとうございます」と満足そうな表情で挨拶しTAJIRIと抱き合った。
 山川を見送っていたTAJIRIの背後から、突如チェーンを持ったAKIRAが急襲! チェーンでTAJIRIに殴りかかっていったAKIRAは、そのままTAJIRIの首にチェーンを巻き付けて絞首刑にしていくと、「このままじゃよ、なんにも変わらねぇんだよ。このやり方が正しいかどうか、俺には分からねぇ。テメーをがんじがらめに縛り付けてるこの鎖をぶっちぎってよ、俺は、俺が本当に正しいのかどうか分かんねぇけど、俺にもう少し、俺にもう少し、俺にもう少し時間をください!」とアピール。
 葛藤している様子とはいえ、WNCの良心だったAKIRAの謀反に観客も呆然となる幕切れとなってしまった。

120622_WNC-3.jpg 当初旗揚げ戦で行なわれる予定だった華名&朱里vs.誠&紫雷美央。美央の負傷により変更となったが、満を持してこのカードが実現。ますます遺恨が深まる華名と真琴、同じトリプルテイルズ.Sの華名ではなく真琴を後押しする美央、1人クールに深入りしようとしない朱里と、どうもギクシャクしたムードのWNC女子部。
 試合が始まると、やはり華名が真琴を圧倒していく。その分、美央がどうにかカバーしようとするが、朱里は串刺しニー、サッカーボールキックを叩き込むと、美央の負傷箇所である顔面を蹴り上げる。しかし、これに怒った美央はグーパンチで応戦。真琴も華名のソバットをかわして張り手を見舞う意地を見せるが、華名は飛び付き腕十字で捕獲。
 どうにか美央がカットすると、真琴は髪を掴んで華名を立たせるが、背後から朱里がハイキック。だが、真琴が避けたため華名の顔面に誤爆! そこを真琴がすかさず丸め込み、華名から3カウントを奪ってみせた。
 宿敵・華名からピンフォールを奪った真琴が「見ましたか!? 華名さんから勝ったぞー!」と興奮気味に叫ぶと、お姉さん代わりの未央も頭を撫でて褒めてあげる。すると真琴は「これで心置きなく7月8日、まこプロの対戦相手を発表することができます。まこプロの対戦相手は車です!」と意味不明な発言。
 未央が「え、車? 分かったダンプ松本やろ?」と尋ねるが、真琴は「乗用車です。車です。車は大きくて、強くて、速いです。自分は強くなりたいし、速くなりたいし、大きくなりたいし。皆さんもそうだと思うんですけど、車を見ない日はないですよね? 自分はそんな車にちょっと嫉妬してました。だからこそ、自分は車と闘って乗り越えて、有名になりたいんです。世界初の車と闘ったレスラーになります! 7月8日は真琴vs.車です。よろしくお願いします」とまくし立てたが、未央も観客も唖然とするしかなかった......。

※完全詳細はバトル・ニュース携帯サイトをご覧ください。

▼公開プロテスト 3分間スパーリング形式
△児玉ユースケ
0-0
△篠瀬晃

▼第1試合 8人タッグマッチ 時間無制限1本勝負
YO-HEY(Fu-Dojo)/土肥孝司/黒潮二郎/●ジョシュ・オブライエン
7分59秒 アンクルホールド
○橋本和樹(大日本)/塚本拓海(大日本)/大谷将司(大日本)/神谷英慶(大日本)

▼第2試合 シングルマッチ 時間無制限1本勝負
○高橋星人
6分34秒 リングアウト
●レザーフェイス

▼第3試合 タッグマッチ 時間無制限3本勝負
ウルティモ・ドラゴン(闘龍門MEXICO)/○リン・バイロン
2-0
●木藤拓也(クズプロ)/清水基嗣(シークレットベース)

<1本目>
ウルティモ・ドラゴン(闘龍門MEXICO)/○リン・バイロン
43秒 アサイDDT→片エビ固め
●木藤拓也(クズプロ)/清水基嗣(シークレットベース)
<2本目>
ウルティモ・ドラゴン(闘龍門MEXICO)/○リン・バイロン
5分39秒 アサイDDT→片エビ固め
●木藤拓也(クズプロ)/清水基嗣(シークレットベース)

▼第4試合 ハードコアマッチ 時間無制限1本勝負
●大原はじめ(FCF)
8分32秒 マイバッハボム→体固め
○マイバッハ谷口(NOAH)

▼第5試合 タッグマッチ 時間無制限1本勝負
●華名/朱里
6分25秒 朱里のハイキック→首固め
○真琴/紫雷美央(フリー)

▼第6試合 シングルマッチ 時間無制限1本勝負
○AKIRA
11分44秒 コブラクラッチ式STF
●児玉ユースケ

▼第7試合 タッグマッチ 時間無制限1本勝負
TAJIRI/●山川竜司(大日本プロレス)
18分1秒 ドラゴンスプラッシュ→体固め
○伊東竜二(大日本プロレス)/石川晋也(大日本プロレス)

このページの先頭へ
コラム女子プロレス団体『FEATURES』
スターダム世IV虎の番長日記
はるか悠里の格闘アイドル育成計画
スターダム須佐えりの初勝利への道
月別アーカイブ
団体