大仁田考案のデスマッチで一騎打ちを行った初代タイガー。両陣営入り乱れる中、初代タイガーが有刺鉄線バットで殴り倒して勝利!
リアルジャパンプロレス
REAL for BATTLE〜STRONG STYLE ISM〜
日時:6月20日(水)開始:18:30
場所:後楽園ホール
観衆:1957人(超満員札止め)
20日、後楽園ホールで行われたリアルジャパンプロレス『REAL for BATTLE〜STRONG STYLE ISM〜』。3・16後楽園ホール大会でタッグマッチながら初対決を行った初代タイガーマスクと大仁田厚だが、試合に敗れた大仁田は「初代タイガーを電流爆破マッチに引きずり出す」と宣言。
ついに禁断の一騎打ちを行うことになった初代タイガーは、大仁田に対してデスマッチでの対戦を逆要求。そこで大仁田は両者ともにヘルパー選手(セコンド)3名を場外に配置することができ、赤コーナー/青コーナー対角線上の場外に仕切りを入れて各陣地とし、ヘルパー選手は相手方陣地に入ることは禁止。もしヘルパー選手が敵陣に入った場合、即退場を命ぜられ、ヘルパー選手のリングインも禁止。エプロンサイドよりリングに入った場合も同様に即退場を命ぜられるという"デンジャラス・スペシャル・ランバージャック・デスマッチ"での対戦を突き付けた。
試合開始早々、大仁田が初代タイガーを場外に投げ捨てると、すかさず邪道軍団が袋叩きしていく。リングに戻っても大仁田が再び場外に投げていくが、ロープ間を回転して戻ってきた初代タイガーはハイキックで大仁田を場外へ。今度は大仁田がリアルジャパン軍に袋叩きにされる。やっとエプロンに登ってきた大仁田だったが、初代タイガーがグーパンチを叩き込みまたも場外転落。
またも袋叩きにされながらも何とかリングに戻ってきた大仁田に、初代タイガーはハイキックからミドルキック、ニードロップとくらわせダウンを奪う。カウント8で立ち上がった大仁田は隙を見て初代タイガーの頭を掴んで場外に投げ捨てると、邪道軍団と一緒に痛めつけていく。エプロンに登った初代タイガーへ大仁田は毒霧攻撃。たまらず再度場外に落ちるタイガー。
リングに上げられた初代タイガーへ大仁田はDDO。これでフォールするもカウントは2。フラつく初代タイガーを場外へ転がすと、矢口が場外で凶器攻撃。しかし、その間に初代タイガー側のセコンドであるタイガーシャークがリング上の大仁田を襲撃。怒った邪道軍団がリングに雪崩れ込んできてシャークと乱闘! だが、ルールによりこの二人は退場となる。
リングでは初代タイガーへ大仁田が足4の字固め。悶絶しながらも反転した初代タイガーはロープに脱出。大仁田は逆片エビ固めやボディプレスで追い込んでいくが、初代タイガー側のセコンドについたグレート・サスケが大仁田を場外に引きずり込むと、エプロンからミサイルキックを発射。リングに大仁田を戻すと初代タイガーがスリーパーに捕らえていくが、邪道軍団が乱入してカット。すかさずスーパータイガーもリングに上がって乱闘になると、退場が命じられる。
大仁田が初代タイガーをロープ際まで連れていくと、矢口が有刺鉄線バットを振りかざすも初代タイガーに避けられ誤爆! すかさずツームストンパイルドライバーで叩き付けていった書抱いたタイガーは、大仁田がダウンしたところから一番遠いコーナーに登っていく。初代タイガーが勝負に出たダイビング・ヘッドバットがギリギリ届くと、初代タイガーは何と自ら有刺鉄線バットを手にし、大仁田を殴り倒してからフォール。これで3カウントを奪った。
試合後、大仁田に対して握手を求めていった初代タイガー。その握手に応じた大仁田だったが次の瞬間、虎の顔面に毒霧を噴射! これを合図に両陣営が大乱闘を開始。初代タイガーのマスクを脱がし場外へ投げ捨てた大仁田は「よく聞け、リアルジャパンプロレスのファン! タイガーマスクのファン! 俺が一度や二度の敗北で諦めると思うか! 俺が引くと思うか、バカヤロウ! 俺の生き様見てみろ、バカヤロウ! 俺は! 俺は! おい! おい! 武士道かなんかしらねぇけどな、今度は看板賭けてこい! お前たちの陣営にいつでも来てやる。俺たちは胸いっぱいのプロレスをやったんじゃい!」と、次はリアルジャパンの看板と邪道軍団の看板を賭けて勝負しろと要求しながら、聖水を撒き散らした。
※完全詳細はバトル・ニュース携帯サイトをご覧ください。
▼第1試合 タッグマッチ 30分1本勝負
○グラン浜田(フリー)/間下隼人
9分21秒 腕ひしぎ逆十字固め→ギブアップ
佐藤光留(パンクラスMISSION)/●齋藤彰文
▼第2試合 タッグマッチ 30分1本勝負
○ウルティモ・ドラゴン(闘龍門MEXICO)/スーパーライダー
6分58秒 アサイDDT→体固め
●ザ・グレート・サスケ(みちのくプロレス)/若翔洋(フリー)
▼第3試合 シングルマッチ30分1本勝負
○折原昌夫(メビウス)
7分35秒 裏三角絞め→レフェリーストップ
●矢口壹琅(フリー)
▼第4試合 タッグマッチ 30分1本勝負
○長井満也(ドラディション)/アレクサンダー大塚(AODC)
8分34秒 ハイパーニー隆牙
●石川雄規(フリー)/スーパー・タイガー
▼第5試合 シングルマッチ 45分1本勝負
○4代目タイガーマスク(新日本プロレス)
8分24秒 タイガースープレックスホールド
●タイガーシャーク
▼第6試合 タッグマッチ 60分1本勝負
○藤波辰爾(ドラディション)/長州力(リキプロ)
7分35秒 ドラゴンスリーパー
藤原喜明(藤原組)/●ヒロ斎藤(ドラディション)
▼第7試合 デンジャラス・スペシャル・ランバージャック・デスマッチ 60分1本勝負
○初代タイガーマスク
13分58秒 有刺鉄線バットでの殴打→体固め
●大仁田厚(フリー)
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