マサ高梨凱旋&復帰一周年大会は、実は石川修司デビュー9周年記念大会だった!?ほもクロとCWも尻アスな試合で花を添える!

120615_DDT-1.jpgDDTプロレスリング
マサ高梨凱旋&復帰一周年大会
~みなさんのおかげです~
日時:6月15日(木)開始:19:00
会場:江戸川区・東部フレンドホール
観衆:399人(満員)

 15日、江戸川区・東部フレンドホールで行われたDDTプロレス・マサ高梨自主興行『マサ高梨凱旋&復帰一周年大会〜みなさんのおかげです〜』。右膝前十字靭帯断裂、内側靭帯損傷、膝関節亜脱臼の大怪我からマサ高梨が復帰してから1年を記念して、高梨が自ら地元で自主興行を開催。
 その大事な大会のメインで高梨が指名した相手は、共に切磋琢磨しアイスリボンなどでも協力してきた同志の松永智充。「この機会がなかったら一生シングルでメインイベントやる事ないかもしれない」と語ったという松永だが、この2人にしかできない試合がある。

 試合は職人肌レスラー同士の対戦らしく、じっくりとした腕の取り合いからスタート。一転して松永が逆水平チョップを打っていけば、高梨も体勢を入れ替えて逆水平チョップを打つチョップ合戦へ。そこから高梨はロープに飛ぶが、松永はキチンシンクからブレーンバスターの体勢で持ち上げてからエプロンに叩き付けていく。執拗な脇腹攻めをしていった松永は、がっちりとコブラツイストに捕らえる。悲鳴をあげながらもロープに逃れた高梨は、松永の串刺し攻撃を蹴りで迎撃してコーナー二段目からミサイルキック。
 足を踏みならしてからトラースキックを放っていくが、キャッチした松永は軸足の右膝に低空ドロップキック。さらに高梨を連れてエプロンに出た松永は奈落式ニークラッシャー! ステージから客席にもう一度奈落式ニークラッシャーを決めた松永は、場外で足4の字固め。場外カウントギリギリまで絞め上げた松永だが、高梨もカウント19で生還。しかし松永は高梨のヒザのサポーターを剥ぎ取ると、もはや走ることもままならない高梨に非情なる足4の字。必死に反転しようとする高梨だが、松永はそれを許さない。それでもどうにかロープに逃れた高梨だが、もはや立ち上がるのも精一杯の状態。
 松永は容赦ないバックドロップ5連発で追い込むが、6発目のバックドロップを踏ん張った高梨は延髄斬り。松永は構わずバックドロップで投げたが、高梨も返す刀でレッグラリアット。ダブルダウン状態から先に立ち上がった松永は張り手。高梨も張り手を返していくと、いきなりエビ固めで丸め込む。カウント2で返した松永は逆に雁之助クラッチで丸め込むと、続けてオースイスープレックス。高梨はカウント2で返すと、カウンターのトラースキックからラ・マヒストラル。そこからタカタニックを狙ったが、回転を止めた松永はインプラント!
 高梨を逆さ吊りで抱え上げた松永はアックス・ギロチン・ドライバー。続けてタイガードライバーで叩き付けるが、これもカウントは2。松永は再びタイガードライバーの体勢に入ると、何とタイガードライバー'91! これもカウント2で返した高梨は松永の串刺し攻撃をかわし、「マサ高梨、70キロ!」と叫びながら串刺しドロップキック。そこからコーナーに登った高梨は、何とか回避しようとする松永に奇声をあげながらヘッドバットを叩き込むと、大一番のときに出す雪崩式タカタニックを決めて3カウントを奪った。

120615_DDT-2.jpg 試合後、お互いに座礼しながらがっちり握手。精根尽き果てた様子の高梨だが、マイクを持つと「はじめに言うけど、松っちゃん、ありがとう。今日、出場していただいた皆さん、リングに上がってください。いつもこんな自分を、どうしようもない自分を......父さん母さんありがとう。本当に皆さんのおかげでこのリングで存在できていると思います。ただ1つ、ここでお詫びと訂正をしなくてはなりません。今日の興行タイトルは偽物です......。本当の興行タイトルをこの場で発表したいと思います」と突然言い出す。
 すると本物の興行タイトルとして「石川修司デビュー9周年記念大会」と書かれた紙を広げられた! 当の石川本人は明らかに聞かされていなかったようで驚いた表情。高梨は「興行タイトルはウソになっちゃったけど、俺はまだ夢を諦めてねぇよ! 武道館のメインに立って、あのベルトを巻く!」と、KING OF DDTを勝つ抜いて日本武道館大会のメインでKO-D無差別級王座に挑戦すると改めて宣言。
 そこに2人と同期の柿本大地(長期欠場中)が石川のデビュー9周年を祝うケーキを持ってくると、3人揃って記念撮影。だが、そこに大家が怒りながら入ってきてDDTとユニオンは抗争中なのに、仲良くするなと石川を一喝。3人が若手の頃のように気合いを入れてやると張り手を見舞おうとするが、逆に高梨、石川、柿本の3人はトリプルドロップキックで大家を迎撃し、最後は全選手で記念撮影に応じて大会を締めくくった。

120615_DDT-3.jpg ほもいろクローバーZの飯伏幸太&男色ディーノvs.Crying Wolfのヤス・ウラノ&アントーニオ本多という好カードが実現! リングインしたディーノは「東部フレンドホールへようこそ! ここだけの話、この会場とってもいやらしいんだけど。フレンドのとうぶをホールするんでしょ。でも(ヤスとアントンは)男としての魅力がなくって......。フレンドをホールするのに、敵味方関係ないわ。カ●首洗って待ってなさい」と挑発(?)。
 ヤスをグラウンドにねじ伏せて男色殺法で攻め......責め立てたディーノ。続いてアントンのアッパーカットに対して飯伏はエルボーで対抗。さらにダスティンを狙ったアントンをソバットで迎撃した飯伏はその場飛びムーンサルト。アントンがかわして着地した飯伏は、合体攻撃を狙ったヤスとアントンをドロップキックで吹っ飛ばす。すると突如ディーノが飯伏に欲情! バックを取って責め立てる。思わずアントンが飯伏に「大丈夫か?」と尋ねるほどの不意打ち。
 ヤスは飯伏の顔面をロープに擦りつけると、ハーフダウンの飯伏の顔面にドロップキック。さらにアントンがホーガンポーズばかりやってまったく攻撃しなかったため、ヤスに「何やってんだよ!」と怒られる始末。それでもアントンはディーノと前衛芸術のような攻防を展開。だが、飯伏がディーノからの「幸太、立たせて!」という激を受けてヤスを雪崩式ブレーンバスターで投げると、ディーノがTバック姿になってコーナーにセット。飯伏はヤスを叩き付けようとするが、アントンがカット。しかし飯伏はアントンをディーノのケツに押し付けると、ディーノのTバックを脱がしてヤスをやり投げで叩き付けようとする。
 しかしヤスが背後に逃れて逆に飯伏の顔面をディーノのケツに押し付ける。さらにアントンが飯伏を卍固めに捕らえるが、アントンのタイツを引っ張ってケツを出させることでカットしたディーノが、ヤスのタイツも下げてケツを出してから男色ドライバー。そこからなぜか飯伏も自らタイツを下ろしてケツを出してから、アントンをシットダウン式ライストライドで叩き付けて3カウント。最後は4人ともケツ丸出しで記念写真。そしてディーノは「我々なりのシリアス(尻アス?)な試合、ありがとうございました」と挨拶した。

※完全詳細はバトル・ニュース携帯サイトをご覧ください。

▼第1試合 タッグマッチ 30分1本勝負
高木三四郎/○高尾蒼馬
8分55秒 ボマイェ→片エビ固め
星誕期/●遠藤哲哉

▼第2試合 シングルマッチ 30分1本勝負
○さくらえみ(我闘雲舞)
4分26秒 吊り天井固め
●DJニラ(在野)

▼第3試合 タッグマッチ 30分1本勝負
HARASHIMA/○佐々木大輔(フリー)
8分22秒 NOW or NEVER→片エビ固め
KUDO/●大石真翔

▼第4試合 6人タッグマッチ 30分1本勝負
ケニー・オメガ/佐藤光留(パンクラスMISSION)/●中澤マイケル
11分26秒 スプラッシュ・マウンテン→エビ固め
○石川修司(ユニオン)/石井慧介/入江茂弘(チームでら)

▼第5試合 タッグマッチ 30分1本勝負
○飯伏幸太/男色ディーノ
16分36秒 シットダウン・ラストライド→エビ固め
ヤス・ウラノ/●アントーニオ本多

▼第6試合 シングルマッチ 時間無制限1本勝負
○マサ高梨
23分34秒 雪崩式タカタニック→エビ固め
●松永智充

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