美央がリーグ戦用の新技でSTOP THE 栗原に成功!いきなり第1試合から華名vs.朱里にどよめき!チェリーがリーグ最終戦で藤本に勝利!

120608_Wave-1.jpgプロレスリングWAVE
weekday WAVE vol.50
日時:6月8日(金)開始:19:00
場所:新木場1stRING
観衆:224人(満員)

 8日、新木場1stRINGで行われたプロレスリングWAVE『weekday WAVE vol.50』。波女決定リーグ戦『catch the WAVE』ホワイトテイルズブロックで、ここまで負けなしの栗原あゆみは、鼻骨骨折から復帰したばかりの紫雷美央と対戦。

 開始早々、串刺しダブルニーで美央の鼻を狙って追い込んでいく。美央も裏投げで速攻決着を狙うが、これをクリアした美央が首4の字に入ると見せかけての丸め込み(土蜘蛛)で3カウントを奪取! 「STOP THE 栗原」に成功した。
 試合後、栗原は「秒殺狙いでいこうかなと思ったら、足元すくわれましたね。油断してたわけじゃないんですけど...」とコメント。一方、美央は「や〜ったった、やったった! 今日取ったのは新技です。前は首4の字に引き込んで絞るだけだったんですけど、そのまま固めることを考えて、今日のため、リーグ戦のために用意してました。計算通り〜♪ 私の鼻が痛いからってみんな鼻ばかり狙いやがって。また曲がったら治すのにお金がかかるんだぞ、こんちくしょー。どんでん返しの女ってヤツですよ。みなさん、雑魚とか弱いとか思うかもしれない。弱いなりに頭を使ってるのが証明された。朱里戦で顔やられて折れたぶん、今日やられても心が折れなかったのは最初のリーグ戦の経験がいきたかなって思います。WAVEさんには試合がうまくない時からお世話になってて、このキャリアになって、自分が一人になってもWAVEさんは見放さないで使ってくれてて、そのWAVEさんに対してこれ以上のご迷惑をかけられないし、それに自分の実力を証明するのはトーナメントとかリーグ戦とかしかない。インディー大賞をもらったので、今度はWAVEさんの波女の称号がほしいなって。そんでおっぱいも手術します。(鼻は?)曲がってたら直して、その流れでおっぱいも手術します」と、リーグ戦用の新技・土蜘蛛で勝利したことでしてやったりの様子だった。
 ちなみに、この結果によりアイアンマンヘビーメタル級王座が、栗原から美央に王座移動となった。

120608_Wave-2.jpg 6度目となる華名と朱里のシングルマッチ(過去の戦績は3勝2敗で華名)が、女子のリングで初めて実現。これまでビッグマッチばかりでおこなわれてきた好カードがいきなり第1試合にラインアップされると、ファンからはどよめきが起こった。
 開始直後、しばし睨み合う両者。様子を見ながらキックでけん制していく。ハンマーロックの取り合いからグラウンドの攻防となると、華名がアキレス腱固めへ。朱里がこれを嫌ってスタンディングに戻る。すぐさま華名はヘッドロック。朱里も取り返してショルダータックルを決めると、張り付けドロップキックからキャメルクラッチに捕らえていく。華名も串刺しヒップアタックで攻勢に転じると、投げっぱなしジャーマン、ハーフダウンの朱里の顔面に低空キックを放つ。
 互角の攻防のなか、華名がヒップアタックを決めると、朱里もシャイニング・ウィザードで挽回。朱里の二段蹴り、華名の回し蹴りがそれぞれ決まって両者ダウン。ほぼ同時に立ち上がるとエルボー合戦へと発展する。手数で上回った朱里に、華名はバックブローでお返ししていく。両者譲らぬなか残り5分となり、華名が腕十字! 堪えた朱里が同じく腕十字でお返しするも、攻守を入れ替えた華名が胴締め式チキンウイング・フェースロックで絞り上げると、レフェリーが試合を止めた。

120608_Wave-3.jpg ひと足早く最終戦を迎えるチェリーの戦績はこれまでのところ1勝2敗。実年齢公開で調子が狂ったのか、思わぬ苦戦を強いられてしまった。一方の藤本つかさは、初戦の大畠美咲を下して幸先いいスタートを切ったばかり。
 先に仕掛けたのはチェリーだった。ダブルリスト・アームサルト、スリーパー、ネックブリーカーで攻めていく。藤本のエースクラッシャーを不発に終わらせるも、コスチュームのホックが外れたため、ひとまず場外に避難する。
 これで流れを変えた藤本は、エースクラッシャーを成功させると、お転婆ダッシュから弓矢固めへ。さらにカサドーラ、旋回式ボディーアタックで攻勢に出る。チェリーのバット攻撃を食らったものの、カウンターのドロップキックを放ってミサイルキック発射! だが、ビーナスシュートは交わされてしまう。これを機に攻勢に転じたチェリーは春夜恋。切り返した藤本がサッカーボールキック&延髄斬りを挟んでツカドーラを狙ったが、今度はチェリーが裏をかいての春夜恋! 勝ち星をゲットして公式戦を終了した。

※完全詳細はバトル・ニュース携帯サイトをご覧ください。

▼第1試合 catch the WAVEホワイトテイルズブロックリーグ公式戦 15分1本勝負
○華名【3点】
12分16秒、レフェリーストップ
●朱里【2点】

▼第2試合 catch the WAVEパワーブロックリーグ公式戦 15分1本勝負
●勇気彩【0点】
6分10秒 スモーラリアット→片エビ固め
○星ハム子【4点】

▼第3試合 catch the WAVEブラックダリアブロックリーグ公式戦 15分1本勝負
○チェリー【4点】
8分16秒 春夜恋
●藤本つかさ【2点】

▼第4試合 catch the WAVEホワイトテイルズブロックリーグ公式戦 15分1本勝負
●栗原あゆみ【4点】
1分29秒 土蜘蛛
○紫雷美央【2点】

▼第5試合 アイドルWAVE〜春日萌花復帰戦 30分1本勝負
●春日萌花/山縣優
15分24秒 120%スクールボーイ
渋谷シュウ/○中川ともか

▼第6試合 ブラックmeat WAVE 30分1本勝負
GAMI/●水波綾/下野佐和子
19分4秒 花マルどっかん→片エビ固め
桜花由美/バンビ/○大畠美咲

【記事提供/プロレスリングWAVE】

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