窓際集団ウィンドウズが意地を見せ、ベテラン軍を下して挑戦権を獲得!メインでWORLD-1のトライングルゲート王座に挑戦したが惜敗!
DRAGON GATE
THE GATE OF MAXMUM
日時:6月7日(木)開始:18:30
場所:後楽園ホール
観衆:1750人(満員)
7日、後楽園ホールで行われたDRAGON GATE『THE GATE OF MAXMUM』。前日の新日本プロレス『BEST OF THE SUPER Jr.』公式戦でプリンス・デヴィットとの極上の一戦を制したPACが、一時ホームリングに凱旋。さらに眼窩底骨折で欠場中だった土井成樹も復帰し、吉野正人との3人で保持しているオープン・ザ・トライアングルゲートの防衛戦を行うことに。
その挑戦者には5・10後楽園大会でサイバー・コング&谷崎なおき&問題龍のMAD BLANKEYを下したCIMA&望月成晃&ドン・フジイの帰ってきたベテラン軍に決まっていたが、ユニット無所属の新井健一郎&スペル・シーサー&K-ness.が登場し、「ユニットに入ってないとベルトに挑戦出来ないんですか? 俺らにも意地がありますよ。どんな条件でもいいっす。俺らにもチャンスくださいよ」と直訴。
ジミーズに勝利したという結果も出していることから、ベテラン軍はこの窓際集団ウィンドウズとまずこの日の第3試合(19:30頃)で次期挑戦者チーム決定戦を行い、勝ったチームがメイン(21:00頃)でWORLD-1 INTERNATIONALのトライアングル王座に挑戦するという"ダブルヘッダー"を承諾した。
ウィンドウズのセコンドにはシーサーBOYがついたが、なぜかそこにウィンドウズTシャツを着た琴香が登場。「今日から新発売のこのウィンドウズTシャツ、めちゃくちゃカッコイイですね! 僕も売店担当なので、一生懸命売りたいと思います。話は変わりますが、いまドラゴンゲートでは後輩たちがどんどんユニットに入っています。僕にはどこのユニットからも誘いがないし、試合も全然分からないので、もうどうしていいか分からなくなりました。セコンドについたら一生懸命応援しますので、僕をウィンドウズに入れてください!」とウィンドウズ入りを直訴した琴香。
するとアラケンは「俺ら4人もベテランみたいなもんでしょう。いまさら若手みたいに大きな声でセコンドにつくキャラでもねぇしよ、その元気が俺らの力になるかもしれないからよ。とりあえず、今日お前はそこで見ていろや」と琴香がセコンドにつくことを許可した。
ベテラン軍に対して「俺たちウィンドウズはあんたらを倒さないと明日は来ないんですよ」と言ったアラケン。乱戦の中、モチフジはアラケンに対して場外でハイジャック・パイルドライバー。さらにツナギを半分脱がせて露わになった上半身に逆水平チョップを叩き込むと、Y字に捕らえて股間にカカト落とし。やられっ放しのアラケンだったが、望月の一角蹴りをかわしてハイハイ式ヘッドバットを返すとコーナーへ。
だが、CIMAがアラケンの足を掴み、フジイがデッドリードライブで投げると、ベテラン軍はトレイン攻撃。さらに望月が強烈な蹴りからツイスター。これでアラケンを事実上KOしたベテラン軍は次はシーサーにフジイがのど輪落とし→CIMAがメテオラ。さらにCIMAのトラースキックから望月が三角蹴りを叩き込むと、CIMAがトドメのシュバインを狙う。これをヨシタニックで切り返したシーサーだが、フジイがカット。しかしシーサーは再びCIMAに飛び付き、ヨシタニックを決めて3カウント! ウィンドウズが意地でトライングルゲート挑戦権を手に入れた。
そして迎えたメイン。アラケンはいつものツナギではなく、かつて着用していた日の丸の入った田吾作タイツに地下足袋姿で登場。ウィンドウズが奇襲攻撃を仕掛けていって試合開始。アラケンはPACに向かって行くが、アラケンとシーサーがうまく土井とPACを場外に追いやると、同時にトペを発射。
リング上ではK-ness.が吉野をピラミッド・ドライバーで叩き付けていく。そこにアラケンが戻ってきてストンピングを落としてから場外に投げ飛ばすとトペを狙ったが、素早くリングに戻った吉野は旋回式ネックブリーカーで迎撃。そこからWORLD-1はアラケンを集中攻撃していくが、アラケンは歯を食いしばって耐え、吉野にカウンターのフロントキックを叩き込むと、PACをDDTで叩き付ける。
K-ness.が土井のDOI555を着地して介錯を叩き込むと、シーサーはPACに回転エビ固め。PACはジャックナイフ式エビ固めで切り返すが、そのまま後転してシーサーはパイルドライバー。コーナーに登ったPACに逆立ちで飛び付いたシーサーだが、土井吉が入ってきてダブルのドロップキック。だが、シーサーはそれでもコーナー上のPACをヘッドシザースで捕まえて投げ落とすと、そこにアラケンが飛び出し注意を投下。
WORLD-1も抜群の連係で反撃するが、吉野のフロムジャングルをK-ness.がユダで切り返す。シーサーとアラケンで足印鑑を決めると、K-ness.の昇龍脚からアラケンが阪神タイガースープレックス。しかしカウントは2。ならばとK-ness.のダークネスバスターからシーサーがヨシタニックを狙うが、PACが入ってきてスタナーでカット。すかさず土井がハイアングル・スパインバスターで叩き付けると、PACがその場飛びシューティングスター。そして土井がDOI555からバカタレスライディングキックを叩き込むがカウント2。
シーサーはマスキュラーボムを狙う土井をヨシタニックで切り返す。吉野がカットすると、シーサーは吉野にもヨシタニック。そこにアラケンが戻ってきて奥の手であるファイアーバードスプラッシュを投下するが、吉野がかわして自爆させると、PACがスワンダイブ式ファイアーバードスプラッシュ。
そこに土井がバカタレスライディングキックを叩き込むと、PACがシューティングスタープレスを投下。だが、アラケンはヒザで迎撃。ならばと吉野がトルベジーノからライトニング・スパイラルを決めると、土井がシーサーにトペを発射し、吉野がK-ness.にケブラーダを発射! その間にPACがアラケンに360°シューティングスター・プレスを決めて3カウント!
僅差でウィンドウズを下してトライングルゲート防衛に成功したWORLD-1。すると、そこに帰ってきたベテラン軍の望月、フジイ、そしてこの日役2カ月ぶりに復帰したGammaが登場。さらにこの日地味に3連勝したジミーズも登場。
望月が「確かに今日、俺たちはウィンドウズに負けたかもしれないけど、逆にチャンスがあるかもしれないからな」と強がると、堀口が「今、一番勢いがあるのは俺たちジミーズだ。俺らはどのユニットにも負けねぇ。なぜならKING OF GATEに優勝した堀口元気H・A・Gee・Mee!がいるからだ!」と豪語。さらに吉田式改め鷹木式イリミネーションマッチでMAD BLANKEYを下した暁-akatsuki-も登場。
すると吉野が「俺らは年間200試合やっている中で、今、このベルトを持っているんや。ベテラン軍、ジミーズ、暁、そして俺らWORLD-1 INTERNATIONAL。ここにいるのは4つのユニットか。そして4つのコーナーがある。こうなったら久しぶりに6人タッグ4WAYと行こうやないか!」と提案。WORLD-1から土井&吉野&リコシェが出陣すると宣言すると、暁からは鷹木&YAMATO&富永が、ジミーズからは堀口&斎了&ススムが、そしてベテラン軍からは望月&フジイ&マグニチュード岸和田の絶倫ズが久しぶりに出陣し、7・6後楽園大会で6人タッグ4WAYマッチが行われることが決定。
そこにMAD BLANKEYも登場するが、サイバー・コングが迷走している上に、この日の対戦カードを勝手に変えた谷崎に対してカゲトラが怒りを露わにし、谷崎にシングルマッチを要求。サイバーに対しては「この頃悩んでいるみたいなので、今度飲みに誘ってみようと思います」と語ったカゲトラだが......
続いて問題龍が「ヘボチャンピオンのCIMA、出てこいよ!」と挑発すると、2階バルコニーの放送席にいたCIMAが顔を出す。ドリームゲートに挑戦するはずだったのは俺だとグチグチ言い出した問題龍が「ドラゴンゲートのチャンピオンはこの問題龍さんとやるのが怖いのか? このままだったら、お前のタイトルマッチに乱入してグチャグチャにしたるからな」と言うと、CIMAは「お前は何が言いたいんや? あぁ、怖いね。今のマイクを聞いていたら恐怖しかないわ。お前らMAD BLANKEYはサイバー・コングという前科があるからな。ドリームゲート戦でなければ、お前らの要求することすべて飲んでやったるから、どんなルールでも言ってこいや」と、ノンタイトル戦ならばどんなルールでもやってやると発言。
結局、7・6後楽園大会ではCIMAのパスポートと問題龍のマスクを賭け、問題龍は誰かと組んでの2vs.1のハンデキャップ、さらに会場全体を使ったエニーウェアルールでCIMAvs.問題龍の一戦(マスカラ・コントラ・パサトルテ・エニウェアフォール2vs.1ハンディキャップマッチ)が行われることが決定。さらに6人タッグ4WAYマッチに入れてもらえなかったMAD BLANKEYに対し、ウィンドウズのアラケンが「何か聞いたらよ、お前ら誰からも相手にされていないようだな。このウィンドウズでどうだ? ハッキリ言っちゃうぞ、お前ら何かほとんど俺に道場でヒーヒー言わされた若手じゃねぇか! 俺らはまだまだ生き残りますよ! WORLD-1、俺らは今日やれてよかったと思います。次は改めてお前らのベルトに挑戦させてもらうんで、その時はよろしくお願いします」と対戦要求。
次々に7・6後楽園大会のカードが決まっていく中、最後の締めまで散々待たされたWORLD-1は、なぜか土井吉が小競り合いを始める→キスで仲直りという、マライサがやったダチョウ倶楽部ネタを披露し、女性ファンの喝采(?)を浴びた。それを見たPACが思わずズッコけると、場内からは「PAC」と「スワン」コール。PACは英国紳士らしく握手を求めたが、スワンが強引にPACの唇を奪うという、なんだかワケの分からない展開で、WORLD-1が後楽園大会を締めくくった。
※完全詳細はバトル・ニュース携帯サイトをご覧ください。
▼第1試合 タッグマッチ 20分1本勝負
リッチ・スワン/●琴香
7分21秒 ダブルクロス→体固め
堀口元気H.A.Gee.Mee!!/○斎藤"ジミー"了
▼第2試合 シングルマッチ 20分1本勝負
●サイバー・コング
4分19秒 影縫
○ジミー・カゲトラ
▼第3試合 オープン・ザ・トライアングルゲート王座次期挑戦者チーム決定戦 30分1本勝負
●CIMA/望月成晃/ドン・フジイ
14分21秒 ヨシタニック
○スペル・シーサー/新井健一郎/K-ness.
※ウィンドウズがトライアングルゲート挑戦権を獲得
▼第4試合 Gamma復帰戦 30分1本勝負
ドラゴン・キッド/●Gamma
12分13秒 夢限→片エビ固め
○ジミー・ススム/ジミー・神田
▼第5試合 MAD BLANKEY vs 暁-akatsuki- 5vs4ハンディキャップ鷹木式イリミネーションマッチ 時間無制限
●[MAD BLANKEY]B×Bハルク/戸澤陽/谷崎なおき/Kzy/問題龍
0-1
○[暁-akatsuki-]鷹木信悟/YAMATO/富永千浩/三代目超神龍
<1人目>
[MAD BLANKEY]○Kzy
14分56秒 スカイデ・スクールボーイ
[暁-akatsuki-]●YAMATO
<2人目>
[MAD BLANKEY]●B×Bハルク
16分48秒 丸め込む→エビ固め
[暁-akatsuki-]○三代目超神龍
<3人目>
[MAD BLANKEY]○谷崎なおき
18分46秒 ナイトライド→エビ固め
[暁-akatsuki-]●三代目超神龍
<4人目>
[MAD BLANKEY]●谷崎なおき
19分38秒 OTR
[暁-akatsuki-]○鷹木信悟
<5人目>
[MAD BLANKEY]●Kzy
19分38秒 MADE IN JAPAN→エビ固め
[暁-akatsuki-]○鷹木信悟
<6人目>
[MAD BLANKEY]○問題龍
20分30秒 塩攻撃から丸め込む→首固め
[暁-akatsuki-]●鷹木信悟
<7人目>
[MAD BLANKEY]●戸澤陽
22分40秒 OTR
[暁-akatsuki-]○富永千浩
<8人目>
[MAD BLANKEY]●問題龍
23分58秒 飛びつき式腕ひしぎ逆十字固め
[暁-akatsuki-]○富永千浩
※富永の1人残りで暁-akatsuki-の勝利
▼第6試合 オープン・ザ・トライアングルゲート選手権試合 60分1本勝負
[王者組]土井成樹/吉野正人/○PAC
15分52秒 360°シューティングスタープレス→片エビ固め
[挑戦者組]スペル・シーサー/●新井健一郎/K-ness.
※第35代王者組WORLD-1 INTERNATIONALが初防衛に成功
- 月別アーカイブ
-
- 2013年
- 2012年
- 2011年
- 2010年
- 団体
-
- 新日本プロレス [106]
- 全日本プロレス [74]
- みちのくプロレス [8]
- バトラーツ [1]
- DDT [69]
- ハッスル [2]
- KAIENTAI DOJO [6]
- 666 [21]
- 新宿二丁目プロレス [5]
- DRAGON GATE [62]
- 武勇伝 [3]
- ZERO1 [44]
- リアルジャパン [3]
- DRADITION [2]
- DIAMOND RING [4]
- IGF [13]
- FREEDOMS [2]
- 紅白プロレス合戦 [8]
- SMASH [21]
- 天龍PROJECT [6]
- Wrestling New Classic [8]
- WRESTLE-1 [3]
- センダイガールズ [4]
- WAVE [61]
- OSAKA女子 [1]
- アイスリボン [38]
- スターダム [81]
- ゆずポン祭 [6]
- REINA [4]
- ディアナ [2]
- 我闘雲舞 [14]
- WWE [9]
- その他のプロレス [5]
- 特別興行 [28]
- 自主興行・インディー [32]
- 学生プロレス [5]
- パンクラス [7]
- RINGS [3]
- THE OUTSIDER [17]
- DEEP [1]
- SRC(戦極) [1]
- DREAM [8]
- K-1 [1]
- K-1 WORLD GP [2]
- K-1 WORLD MAX [5]
- Krush [2]
- GLORY [2]
- その他の格闘技 [1]
- 速報予定