波女決定リーグ公式戦での朱里戦で復帰した美央が、妹の件で涙の謝罪!華名は渋谷相手に痛恨のドロー!桜花がリーグ戦初白星!

120529_Wave-1.jpgプロレスリングWAVE
weekday WAVE vol.49
日時:5月29日(火)開始:19:00
場所:新木場1stRING
観衆:181人

 29日、新木場1stRINGで行われたプロレスリングWAVE『weekday WAVE vol.49』。鼻骨骨折のため欠場していた紫雷美央がこの日より復帰。朱里との公式戦をおこなったが、鼻にプロテクターを装着しての試合となった。

 朱里がビンタからストンピングを顔に入れようとすると、美央は「顔は待て!」と必死にガード。だが、お構いなしに朱里は串刺しニーを叩き込む。美央もフロントハイキックで攻勢に転じると、エルボー連打。さらに首4の字からワキ固めを繰り出すも、朱里のグラシアスが極まるとたまらずギブアップ。
 復帰戦にして波女決定リーグ戦を黒星スタートとなった美央は、その後のインフォメーションコーナーにも登場。妹のイオが大麻所持疑惑で逮捕されたことに関して「えー、このたびは妹がこのようなことになってしまって、大変申し訳なかったと思います。もうダメだ......。本当にすみません(涙)。ブログにも書かせていただきましたが、本当にプロレス界に不信を抱かせるようなことをして、世間の皆様に悪いイメージがつくようなことをして、本当に本当に申し訳なかったと思います。えー、本当に自分は今日もリングにあがっていいのか、皆さんの中にいろんな考えがあると思います。こんな状況で応援されるのかといろいろ考えました。でも欠場したら団体さんに迷惑かかるし、踏みにじることになり、それは許せないことなのでリングに立たせていただきました。自分がこのままリングからいなくなったら何も残りません。今後は、皆様にこれ以上、不信感とか疑惑とかこれ以上起きないように誠心誠意、まっすぐな気持ちで皆様のために、プロレス界のために誠意ある行動をとりたい。これからも紫雷美央をよろしくお願いします。今後も何かありましたら、皆様に言えることがありましたら、すぐ言ってちゃんとした対応をしていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします」と涙ながらに謝罪した。

120529_Wave-2.jpg 2勝でトップの栗原あゆみ(5月29日現在)を、全員が追う状況となったホワイトテイルズブロック。華名vs.渋谷シュウの公式戦は、前年度覇者の華名がグラウンドに持ち込み、優位に進めていく。試合が動き出したのは、渋谷がドロップキックで攻勢に出たあたりから。足攻めで華名の蹴りを封じにかかるが、華名もすぐに腕を取り返しスタンドに戻すと足を気にしながらもミドルキックでお返し。渋谷はストレッチマフラーホールドで華名の動きを止めると、ミサイル弾、振り子式DDT、ノーザンライドSHと攻勢に出る。
 残り時間が少なくなるなか、華名がバックスピンキックからの腕十字。渋谷もエスケープすると、スイングDDTからのタイムマシンに乗ってを狙う。交わされるとすかさずジャーマン! さらにスタナーが決まったが...無常にも時間切れのゴングが鳴り響いた。
 痛恨のドローとなった華名は、試合後に「えー、なんでやねん! 毎回ね、タッグリーグ戦の最初のほうはね、余裕持ちすぎて相手のことバカにしすぎちゃうんですよね。シブにまさかのドロー」と悔しがったが、「去年の私知ってるでしょ。ドローやって、負けて負けての優勝ですから。バカにしちゃいけませんよ」と昨年同様、逆転優勝を狙っている。

120529_Wave-3.jpg 初戦のチェリー戦を落としてしまった桜花は、気持ちを入れ替えJWPの中森華子と公式戦で対戦。試合は中森が奇襲をしかけてゴングとなる。早速、デスティニーハンマーを狙った中森だったが、桜花も交わして立て直すと、ロープを使ったブラ下がりブラディーEXからロープ越しのビッグブーツ。中森もチェーンパンチで迎撃し、絞首刑に捕らえる。一瞬落ちてしまった桜花だったが、正気に戻るとダイビング・クロスボディーで反撃開始。
 続いてキック合戦となり、ハイキックをヒットさせた中森はコーナーに登る。桜花が追っていき雪崩式ブレーンバスター! 今度は桜花がコーナーに登るが、華子もお返しのハイキック。さらに雪崩式フィッシャーマンで攻めていく。もう一発ノーマルバージョンのフィッシャーマンを放った華子だが、キックアウトされるとチェーンパンチを炸裂させる。だが、これはレフェリーが反則とみなしてノーカウント。もう一度、デスティニーハンマーを狙うも、桜花がムチで迎撃してネックハンギングボム! さらにカカト落としを決めると、タイガーSHでリーグ戦初勝利を収めた。
 桜花は次戦で、この日チェリーを下して得点を4まで伸ばしたブラック・ダリアのリーダー、大畠美咲と対戦する。

※全試合詳細はバトル・ニュース携帯サイトをご覧ください。

▼第1試合 スクランブルWAVE 30分1本勝負
GAMI/○中川ともか
13分43秒 120%スクールボーイ
水波綾/●勇気彩

▼第2試合 チャレンジWAVE 20分1本勝負
広田さくら/○山縣優
17分0秒 チャレンジ→体固め
下野佐和子/●飯田美花

▼第3試合 catch the WAVE《ホワイトテイルズブロック・リーグ公式戦》15分1本勝負
●紫雷美央【0点】
6分5秒 グラシアス
○朱里【2点】

▼第4試合 catch the WAVE《ブラックダリアブロック・リーグ公式戦》15分1本勝負
○大畠美咲【4点】
8分46秒 SKB23
●チェリー【2点】

▼第5試合 catch the WAVE《ホワイトテイルズブロック・リーグ公式戦》15分1本勝負
△華名【1点】
時間切れ引き分け
△渋谷シュウ【1点】

▼第6試合 catch the WAVE《ブラックダリアブロック・リーグ公式戦》15分1本勝負
○桜花由美【2点】
10分42秒 タイガー・スープレックス・ホールド
●中森華子【2点】

【記事提供/プロレスリングWAVE】

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