BOSJ開幕戦でいきなり優勝候補本命デヴィットに勝利したKUSHIDA!ロウ・キーが田口を、PACがライガーを撃破!

120527_NJPW-1.jpg新日本プロレス
NJPW 40th anniversary Tour
BEST OF THE SUPER Jr.XIX
〜The door to the glory〜
日時:5月27日(日)開始:18:30
場所:後楽園ホール
観衆:1950人(超満員)

 27日、後楽園ホールで行われた新日本プロレス『NJPW 40th anniversary Tour BEST OF THE SUPER Jr.XIX〜The door to the glory〜』開幕戦。この日のメインは優勝候補筆頭と思われるプリンス・デヴィットが、今年勝負をかけてきたKUSHIDAと対戦。

 新コスチュームで登場したデヴィット。ロープの反動をつけての両者の攻防はデヴィットのドロップキックがKUSHIDAの顔面へ。デヴィットは腕ひしぎを狙うもロープブレイク。コーナーに寄りかかるKUSHIDAへ強烈なチョップ。3方向のコーナーでチョップを見舞うと、座り込んだKUSHIDAの顔面へ走りこんでのドロップキック。コーナーに振られたKUSHIDAはその勢いでエプロンに避け、エプロンでのデビットの延髄斬りをガードして、ハンドスプリング式キック。これで場外に落ちたデヴィットへトコーナートップからトペ。
 リングに戻ったデヴィットに向け、エプロンから袈裟切りチョップ。エプロン際での攻防で延髄斬りからコーナートップに登ったKUSHIDAだったが、これは立ち上がったデヴィットがドロップキックで場外へ落とす。場外のKUSHIDAへデヴィットはノータッチトペ。
カウント18で戻ったKUSHIDAの後頭部へデヴィットはダイビングフットスタンプ。だがKUSHIDAはバズソーキックから延髄斬り。ロープの反動をつけて走りこむKUSHIDAだったが、これはチョップで迎撃される。しかしKUSHIDAはオーバーヘッドキックをデヴィットに叩きこみジャパニーズレッグロール。返されるもさらにスモールパッケージホールドでKUSHIDAが再度丸め込む。返されるとKUSHIDAがジャーマンスープレックスホールド。しかしカウントは2。さらにKUSHIDAがムーンサルトからフォールするも2。
 KUSHIDAが変形シュバインを出し、ミッドナイト・エキスプレスを投下するもデヴィットは剣山で迎撃。デビットがリバースブラディ・サンデーをだすも2。旋風脚から再度リバースブラッディ・サンデーを狙うもKUSHIDAが丸め込む。返したデヴィットは垂直落下式ブラッディ・サンデーをくわらせるもカウントは2。
 KUSHIDAをコーナーに載せ雪崩式ブラディを狙うも雪崩式フランケンで返す。座り込むデヴィットへKUSHIDAはバズソーキックからミッドナイト・エキスプレスを投下し3カウントを奪った。

120527_NJPW-2.jpg 今大会でも注目が高いドラゴンゲートの代表として出場するPAC。初戦の相手はレジェンドである獣神サンダー・ライガー。まずは腕の取り合いからタックル合戦、ハイスパートとオーソドックスな展開。場外にライガーが降りると上がって来いとPACは促す。
 コーナーへライガーをふると、PACはランニングバックエルボー。そして首4の字。ライガーは抜け出るとロメロスペシャル。下ろしたライガーはPACのワキを膝で抑え傷めつけた後キャメルクラッチ。抜け出たPACはエプロンからのドロップキックでライガーを場外へ出すと、走りこんでのノータッチトペ。
 リングに戻ったライガーへ、エプロンからトップロープの反動を使ってのボディアタック。バックを取ってジャーマンを狙うもライガーにバックを取られ、これはバックエルボーで制する。走りこんだPACへライガーが掌底。ライガーはパワーボムでセットすると、コーナートップからのフットスタンプ。だがこれは避けられる。PACが延髄斬りからその場飛びシューティングスター。フォールするもカウント2。
 PACがコーナートップに登るもライガーが正面に上り雪崩式ブレーンバスターを狙う。だがPACが上を取り雪崩式ライガーボム。エプロンからロープに飛び乗ってのファイアーボールスプラッシュから、立ち上がったライガーがライガーボム。カウントは2。ライガーがブレーンバスターを狙うも着地し、PACがランニングラリアット。そしてライガーへ大☆中西ジャーマン。倒れたライガーへ360°シューティングスタープレスを放ち、PACが勝利した。

120527_NJPW-3.jpg 現IWGPジュニア王者のロウ・キーは、初戦でいきなり実力者・田口隆祐と対戦。
 タックルを狙う田口を蹴りで制するロウ・キー。バックの取り合いからグラウンドの展開。ロウ・キーが腕ひしぎを狙うも田口がそのままひっくり返しフォール。逆にロウ・キーが横入り固めに入るも2。両者スタンドで蹴りの打ち合いからリストの取り合いへ。田口をコーナーに押し込んだロウ・キーは強烈なチョップ。だが逆コーナに振った田口はロウ・キーの腹を蹴って投げ捨てるもロウ・キーは前転で着地。だがドロップキックで田口は倒し、さらに足へ低空ドロップキック。ロウ・キーを場外へ投げ捨てた田口は走りこむもロープの反動で後転しリング中央で腰をくねらす。
 エプロンに登ったロウ・キーは、近づいてきた田口をブレーンバスターの要領で投げようとするも逆に田口にリング内へ投げられる。田口がドラゴンスープレックスの体制になり、これは抜けられるもブレーンバスタ-で投げ捨てる。座ったロウ・キーへスリーパー。更に首4の字。
 抜けた二人はスタンドでチョップ合戦。コーナーに振られたロウ・キーは田口に肩車で飛び乗り袈裟切りチョップ。正面へのブレーンバスターで田口をロープに叩きつけ、その反動で場外に落ちた田口を追いかけ場外へ。場外でボディスラムを打ちリングに戻ってきたロウ・キー。田口は場外カウント15でロウ・キーが場外に出、再度場外マットへのボディスラム。田口は場外カウント18で自力で戻ってくる。そこをロウ・キーがフォールし2カウント。
 ロウ・キーが田口に卍固め。はずすと下から蹴り上げ再度卍固め。それを解くとモンゴリアンチョップを放つ。田口をコーナーへ振りロウ・キーは走りこむもこれは田口が前転で避け、田口がショートレンジラリアット。両者立ち上がると田口がロウ・キーの後頭部を持ち、走りこんで顔面をコーナーに叩きつける。逆コーナーにも同じように叩きつけた後延髄斬り。
 田口は「いくぞー」と声を上げブレーンバスター2連発からボム。そしてどどんを狙うもこれを抜けられ、ラリアットを前転式の蹴りで防がれる。ロウ・キーは側転からの延髄斬りをくらわせると、コーナートップに上りダイビングフットスタンプ。これで3カウントでロウ・キーの勝利となった。

※完全詳細はバトル・ニュース携帯サイトをご覧ください。

▼第1試合 「BEST OF THE SUPER Jr.XIX」Aブロック公式戦
○BUSHI【1勝=2点】
5分23秒 ブシ・ロール
●ロッキー・ロメロ【1敗=0点】

▼第2試合「BEST OF THE SUPER Jr.XIX」Bブロック公式戦
○佐々木大輔(フリー)【1勝=2点】
8分57秒 佐々木式ウラカンラナ
●邪道【1敗=0点】

▼第3試合「BEST OF THE SUPER Jr.XIX」Bブロック公式戦
○アレックス・コズロフ(フリー)【1勝=2点】
8分22秒 ロシアン・ストライク→片エビ固め
●TAKAみちのく(K-DOJO)【1敗=0点】

▼第4試合 「BEST OF THE SUPER Jr.XIX」Bブロック公式戦
●タイガーマスク【1敗=0点】
6分34秒 スライス・ブレッドNo.2→エビ固め
○ブライアン・ケンドリック【1勝=2点】

▼第5試合 8人タッグマッチ30分1本勝負
棚橋弘至/後藤洋央紀/内藤哲也/●タマ・トンガ
15分51秒 レインメーカー→片エビ固め
○オカダ・カズチカ/中邑真輔/YOSHI-HASHI/石井智宏

▼第6試合「BEST OF THE SUPER Jr.XIX」Aブロック公式戦
○アンヘル・デ・オロ(CMLL)【1勝=2点】
9分28秒 アラス・デ・オロ
●タイチ【1敗=0点】

▼第7試合「BEST OF THE SUPER Jr.XIX」Aブロック公式戦
●獣神サンダー・ライガー【1敗=0点】
10分20秒 360°シューティングスタープレス
○PAC(DRAGON GATE UK)【1勝=2点】

▼第8試合「BEST OF THE SUPER Jr.XIX」Bブロック公式戦
●田口隆祐【1敗=0点】
14分10秒 ダイビングフットスタンプ→片エビ固め
○ロウ・キー【1勝=2点】

▼第9試合「BEST OF THE SUPER Jr.XIX」Aブロック公式戦
●プリンス・デヴィット【1敗=0点】
12分56秒 ミッドナイトエクスプレス→片エビ固め
○KUSHIDA【1勝=2点】

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