KAIがケニー・オメガを下し、悲願の世界ジュニア王座奪還!関本&岡林は7・1両国への出場を直訴!征矢匠がアゴのケガにより電撃引退!

120527_AJPW-1.jpg全日本プロレス
40th Anniversary year
RISE UP TOUR 2012
日時:5月27日(日)開始:12:00
場所:後楽園ホール
観衆:1650人

 27日、後楽園ホールで行われた全日本プロレス『40th Anniversary year RISE UP TOUR 2012』開幕戦。メインではこれまで何度も挑戦表明していたKAIが満を持して、ケニー・オメガが保持する世界ジュニア王座に挑戦。
 KAIが「インディーがメジャーなめんなよ!」と言い放ったのを機に、徹底的に中澤マイケルを叩き潰した結果、怒ったケニーがついにKAIからの挑戦を受けることを受諾した。

 エプロンに登ったKAIをロープ越しに後頭部へのスタナー。更に倒れるKAIの顔面を踏みつけていく。コーナーに押し付けたKAIへ強烈なビンタとチョップ。KAIを逆コーナにふると走りこんでの強烈なバックエルボー。座り込むKAIを立たせ、ロープにKAIを正面へのブレーンバスターへ叩きつける。ロープにぶら下がる形になったKAIの後頭部へコーナートップからエルボードロップ。さらに座り込んだKAIの頭を髪を持って捻り上げる。ケニーはさらにサミングから背中への強烈なキックを見舞いフォールするもこれはカウント1。立ちあがったKAIはエルボーを連打するもケニーは強烈な膝を腹へ打ち込む。ケニーは腰を振ってから後頭部へのスタナー。座り込むKAIを後ろから羽交い絞めにして顔面をこすっていくケニーだったが、KAIが顎へスタナーをはなつ。両者立ち上がりドロップキック合戦。これをせいしたKAIはケニーのサミングに負けずドロップキック。
 しかし走りこんできたKAIを担ぎあげたケニーがカミカゼからのその場飛びシューティングスター。しかしこれは剣山でカットされ、のたうち回るケニーをセットしたKAIがダイビングフットスタンプ。そしてフォールするもこれは2。
ストップ!エンズイギリをビンタで返したKAIはケニーをパワーボムで叩きつけようとするも、ケニーがフランケンでKAIを場外へ投げ飛ばす。そして場外にいるKAIへケニーはトペ。倒れるKAIをよそにケニーは本部席の内田社長に「ユーザーマザー●ァッカー!」と憤りを見せる。
 KAIをリングに投げ入れたケニーは、立ち上がったKAIに向けコーナートップからのダイビングボディプレス。さらに延髄斬りからその場飛びシューティングスター。そしてバックに回ってクロイツラスを狙うもKAIは顔面へトラースキックを放つ。これで流れを掴んだかKAIはケニーをジャーマンで投げ捨てると、すぐに立ち上がったケニーが低空タイガースープレックス3連発。フォールするもカウントは2。両者立ち上がりKAIがケニーに延髄斬り。ふらつくケニーをジャーマンで投げ捨てるもケニーは3点倒立のように手をついて着地(?)。両者膝立ちのままエルボー合戦。これを征したKAIがライガーボムでケニーを叩きつけフォールするもカウントは2。そのまま倒れるケニーに向けスプラッシュプランチャを発射するも剣山で防がれる。ダメージがある中なんとか立ち上がったKAIにむけケニーは波動拳。そしてクロイツラスの体勢で持ち上げるもKAIはフランケンでケニーを投げ飛ばしていく。ロープ際で立ち上がったケニーに容赦のないトラースキックを叩きこむKAI。だが気合を入れたケニーは強烈なラリアットをKAIに叩きこむ。そしてクロイツ・ラスを撃ちこむもカウントは2。ケニーはクロイツ・ラスを再度放ちエビ固めで丸め込むも2。ケニーはコーナーに登らせたKAIの下に潜り込もうとするも上がらず、逆コーナーから走りこんできたケニーにKAIはトラースキックをきめ、逆に走りこむもケニーの前蹴りで倒される。再度ケニーはクロイツ・ラスを狙うもKAIが丸め込みライガーボム。さらにスプラッシュプランチャを投下するもカウント2。ふらつくケニーへさらにLATを叩き込むがこれもカウント2。だがトドメとばかりにスプラッシュプランチャを投下したKAIはさすがにこれは返せず3カウント。見事KAIがベルトを取り返した。
 試合を終えたKAIは世界タッグ王者の真田聖也&ジョー・ドーリング、そして三冠ヘビー級王座への挑戦が決まっている太陽ケアを呼び込むと、観客にリングサイドまで寄ってくるように呼び掛ける。KAIは「やっとベルトを取り戻しました! この4人でこれからの全日本を盛り上げていきます! ありがとうございました!」と叫んだ。

120527_AJPW-2.jpg 関本大介&岡林裕二の持つアジアタッグ王座には、ジュニアタッグリーグ優勝チームであるカズ・ハヤシ&近藤修司のTEAM246が挑戦。ショルダータックル合戦やチョップの打ち合いなど、真正面からガンガンやり合う両チームだが、カズは機動力を活かして関本にハンドスプリング・レッグラリアット。だが、これをキャッチし担ぎあげた関本。岡林も近藤を担ぎ上げ同時にアルゼンチン・バックブリーカー。岡林が近藤を場外に落とすと、カズへダブルのバックドロップ。倒れこむカズに関本がエビ固め。これはロープブレイク。
 立ち上がったカズへ眉山を放つもこれはカズが着地。近藤が関本の首を持ち岡林へのラリアット。そして関本へ走りこんでのスピアーからカズがファイナルカット。フォールするも2。カズと近藤は関本に眉山を狙うも岡林が後ろからカット。そのまま岡林はカズを背後から羽交い絞めにし、関本がラリアットで走りこむも誤爆。リング上の岡林をスピードで翻弄するTEAM246。そしてカズが巻き込み固めで丸め込むがカウントは2。
 コーナーへ振った関本にトレインを狙うも、カズの攻撃を避けて近藤のバックを取った関本が、岡林のラリアットの勢いを使ったジャーマンスープレックス。そのまま近藤は場外へ。リングに残ったカズへ容赦のないダブルのゴーレムスプラッシュ。だがカウントは2。関本はカズへ垂直落下式ブレーンバスターでフォールするも2。関本のラリアットを交わしたカズとリングに戻った近藤がカズのトラースキックから近藤のラリアットで倒し続け様にカズがパワープラント。フォールするもこれは岡林がカット。関本とカズによるエルボー合戦。そして関本が延髄から強烈なラリアットでフォール。だが2。しかし立ち上がれないカズに関本がぶっこ抜きジャーマンスープレックスで投げきり、岡林&関本が6度目の防衛に成功した。
 試合後リング上で関本は7・1の新日本×全日本創立40周年記念合同興行に出場を直訴。「それなりの相手期待してます。アジアタッグチャンピオンですよ。チャンピオンがいなくてどうなるか、分かりますよね? よく考えてください、いい返事待ってますから」と内田社長にアピールした。

120527_AJPW-3.jpg GET WILDを下し第62代世界タッグ王者組として後楽園に戻ってきた真田聖也&ジョー・ドーリングが、初タッグとなる学と匠の征矢兄弟と対決。
 学は「ワイルドに行こうぜ!」と叫びジョーの後頭部へスタナー。そしてブレーンバスターの体勢になるもジョーは踏ん張る。だが不恰好ながら強引にブレーンバスターで投げ捨てた学はワイルドボンバー。だがこれはジョーが迎撃し、ロープの反動をつけたジャンピングラリアットで学を倒す。そしてジョーは真田へタッチ。真田の攻撃を避けた学も匠にタッチし、匠と学によるダブルショルダータックルで真田を倒す。コーナーに貼りつけた真田へトレイン攻撃を見舞った征矢兄弟は、匠のブレーンバスターで真田を投げ、助けに入ったジョーを二人がかりでバックドロップ。そして倒れたままの真田へ匠がストレッチプラム。抜けだした真田はコーナーに振られるも、コーナー際でエプロンに飛び、追いかけてきた匠の足へロープをはさんでのドラゴンスクリュー。さらにジョーが匠へラリアットで倒しリングに戻ってきた真田がフォール。2で返した匠へ真田がガン・スタン。ふらつく匠を投げようとした真田へ匠がスモールパッケージホールド。返した真田は卍の掛け合いに持ち込むも、両者極まらず匠がペディグリー。フォールを2で返した真田へ再度ペディグリーを仕掛けた匠だが、それを抜け背後に回った真田がTHIS IS ITを仕掛けこれで匠はタップ。
 リングに残った学は「おい、いつまで寝てんだ、上がってこい」とジョーに場外へ投げ捨てられたままの匠をリングに呼び込む。なぜか泣き出した学は言葉に詰まる。「今日は、俺と、タッグ組んでくれてありがとう。今日のタッグは、最初で最後の兄弟タッグになるかもしれない。いや最初で最後の兄弟タッグです。匠、もう俺ダメだ。自分から言ってくれ」と匠にマイクを渡す。匠は「皆さん、突然ですけど、俺は今日を持ってレスラーを引退します。まだまだやりたかったですけど、顎の調子が悪くて医者からドクターストップが出ました。残念ですけど俺はこれ以上出来ないんで、俺の分までワイルドに暴れてくれ。後は任せた!」と叫び二人はお互いの腕をあげ四方に丁寧にお辞儀しリングを降りた。
 試合後インタビュースペースにて、匠は「詳しいことは明日の会見で全て言います」とすぐに控室に戻ってしまったが、学は「匠が自分で決めた道なんで泣かないと決めていたんですけど、素直な気持ちが出てしまった。怪我をさせてしまったのも俺が顎を骨折させてしまったということもあり複雑で、やってもらいたい気持ちもあるし無理してやってもらうのもできないし、本人がそう決めたことなんで、俺は弟の決めたことを応援したいなと思っています。あいつの今後の人生のためにも、俺はあいつのぶんまでプロレスを頑張ります。俺が今できることはそれだけだ」と真摯にコメントした。

※完全詳細はバトル・ニュース携帯サイトをご覧ください。

▼第1試合 タッグマッチ 30分1本勝負
大和ヒロシ/●中之上靖文
7分3秒 首固め
○西村修(フリー)/MAZADA(東京愚連隊)

▼第2試合 タッグマッチ 30分1本勝負
○曙/浜亮太
8分40秒 ボディプレス→体固め
KENSO/●井上雅央(フリー)

▼第3試合 タッグマッチ 30分1本勝負
諏訪魔/●渕正信
9分10秒 腕ひしぎ逆十字固め
○河野真幸/田中稔

▼第4試合 征矢匠復帰戦 タッグマッチ 30分1本勝負
○真田聖也/ジョー・ドーリング
13分42秒 THIS IS IT
征矢学/●征矢匠

▼第5試合 チャンピオン・カーニバル AFTER THAT シングルマッチ 30分1本勝負
○太陽ケア
14分8秒 TKO→片エビ固め
●大森隆男

▼第6試合 アジアタッグ選手権試合 60分1本勝負
[王者組]○関本大介(大日本)/岡林裕二(大日本)
18分6秒 ぶっこ抜きジャーマンスープレックスホールド
[挑戦者組]●カズ・ハヤシ/近藤修司
※第87代王者組が6度目の防衛に成功

▼第7試合 世界ジュニア・ヘビー級選手権試合 60分1本勝負
[王者]●ケニー・オメガ(DDT)
20分50秒 スプラッシュプランチャ→片エビ固め
[挑戦者]○KAI
※第31代王者ケニーが6度目の防衛に失敗。KAIが第32代王者となる

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