WAVE傘下となって初の大会で勇気彩の入団を発表したOSAKA女子!自ら志願したGAMIとのシングルマッチで、下野が成長ぶりを証明!

120520_OsakaWoman.jpgOSAKA女子プロレス
OSAKA女子プロレス第12戦
日時:5月20日(日)開始:18:00
場所:大阪ミナミMove onアリーナ
観衆:155人

 20日、大阪ミナミMove onアリーナで行われたOSAKA女子プロレス第12戦。今大会はOSAKA女子の運営がWAVE傘下になって初の大会。
 リニューアル第1戦として、第1試合前には現場監督のGAMIと代表の下野佐知子がリングに上がり、2011年にディアナを退団してからはフリーとしてWAVEやOSAKA女子に参戦したいた勇気彩が、OSAKA女子プロレスに入団することが発表された。

 勇気のOSAKA女子所属としての初戦は、山縣優とタッグを組んで華名&渋谷シュウと対戦するタッグマッチ。勇気はタックル連発からブレーンバスターを狙うも、背後に下りた華名はカウンターで飛びついてグラウンドに引き込んでの逆十字。ロープに逃れた勇気は立ち上がると、正面から華名に蹴りを叩き込む。華名は投げ捨てジャーマンから回し蹴りを側頭部にヒットさせ、渋谷がミサイルキック、スイングDDT。
 勇気は風車式バックブリーカーを返し、チョークスラム。飛び込んできた華名ともども、2人をブレーンバスターで投げパワーを誇示。そして渋谷にブレーンバスターからコーナー最上段からのエルボードロップ。しかし渋谷が飛びつくような形でDDTを決めると、華名がバックスピンキック、渋谷がRKO式の飛びつきエースクラッシャー。勇気のジャーマンを浴びながらも、山縣の蹴りを同士打ちさせると、勇気の腕に足をフックして前方に回転。そのまま丸め込むタイムマシーンにのってを決めて、勇気のOSAKA女子所属第1戦をほろ苦デビューとした。

 リニューアル第1戦ということから、下野が希望して組まれたGAMIとのシングルマッチがメイン。がっちり握手を交わしてから試合開始のゴング。序盤でGAMIが得意のメガホン攻撃を見舞っていくが、1発でメガホンが壊れてしまい、「この石頭が!」と叫んだGAMIは観客席に下野を投げ飛ばし、鉄柱攻撃を見舞ったあと、場外でパイルドライバー。
 リングに戻ったGAMIは至近距離からのラリアットからクロスフェースロック、ピローアームロックで攻め込むと、植松から受け継いだ顔面ウォッシュを放つ。走りこんでの顔面ウォッシュをかわした下野は、「お前が座っとけ!」と叫んで顔面ウォッシュをお返し。さらに串刺しジャンピング・ニーアタックを決め、リング中央で「オー!」。だが、2度目の「オー!」を決めた際、バックを取ったGAMIは投げ捨てジャーマンかラリアット。カウント2で返されると、3度目のクロスフェースロックでギブアップを迫る。
 ロープに逃れた下野が立ち上がったところにラリアットを決めたGAMIは、下野が走りこんでくるところをかわしてジャーマン。下野はカウント2で返すと同時にGAMIの腕をつかんでワキ固めを決める。ローリングしてかわしたGAMIに対し、下野は一本背負いから逆十字。一進一退の攻防が続く中、下野がマットに座った状態のGAMIをランニング・ヒップドロップで押しつぶす。カウント2で返されると、「なんでやねん!」と叫んで、えびす落としへ。
 立ち上がったところにラリアットを放っていった下野だが、GAMIは倒れず。逆にラリアットを叩き込まれる。GAMIのドラゴンスープレックス、ストレッチボムを浴びながらも、カウント2で返していく下野。粘る下野に対し、浴びせ蹴りまで繰り出したGAMI。ふらふらと立ち上がったところを目突きからスモールパッケージで丸め込んで、ようやく振り切った。

 試合後、レフェリーからマイクを渡されたGAMIは、下野に「正座しろ」と言ってから自らも並んで座ると「強くなりました」と褒め言葉をかける。だが、その直後「『なんでやねん!』言うたら、丸め込みに入らなあかんのちゃう? 何でえびす落としやねん...。あんたらしけど、いま女子プロレスで流行ってる詐欺まがいのことしたらあかん!」と小言をチクリ。
 そして「最近、バッドニュースが多い女子プロレス界なんですけど、DAIJOに勇気さんが入ったり、下野がこんなに成長してたり、ちょっとずつですけど、うちらはうちらで明るい話題をやってますので」とファンに伝えたうえで、「下野、もうちょうっとしたら、またやろう」と再戦を約束。「DAIJOとは関係ないけど、WAVEのリーグ戦、頑張れ」とエールを送った。

※完全詳細はバトル・ニュース携帯サイトをご覧ください。

▼第1試合 シングルマッチ 20分1本勝負
○広田さくら
0分5秒 ラリアット→片エビ固め
●救世忍者乱丸

<再試合>
●広田さくら
0分6秒 ラリアッチ→片エビ固め
○救世忍者乱丸

<再々試合>
▲広田さくら
6分23秒 ダブルフォール
▲救世忍者乱丸

▼第2試合 タッグマッチ 20分1本勝負
ポリスウ〜メン/○Ray
18分47秒 ムーンサルトプレス→片エビ固め
弁天娘。/●にゃんば〜

▼第3試合 シングルマッチ 30分1本勝負
○三崎グリ子
10分2秒 ビスコ→グリコ式体固め
●飯田美花

▼第4試合 タッグマッチ 30分1本勝負
華名/○渋谷シュウ
13分43秒 タイムマシーンにのって
山縣優/●勇気彩

▼第5試合 シングルマッチ 30分1本勝負
○GAMI
16分54秒 スモールパッケージホールド
●下野佐和子

【記事提供/OSAKA女子プロレス】

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