久しぶりに結成された志田&藤本のマッスルビーナスだが、志田が成宮に初黒星!藤本と雫は19時女子トーナメント決勝の前哨戦!

120519_Iceribbon.jpgアイスリボン
アイスリボン道場マッチ・390
日時:5月19日(土)開始:14:00
場所:アイスリボン道場
観衆:82人

 19日、埼玉県蕨市のアイスリボン道場で行われたアイスリボン『道場マッチ390』。メインではアイスリボンでは組む機会が少ないマッスルビーナスの志田光と藤本つかさがチーム結成。雫あき&成宮真希とメインで激突した。

 来週の金曜日に19時女子プロレスのトーナメント決勝で対戦することが決まっている藤本と雫が意識しあって先発。腕のとりあいという静かな立ち上がりも、雫が強引に持ち上げての投げ捨て技で、さっそくパワーのちがいを見せる。藤本が素早い攻撃で雫相手に突破口を見出そうとするが、サッカーボールキックをキャッチされ、そのままアンクルホールド。さらにヒザ十字固めからSTFと雫が藤本を攻め立てる。
 藤本はロープ張りつけドロップキックやサッカーボールキックをきめるも、ボディスラムは未遂。ビーナスシュートも防がれてフィッシャーマン・スープレックスをくらうなど、雫をなかなか攻略できない。それでも延髄斬りからビーナスシュートをヒットさせたが、すかさず狙ったカサドーラを雫にこらえられ後方にぶっこ抜かれる。雫もビーナスシュートのダメージでダウンし、両者、同時にパートナーにタッチ。
 前日の19時女子のタッグマッチでも激しくやりあった志田と成宮が、きのうのテンションを引きづるように喧嘩腰の打ち合い。志田がヒザ攻撃連打からストマックブロック。さらに雪崩式ブレンバスターから、藤本とダブルのミサイルキックをきめる。成宮ピンチも雫のカットが間に合い、カウント2。志田はブレンバスターを続けるが、スリーカウントは成宮がかわして志田をアルゼンチン・バックブリーカーにかつぎあげる。さらに雫のラリアットのフォローを受けて、成宮が六方落とし。しかしトップロープからのギロチンドロップは志田に逃げられると、志田がカウンターのパワースラム。さらにスリーカウントをヒットさせたが、成宮がカウント2で返した。
 ビーナスタッグは、志田が正面からスリーカウント、藤本が背中からサッカーボールキックのサンドイッチ攻撃。志田は荒鷲ドライバーをきめ、さらにファルコンアローの体勢に入り一気にフィニッシュを狙う。しかしこれをこらえた成宮が、つっこんでくる志田に初公開のウラカンラナを繰り出し、そのまま強引におさえこんで、まさかのカウントスリー。志田から初めてとなるフォール勝ちの金星を成宮がゲットした。

 メイン終了後の座談会では、成宮に敗れた志田が「負けました。昨日と今日の試合で成宮が力をつけてるのはわかった。いや、練習見てわかってた。負けたままではいられないので、来週の道場マッチで、シングルマッチお願いします」と要求。これに成宮も「ちょうど先週、シングルで実績を重ねたいといったところ。志田さんがシングルマッチというなら、ぜひお願いしたいと思います。今日は雫さんのサポートがあっての勝利で、シングルはまた全然ちがうと思いますが、気持ちで負けることなくぶつかっていきたい」と応え、来週の道場マッチでの志田vs.成宮が決定した。
 19時女子トーナメント決勝で闘う藤本と雫は、ともに必勝宣言。特に雫は「自分はデビューしてからベルトを巻いたことが一度もない。乳児院の子どもたちにもベルトを持っていくという約束をしているので、どうしてもベルトがほしい。トーナメントに優勝して、そしてIW19のベルトを巻きたい」と発言した。

※完全詳細はバトル・ニュース携帯サイトをご覧ください。

▼第1試合 シングルマッチ 10分1本勝負
○つくし
8分13秒 トゥインクル・スター・ロック
●内藤メアリ

▼第2試合 シングルマッチ 10分1本勝負
○みなみ飛香
4分38秒 ジャパニーズ・レッグ・ロール・クラッチ
●松本都(崖のふちプロレス)

▼第3試合 トライアングルマッチ 15分1本勝負
●くるみ
8分31秒 ドライングゲット
○長野ドラミ
※もう一人は星ハム子

▼第4試合 タッグマッチ 20分1本勝負
●志田光/藤本つかさ
14分19秒 ウラカン・ラナ
○成宮真希/雫あき(お寺プロレス)

【記事提供/アイスリボン】

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