入場式後にレフェリーに任命された趙雲が「あ〜、思い出してきた！　こうやって30秒繋いでくれとか当時もあったなぁ......」と昔を懐かしむコメントをしたり、みなみ飛香が以前のコスチュームで登場したり、リボン高梨が「アイスリボン男子部エース2007」とコールされたりと、昼の興行ではアイスボックス時代のアイスリボンファンには懐かしい場面がいくつも見られた。

　また、夜の部のメインでは　前日の後楽園大会でリボンタッグ王者となった希月あおい＆帯広さやかのハッピーメーカーズが、りほとくるみのティーンズタッグと対戦する......はずだったが、あおいがヒザを負傷したため急遽欠場！　代わりに成宮真希が帯広とタッグを組んで出場した。
　りほは当時小学生レスラーとして姉の聖菜と『ライト姉妹』としてユニットを組んでいたが、今や中学生となりティーンズを牽引するレスラーに。くるみはアイスボックス初体験となる。まずは帯広とくるみ。くるみのしつこいフォールに「なんなんだよー」と叫ぶ帯広。くるみからタッチされたりほは低空ドロップキック。そしてニコニコ印を狙うもこれは成宮がカット。会場から大ブーイングと「悪い」コール。これに怒った成宮と一緒に帯広がりほとくるみを重ねて青春ピラミッド。続いてりほを帯広がボディスラム。タッチした成宮はりほを壁にカニバサミで叩きつけ、怒ったりほは成宮の顔面を壁に何度も叩きつける。そして串刺しエルボー連打からエルボー合戦。
りほ「（昨日は）よくもやってくれたな！」
成宮「こっちだってひどい目にあったんだよ！」
りほ「お前ホントは（佐藤光留を）好きなんだろ！」
成宮「そんなわけねぇだろ！」
りほ「素直になりな！　Twitterで好かれてるって言ってたぞ」
成宮「あれはあっちの勘違いだろ！」
りほ「あっちもお前の事好きて分かってるだろ！」
成宮「やきもちですかー！」
りほ「そんなわけねぇだろー！」
　と、何と後楽園大会でいかんなく変態っぷりを露わにした佐藤光留を巡って口論。そして最後はくるみとりほが窓枠にのぼってダブルくるみ割り人形を決めると、くるみが成宮をキャトルミューティレーションに捕らえてから、一気にラ・マヒストラルを狙ったが、逆に成宮がスクールボーイで丸め込んで勝利。そして最後は欠場したあおいが「また戻ってきてもいいかな？　プロレスでハッピー、アイスリボン！」と叫んで久しぶりのアイスボックス大会は終了した。

※完全詳細はバトル・ニュース携帯サイトをご覧ください。

アイスリボン
市谷アイスボックス･386
日時：5月6日（日） 開始：14:00
場所：:市谷アイスボックス
観衆：51人

▼第1試合　シングルマッチ 10分1本勝負
○志田光
7分9秒　荒鷲ドライバー→片エビ固め
●内藤メアリ

▼第2試合　シングルマッチ 10分1本勝負
○みなみ飛香
4分58秒　ブロックバスターホールド
●成宮真希

▼第3試合　シングルマッチ 10分1本勝負
●新田猫子
6分42秒　スカイツリー
○つくし

▼第4試合　タッグマッチ 20分1本勝負
リボン高梨（DDT）／○趙雲子龍（新北京プロレス）
11分55秒　壁へのチャイニーズゴリースペシャル→回転エビ固め
星ハム子／●長野ドラミ

アイスリボン
市谷アイスボックス･387
日時：5月6日（日）開始：16:00
場所：市谷アイスボックス
観衆：59人

▼第1試合　シングルマッチ 10分1本勝負
○志田光
7分1秒　魂のスリーカウント→片エビ固め
●新田猫子

▼第2試合　シングルマッチ 10分1本勝負
○リボン高梨（DDT）
9分27秒　壁へのタカタニック→エビ固め
●趙雲子龍（新北京プロレス）

▼第3試合　シングルマッチ 10分1本勝負
●藤本つかさ
6分20秒　スモウラリアット→体固め
○星ハム子

▼第4試合　タッグマッチ 20分1本勝負
帯広さやか／○成宮真希
8分19秒　ラ・マヒストラルを切り返してのスクールボーイ
りほ／●くるみ