チャンピオン・カーニバル開幕戦で大森が諏訪魔をワイルドに撃破!ケアは曙をTKOで叩き付けて勝利!関本&岡林も揃って白星発進!

120421_AJPW-1.jpg全日本プロレス
40th Anniversary year
GAORA SPECIAL 2012 チャンピオン・カーニバル
日時:4月21日(土)開始:18:00
場所:後楽園ホール
観衆:1700人

 21日、後楽園ホールで行われた全日本プロレス『40th Anniversary year GAORA SPECIAL 2012 チャンピオン・カーニバル』開幕戦。今年のチャンピオン・カーニバル(以下CC)は現三冠ヘビー級王者の秋山準が参加しないため、挑戦者決定戦的なムードがあるが、現ZERO1認定世界ヘビー級王者の曙をはじめ、現世界タッグ王者・GET WILDの征矢学、現アジアタッグ王者・大日本プロレスの関本大介と岡林裕二と、大会名に相応しい王者たちが初出場。さらに中之上靖文との出場権争奪シングルマッチを制した征矢匠も初出場となる。

 開幕戦のメインではCCで優勝して前王者として秋山とのリターンマッチを実現させたい諏訪魔と、4・14有明大会でのCC前哨戦でパートナーの征矢学にピンフォール負けを喫し、「あんたワイルド不足だよ」とダメ出しされてしまった大森隆男が激突。
 1つ前の試合で征矢学が真田聖也との"es対決"を制して、白星スタートを切っただけに大森としても後に続きたいところ。観客の「ワイルド」コールに後押しされるようにエルボースマッシュや張り手を打っていく大森だが、諏訪魔は大森の髪の毛を掴むとコーナーまで押し込んでいって「来いよ、オラ」と挑発。
 そこから大森を場外に連れ出した諏訪魔は鉄柵攻撃を狙うが、これは大森が切り返す。イライラした様子で「何がワイルドだ、この野郎!」と叫びながら大森を鉄柵に叩き付けようとした諏訪魔だが、大森はこれも逆に諏訪魔を鉄柵に叩き付け、さらにフロントキックで鉄柵の外まで吹っ飛ばす。
 これでブチ切れた諏訪魔はイスを持ち出し、大森の脳天に振り下ろす! 大森が朦朧としながらエプロンまで戻って来ると、諏訪魔はタックルでブチ当たっていき、吹っ飛んだ大森は鉄柵に激突。その衝撃は本部席に座っていた木原リングアナまで転倒するほど。さらにフロントネックロックでリング内まで引きずり込んだ諏訪魔は、圧倒的な強さで大森を追い込んでいく。
 だが、大森もカウンターのトラースキックからニールキックを叩き込むと、フロントキックをお見舞い。諏訪魔もフロントキックの相打ちに持ち込むと、大森の蹴り足をキャッチしてキャプチュード。さらにオクラホマスタンピートからショートレンジラリアットを連打すると、レフトハンド・ラリアット。そしてラストライドの体勢に入ると、大森はリバースで持ち上げようとする。だが、脳天にヒザを落として逃れた諏訪魔は、コーナーに登っていく。
 これを追いかけていった大森が雪崩式ブレーンバスターで投げてから、お互いに投げ捨てジャーマン。そこから大森はアックス・ギロチン・ドライバーを狙うが、諏訪魔は豪快なパワーボムで切り返す。さらにバックドロップからのラストライドを狙うが、これをウラカンで切り返した大森はフルネルソンスープレックスからアックス・ギロチン・ドライバー! これをカウント2で返した諏訪魔に大森はアックスボンバーを狙うが、ブロックした諏訪魔は逆にラリアットでなぎ倒してラストライドの体勢に。
 だが、これをアックス・ギロチン・ドライバーで切り返した大森は、渾身のアックスボンバーを叩き込んで3カウント! CC優勝に向けて盤石かと思われた諏訪魔から完璧な3カウントを奪った大森は「皆さんのご声援のお陰で初日勝ったけど、まだまだこれから。絶対に全勝優勝して秋山の三冠に挑戦するのは俺だー!」と叫ぶと、観客の声を即採用し、最後は「ゼン・ニッ・ポン、ワイルドー!」で締めくくった。さらにインタビュースペースでも大森は「本当に秋山準から三冠を取り返したいと思ってる人間がどこにいるんだ? 他にいるのか? 俺は違うぞ! 悪いけど全日本にベルトを取り戻す、そんなのは次の問題だよ。誰が取り戻すか(が大事)。言っておくけど(今年の)チャンピオンカーニバルは身内の戦いだよ。全日本の戦いだ。確かに永田もいる、横綱もいる、関本もいる、岡林もいる。そうかもしれないけども、俺を含めた全日本全員の誰が一番最初にスタートダッシュして、誰が一番最初にベルトを取り返すか、俺らそういう競争のはずだ! そして実際にタッグのベルトという事実、俺達(=GET WILD)は結果を出した。次に誰が取り戻すんだ? また俺かもしれないぞ! ひょっとして、Bブロックの征矢かもわかんねぇ。でも絶対に俺が一番最初に名乗りを上げる」と吠えた。

120421_AJPW-2.jpg 現世界ヘビー級王者の曙は、かつてハワイアンタッグを組んでいた太陽ケアが初戦の相手。CCは初出場だが、いまの曙には風格すら漂い、ケアが睨み付けていっても余裕の笑みを浮かべながら見下ろしていく。毛あがロックアップで組もうとしても、腕を取って捻り上げようとしても、曙は突き飛ばしてアッサリ脱出。
 さらにショルダータックルでなぎ倒し、エルボードロップを落とし、強烈なチョップを振り下ろしていった曙はケアのお株を奪うようなコブラクラッチまで見せる。そしてコーナースプラッシュからフラッシング・エルボーを落とした曙は再びコーナースプラッシュ。これをかわしたケアだが、曙は振り向きザマにショートレンジラリアットを叩き込むと、さらにエルボードロップからボディプレス。
 だが、うまくかわしたケアはSUNケアキックからハリケーン・スパイクを決めると、コブラクラッチ式河津落としからトラースキック。それを食らっても倒れない曙はショートレンジラリアットでなぎ倒してボディプレス。仕上げに入った曙はもう一度コーナースプラッシュを狙ったが、ギリギリでかわしたケアはコーナーに激突した反動を使って曙の巨体を肩口まで担ぎ上げると、完璧な形のTKOで叩き付けてそのまま3カウント! 優勝候補と思われた曙は出鼻を挫かれる形となった。

 また、もう1人の優勝候補、昨年のCC覇者である新日本プロレスの永田裕志は、新日本出身のKENSOと対戦。KENSOは張り手、腰紐を使ってのチョーク攻撃、自爆覚悟のプランチャと全日本に所属になってから得意としている攻撃を次々に繰り出して永田に対抗。KENSOの張り手に何度も顔を歪めた永田も足4の字固めや雪崩式エクスプロイダーでKENSOを追い込むと、張り手を連打してくるKENSOに張り手を返してから延髄蹴り。
 そこからバックドロップを狙うが、KENSOは急所蹴りから丸め込むが、これでも永田から3カウントが奪えない。それでも何とか仕留めようとKENSOが両手を広げてフィニッシュ宣言したところを永田がバックドロップ・ホールドで投げて3カウント! 永田は大の字に倒れたKENSOを見つめながら引き揚げていった。

120421_AJPW-3.jpg アジアタッグ戦の前哨戦として3・4後楽園大会で一騎打ちを行った岡林裕二と征矢匠が再び激突。赤いレガースを新調した匠は、ミドルキックやサッカーボールキックを積極的に蹴っていくが、真正面から受け止めてみせた岡林は匠の背中にハンマーを落としていく。さらに匠の蹴りに対し、岡林は逆水平チョップで応戦。
 そこから串刺し式フロントキックを叩き込んだ匠は、ハーフハッチスープレックスからペディグリーの体勢に。だが、リバースで切り返した岡林はラリアットを狙って突進。これを紙一重でかわした匠はカウンターでのストレッチプラムを狙ったが、岡林は腰投げで脱出。岡林は串刺しラリアットから逆エビ固めに捕らえるが、匠は辛くもロープに脱出すると、飛び付き式ダイヤモンドカッター。
 立ち上がろうとする岡林の側頭部にソバットを叩き込んだ匠は、ペディグリーで叩き付けてからストレッチプラムで捻り上げる。これでも決まらないと見た匠はフロントキックからロープに飛ぶが、パワースラムで叩き付けた岡林はブレーンバスター、ラリアットと畳みかけると、またも逆エビ固めへ。ロープに這っていく匠だが、リング中央まで引きずり戻した岡林が絞め上げたところで匠はギブアップ。
 もう1人のアジアタッグ王者である関本大介は、永田裕志へのリベンジに燃える河野真幸と対戦。腰にはアジアタッグのベルト、手には火祭り刀を持って登場した関本。関本は開始早々ショルダータックルで河野を場外まで追いやると、意表を突いてトペを発射。さらにブレーンバスター、逆エビ固めで追い込んだ関本に対し、河野も串刺しニーや落差のあるバックドロップで応戦。
 チョークスラムはバランスが崩れて決まらなかった、カウンターでのネックハンキングボムを決めた河野はランニングニー。だが、これをキャッチした関本は垂直落下式ブレーンバスター。それでも河野は飛び付いて三角絞めに捕らえるが、関本は右腕一本で持ち上げると、バスターで叩き付けて脱出。河野はランニングニーからジャイアント・ニードロップ。だが、これはやや勝負を焦ったか、かわして自爆させた関本は逆にフロッグスプラッシュを投下。
 身長の高さを活かしてニーリフトを連打する河野だが、ショートレンジラリアットを返し、袈裟斬りチョップから延髄蹴りを叩き込んだ関本は渾身のラリアットで河野をなぎ倒すと、河野の巨体を必殺のぶっこ抜きジャーマン・スープレックスで投げきって完璧な3カウントを奪った。この結果、現世界タッグ王者のGET WILDと現アジアタッグ王者の関本&岡林が開幕戦白星発進。さらにケア、永田といったベテランの実力者も白星スタートを切った。

※完全詳細はバトル・ニュース携帯サイトをご覧ください。

▼第1試合 タッグマッチ 30分1本勝負
渕正信/○吉江豊(フリー)
11分33秒 空中胴絞め落とし→体固め
浜亮太/●中之上靖文

▼第2試合 2012 チャンピオン・カーニバル Bブロック公式戦 30分1本勝負
●征矢匠【1敗=0点】
13分28秒 逆エビ固め
○岡林裕二(大日本プロレス)【1勝=2点】

▼第3試合 2012 チャンピオン・カーニバル Aブロック公式戦 30分1本勝負
●河野真幸【1敗=0点】
7分8秒 原爆固め
○関本大介(大日本プロレス)【1勝=2点】

▼第4試合 2012 チャンピオン・カーニバル Bブロック公式戦 30分1本勝負
○太陽ケア【1勝=2点】
7分7秒 TKO→片エビ固め
●曙(フリー)【1敗=0点】

▼第5試合 BUSHI 壮行試合 6人タッグマッチ 30分1本勝負
○カズ・ハヤシ/近藤修司/田中稔
9分50秒 パワープラント→片エビ固め
KAI/大和ヒロシ/●BUSHI

▼第6試合 2012 チャンピオン・カーニバル Aブロック公式戦 30分1本勝負
●KENSO【1敗=0点】
15分37秒 バックドロップホールド
○永田裕志(新日本プロレス)【1勝=2点】

▼第7試合 2012 チャンピオン・カーニバル Bブロック公式戦 30分1本勝負
●真田聖也【1敗=0点】
14分40秒 ワイルドボンバー→片エビ固め
○征矢学【1勝=2点】

▼第8試合 2012 チャンピオン・カーニバル Aブロック公式戦 30分1本勝負
●諏訪魔【1敗=0点】
19分27秒 アックスボンバー→体固め
○大森隆男【1勝=2点】

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