四日市出身の渋谷シュウ凱旋試合で、WAVE初の純血メンバーによる6人タッグマッチが実現!引退試合を前に植松が渋谷にフォール負け!
プロレスリングWAVE
プロレス大感謝祭
プロレスリングWAVE EXTRA・12 in YOKKAICHI
〜シブタニシュウガイセン〜
日時:4月15日(日)開始:14:00
場所:三重県・オーストラリア記念館
観衆:256人(満員)
15日、プロレスリングWAVEが三重県・オーストラリア記念館で開催した『プロレス大感謝祭 プロレスリングWAVE EXTRA・12 in YOKKAICHI〜シブタニシュウガイセン〜』。女子プロレスが四日市に来るのは約10年ぶり。その四日市出身の渋谷シュウ凱旋試合でWAVE初の純血メンバーによる6人タッグマッチが実現した。
渋谷シュウ&春日萌花&水波綾vs.植松寿絵&桜花由美&GAMIと、先輩vs.後輩という組み合わせとなり、植松の引退試合に指名されている渋谷、春日にとっては大事な試合となる。客席から渋谷コールが贈られる中、渋谷vs.植松で試合開始。若手組がトリプル攻撃を決めて先制し、春日、渋谷がプランチャで飛んだ。植松が水波の鼻をつまむと、GAMIが植松の腕にメガホン。水波の鼻と同時に植松も腕にダメージを負った。GAMIが水波の鼻をつまんで植松がお返し。GAMIは「痛いんじゃ!」と水波に八つ当たり。タックル合戦で倒すも、スピアーでやり返された。
劣勢を強いられた春日が桜花にコーナーからコルバタ。渋谷が桜花に串刺しエルボー。渋谷が技を決めるたびに客席から拍手が贈られた。しかし、桜花がビッグブーツでやり返し、GAMIがメガホンで続く。渋谷が先輩3人にかわるがわる痛めつめられた。渋谷が春日とチェンジするも、GAMIは春日の攻撃にびくともせず植松とタッチ。桜花が串刺しビッグブーツ、GAMIが対角戦を走ってからのメガホン攻撃、植松が顔面ウォッシュを浴びせる。最後の一発は春日がハルヒーアタックでやり返し、渋谷、水波とのトレイン攻撃から春日がダブルリストアームサルトを決めた。
春日は倒れるまで植松にエルボーを浴びせ、ミサイルキックを放つも、植松にダブルリストアームサルトでやり返され、GAMIのメガホン攻撃で動きが止まる。GAMIのロープ渡りを邪魔した水波がスピアーを決めたが、GAMIが渋谷&水波にまとめてフェースクラッシャー。それでも水波がトレイン攻撃をかわしてGAMIにスピアーを放ち、ダイビングショルダーアタックを見舞う。
渋谷がGAMIの雪崩式フランケンシュタイナー、桜花のダイビング・クロスボディーアタック、バックドロップを浴びながらも、水波が桜花にカウンターの裏投げ、渋谷がミサイルキック2連発を決める。スイングDDTは阻止されたが、バックドロップは一回転して着地。春日のクロスボディーアタック、水波のギロチンドロップ、渋谷のスイングDDT、飛び付きDDTと攻め込んだ。桜花のビッグブーツ、かかと落としを浴びながらも、渋谷はネックハンギングボムをウラカンラナに切り返し、垂直落下式ブレーンバスターでたたきつけられても3カウントは許さない。
春日が雪崩式ダブルリストアームサルト、渋谷がエースクラッシャー、水波が水波コースター、渋谷が後頭部へのミサイルキック、ジャーマンと植松に畳みかける。渋谷もGAMIのラリアット、桜花のビッグブーツ、植松のドラゴンスープレックスで追い込まれる。さらに桜花のネックハンギングボム、GAMIのジャーマン、植松のダイビング・ボディープレスと苦しい展開が続いた。しかし、植松のドラゴンスープレックスで投げられた渋谷が自力で肩を上げると、水波が植松の背後からスピアー。このチャンスを逃さずに渋谷がタイムマシンにのってでフォール。引退試合を前に植松に3カウントを聞かせた。
試合後、マイクを持った渋谷が「みなさん、ありがとうございました。四日市を離れて10年が経って戻ってこられて、なおかつ自分が勝って、試合を締めることができて、本当にありがとうございます。オーストラリア記念館、とってもいい会場なので、これからも定期的に来られるように精進していきたいと思いますので、お近くにWAVEが来た際は、足をお運び下さい。今日はありがとうございました」と挨拶。
最後はWAVE6選手で記念撮影。渋谷を差し置いて真ん中に陣取った水波が春日をのぞく4人に頭をはたかれていた。
両者とも北海道出身で、以前は同じ団体に所属していた先輩後輩である、山縣優と中川ともかのシングルマッチが実現。序盤から試合巧者同士らしい攻防が続く。山縣が中川を場外に落とすとコーナーからプランチャで飛ぶも、中川がかわす。逆転した中川が串刺しエルボー、顔面ドロップキック、首4の字固め。中川ペースで試合が進んだ。
中川がカウンター、コーナーで延髄斬りを決め、網打ち式原爆固め、CRBと攻める。唸れ豪腕はブロックされ、ジャーマンで投げるも先に立ち上がった山縣の飛び付き式バックブリーカーを食らった。しかし、コーナーに上った山縣を捕まえて雪崩式の垂直落下式ブレーンバスター。山縣のフェースバスターも足で着地し、丸め込みの連続で山縣をヒヤリとさせる。ミサイルキック、フェースバスターでやり返されても、変形デスバレーボムは許さず丸め込んで3カウントを迫った。
残り30秒。山縣のダイビング・ボディープレスを自爆させた中川が横十字固め。カウント2で返されると延髄斬りから網打ち式原爆固めを狙ったが、持ちあげることはできず、時間切れのゴングが鳴った。
※完全詳細はバトル・ニュース携帯サイトをご覧ください。
▼第1試合 YOKKAICHI・ゲンキWAVE 15分1本勝負
○栗原あゆみ
9分26秒 変形裏投げ→片エビ固め
●下野佐和子
▼第2試合 YOKKAICHI・コミカルWAVE 15分1本勝負
○勇気彩
10分33秒 ダイビング・エルボードロップ→体固め
●広田さくら
▼第3試合 YOKKAICHI・スクランブルWAVE 20分1本勝負
○浜田文子/大畠美咲
15分29秒 ムーンサルト・プレス→片エビ固め
華名/●飯田美花
▼第4試合 YOKKAICHI・テクニカルWAVE 15分1本勝負
△山縣優
時間切れ引き分け
△中川ともか
▼第5試合 UEMATSU TOSHIE FINAL ROAD・T10〜This is WAVE!〜 30分1本勝負
○渋谷シュウ/春日萌花/水波綾
24分48秒 タイムマシンにのって
●植松寿絵/桜花由美/GAMI
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