後藤が真壁、棚橋と下して3度目のNJC制覇!後藤の挑戦を受けることが決まったオカダは、キャプテンに余裕の勝利!

120408_NJPW-1.jpg新日本プロレス
NJPW 40th anniversary Tour
NEW JAPAN CUP 2012
日時:4月8日(日)開始:18:30
場所:後楽園ホール
観衆:2040人(超満員札止め)

 8日、後楽園ホールで行われた新日本プロレス『NJPW 40th anniversary Tour NEW JAPAN CUP 2012』優勝決定戦。準決勝第1試合では4・5後楽園大会で行われたNJC2回戦で内藤哲也を接戦の末、丸め込みで下した前IWGPヘビー級王者の棚橋弘至と、手の内を知り尽くしている中邑真輔を絶妙なガン・スタンで下し、シングルプレイヤーとしての強さを証明した"ザ・マシンガン"カール・アンダーソンが激突。アンダーソンの様々なガン・スタンの応酬を凌いだ棚橋が、秘密兵器スリングブレイドルで辛くも勝利。
 さらに準決勝第2試合では4・5後楽園大会で行われたNJC2回戦でラ・ソンブラを下した現IWGPインターコンチネンタル王者の後藤洋央紀と、同じく2回戦で難敵・鈴木みのるを下して勢いに乗る真壁刀義が激突。後藤の村正をはたき落とし、ラリアットで文字通り首を刈った真壁だったが、後藤はスパイダージャーマンからのキングコング・ニードロップをかわして自爆させると、忘れた頃に出す秘技中の秘技・後藤式で丸め込んで3カウントを奪った。

 優勝決定戦は棚橋vs.後藤、どっちが勝っても何と3度目のNJC制覇となる。後藤は躍動感溢れる攻撃を繰り出してくる棚橋に対し、串刺し攻撃に来たところをかわし、一気に肩口に担ぎ上げると牛殺しで叩き付ける。堪らず場外にエスケープした棚橋だが、すぐに追いかけていき鉄柵に叩き付けていった後藤は、棚橋をリングに戻してコーナーに乗せると、雪崩式ショルダーネックブリーカー。
 えげつないほどの攻撃で棚橋の首を狙っていった後藤に対し、棚橋はカウンターの低空ドロップキックから後藤の左ヒザを一点集中攻撃。場外に出た後藤にコーナーからハイフライフロー式プランチャを浴びせた棚橋は、リングに戻ろうとする後藤にロープ越しのドラゴンスクリューを決めると、さらにグラウンド・ドラゴンスクリューからのテキサス・クローバー・ホールド。
 どうにかロープに逃れた後藤に対して一気にスリングブレイドで勝負に出た棚橋だが、かわした後藤は勢い余って場外に落ちそうになるも、アイルビーバックで戻ってきた棚橋をラリアットで場外に叩き落とす。鉄柵攻撃を食らってしまい、場外カウント19で辛くもリングに戻った棚橋に対して後藤は村正やFK。棚橋も後藤の牛殺しを空中でスリングブレイドに切り返したが、後藤は久しぶりに昇龍結界に捕らえる。
 そして再び後藤のヒザを攻撃した棚橋はスリングブレイドからうつ伏せに倒れた後藤にハイフライフローを投下。さらに仰向けになった後藤にもう一発投下していくが、これをかわした後藤は激しいエルボー合戦から張り手合戦へ。バチバチと殴り合い、口の中を切った後藤は張り手の勢いそのままにローリングラリアットで棚橋をなぎ倒すと昇天を狙うが、棚橋は背後に着地してドラゴンスープレックス。

120408_NJPW-2.jpg カウント3寸前で肩を上げた後藤は棚橋にしがみついて立ち上がろうとするが、棚橋はストンピングで引き剥がす。twelve sixからコーナーに登ろうとする棚橋だったが、さすがに足取りが重い。すると後藤は下からの村正で蹴り上げてから雪崩式牛殺し! さらに特攻ラリアットでカチ上げると、裏昇天を出す。一度はキドクラッチで切り返した棚橋だったが、後藤はもう一度裏昇天。だが、今度は体勢が崩れて不十分。
 ならばと三度目のトライで裏昇天を決めた後藤は、最後はダメ押しの昇天・改で棚橋を叩き付けて3カウント! 2009年の第5回、2010年の第6回以来となる3度目のNJC制覇だが、何と後藤にとってこれが棚橋から初勝利となった。
 現IWGPインターコンチネンタル王者として、NJCを制した後藤は「この中で試合出来て、優勝出来て、感無量です! インターコンチネンタルを獲った! NJCを獲った! あとはなんだ? そう、IWGPヘビーのベルトだ! オイ、オカダ、聞いているか? 福岡では叩き潰してやるからな!」と、今年のNJC覇者は5・3福岡大会でオカダ・カズチカの保持するIWGPヘビー級王座への挑戦が決まっていることから、オカダを挑発。
 すると肩にIWGPのベルトをかけたオカダが外道を従えて登場。オカダを睨み付ける後藤の前に外道が立ちはだかり「とりあえずチャンピオンの前に立つ権利は得たな。でもお前だろうが、棚橋だろうが関係ねぇんだよ! レベルが違うんだよ! モノが違うんだよ! レインメーカーだぞ、福岡にカネの雨が降るぞ!」と言い放つ。
 オカダは口こそ開かないが、上背で上回るためNJC覇者を不適な笑みを浮かべながら"見下ろす"。引き揚げていくオカダに向かって「棚橋に勝った! NJCで勝った! 5・3福岡、アイツを引きずり下ろしてやる! 俺は棚橋や内藤みたいに優しくないぞ! ぶっ潰してやるからな! 5・3俺の新たな扉を開く!」と力強く言い放った後藤は、インタビュースペースでも「俺の中ではまだ(オカダは)若造だよ。NJCで新日本の強豪を倒した俺。でもオカダとはやってないわけだから、俺のNJCはまだ続いてるぜ」と言って気を引き締め直した。

120408_NJPW-3.jpg NJCには不参加でまさしく高みの見物状態だったオカダだが、ここ最近キャプテン・ニュージャパンが、オカダに対して「レインマン! そのカッコイイのを賭けて、私と対戦したまえ!」とタイトルマッチでの対戦を熱望していた。
 そこでこの日、キャプテンの査定の意味もあるのかノンタイトル戦で両者のシングルマッチが組まれた。レインメーカーvs.キャプテン......現在の勢いある新日本で、しっかりと存在感を放っている両者だが、オカダはいきなり強烈なジャンピングニーでキャプテンを吹っ飛ばすと、場外に連れ出して鉄柵攻撃。
 さらにリングに戻っても背後からのベースボール・スライドからセントーン。これをかわしたキャ横転はフライングショルダーからのエクスプロイダーで反撃。クロスボディたドロップキックも出してキャプテンだが、オカダはカネの取れるドロップキックはこうやるんだ!」とばかりに打点の高いドロップキックを叩き込むと、リバース・ネックブリーカーから高さ十分のダイビング・エルボードロップを投下。
 早くも勝負を決めようとし必殺のレインメーカーを出したオカダだが、間一髪でかわしたキャプテンはカリビアンデスクリップ! 一転してピンチに追い込まれたオカダだが、何とかロープに脱出すると、続くダイビング・ヘッドバットをかわしてみせる。だが、キャプテンは地獄突きからヒラボトムで叩き付けると、気を集めるポーズからもう一度カリビアンデスクリップを狙う。
 オカダはその手を間一髪でキャッチすると、エルボースマッシュからツームストンパイルドライバー。さらにダメ押しともいえるレインメーカーで吹っ飛ばして3カウントを奪った。試合後、大の字に倒れたキャプテンをオカダが踏みつけると、外道が「オイ、スーパーヒーローさんよ! レインメーカーなんだよ、レインマンじゃねぇよ! オイ、二度とチャンプの名前口にするんじゃねぇぞ!」と吐き捨てた。

※完全詳細はバトル・ニュース携帯サイトをご覧ください。

▼第1試合 6人タッグマッチ 20分1本勝負
天山広吉/小島聡/○KUSHIDA
11分13秒 ジャックナイフ式エビ固め
矢野通/●飯塚高史/石井智宏

▼第2試合 10人タッグマッチ 20分1本勝負
永田裕志/井上亘/獣神サンダー・ライガー/タイガーマスク/●タマ・トンガ
12分1秒 ダークデイズ→片エビ固め
鈴木みのる(パンクラスMISSION)/高山善廣(高山堂)/○ランス・アーチャー/TAKAみちのく(K-DOJO)/タイチ

▼第3試合 NEW JAPAN CUP 2012 準決勝戦 時間無制限1本勝負
○棚橋弘至
12分36秒 スリングブレイドル
●"ザ・マシンガン"カール・アンダーソン
※棚橋がNJC決勝に進出決定

▼第4試合 NEW JAPAN CUP 2012 準決勝戦 時間無制限1本勝負
●真壁刀義
9分22秒 後藤式
○後藤洋央紀
※後藤がNJC決勝に進出決定

▼第5試合 シングルマッチ 30分1本勝負
●キャプテン・ニュージャパン
6分55秒 レインメーカー→片エビ固め
○オカダ・カズチカ

▼第6試合 8人タッグマッチ 30分1本勝負
○内藤哲也/MVP/ラ・ソンブラ(CMLL)/田口隆祐
15分43秒 スターダストプレス→片エビ固め
中邑真輔/田中将斗(ZERO1)/高橋裕二郎/●YOSHI-HASHI

▼第7試合 NEW JAPAN CUP 2012 決勝戦 時間無制限1本勝負
●棚橋弘至
25分25秒 昇天・改→片エビ固め
○後藤洋央紀
※後藤がNJC2012優勝

このページの先頭へ
コラム女子プロレス団体『FEATURES』
スターダム世IV虎の番長日記
はるか悠里の格闘アイドル育成計画
スターダム須佐えりの初勝利への道
月別アーカイブ
団体