最後の同期対決でズボンが脱げて勝利した植松は、引退試合の相手に渋谷&春日を指名!波女リーグ戦の出場選手も発表!
プロレスリングWAVE
HAPPY BIRTHDAY WAVE
~SAKURASAKU 3.3+卑怯者生誕祭~
日時:4月8日(日)開始:12:30
場所:新宿FACE
観衆:386人
8日、新宿FACEで行われたプロレスリングWAVE『HAPPY BIRTHDAY WAVE〜SAKURASAKU 3.3+卑怯者生誕祭〜』。今大会は4月4日で33歳になる桜花と、4月14日が誕生日の植松寿絵を記念した大会でもある。
引退ロードの最中で、4・30後楽園ホール大会で引退する植松にとっては、これが最後の卑怯者生誕祭(誕生日大会)。その植松は今年の12月に引退することを発表した輝優優との植松☆輝で、OZアカデミーの永島千佳世&加藤園子と対戦。植松にとって永島と加藤はGAEA JAPAN時代、同じ1期生の盟友となる。
試合は植松☆輝がチームワークでやや上回っていたが、ドラゴンスープレックスを狙った植松にステップキックを返した加藤。そこに輝が入ってきてキチンシンクを叩き込むとハイアングル植松。
植松はコーナーに登っていくが、加藤のアシストを受けて永島が飛び付いていき、雪崩式フランケンシュタイナー。さらに加藤がドラゴンスープレックスで投げるがカウントは2。ならばと永島が裏投げ3連発で叩き付けるが、これもカウントは2。永島はフィッシャーマンバスターを狙ったが、植松が四つん這いになった堪えると、その植松を踏み台にして輝がランニングニー。だが、植松も永島のミサイルキックをかわして加藤に誤爆させると、「輝、あとは頼む!」ドロップキックで場外に叩き落とす。
その間に永島は輝を裏投げで叩き付けてコーナーに登っていくが、植松がエプロンから引きずり下ろし、植松☆輝は「今度こそ決めるぞ場外!」とアピールしてから場外でやり合う。加藤と永島を叩き付けたところで場外カウントが10を超えてリングに戻ろうとする植松だが、永島がしがみついて阻止。
加藤がリング上からのドロップキックで叩き落とそうとするが、場外から輝が足をすくって引きずり出す。その間に植松は必死にしがみつく永島をどうにか振り切ろうとすると、コスチュームのズボンのベルトが外れ、半分ズボンが脱げた状態でリングに生還! その瞬間、場外カウントが20となり植松がリングアウト勝ち!
試合後、植松は「脱げて最高なわけないでしょ! メインだよ、同期対決だよ! 最後脱げて決着ってなに! 台無しだよ! まぁいいです。いまOZでは、組んでないのは分かってました。でも最後ダメだろうなと思ってGAMIさんにお願いしたら、2人が組んでくれて。本当にありがとうございました」と同期の仲間に感謝の言葉。
永島&加藤が退場したあと、植松は「で、一番大切な私の引退興行のカードを発表します。たくさん、たくさんやりたい人はいました。でも輝にお願いしてこのカードにしてもらいました。渋谷、春日!」と渋谷シュウと春日萌花を呼び込む。
2人がリングに上がると「植松寿絵が最後なだけじゃなくて、植松☆輝が最後の試合だ。不甲斐ない試合したら承知しねぇぞ! 死ぬ気でかかってこい! それを叩き潰すつもりで私たちもやるから、最後気持ちよく辞めさせてくれ。お願いします!」と言って、渋谷&春日とガッチリ握手を交わした。
その春日はこの日、春日と共闘を宣言した山縣優が春日を鍛え直すために連れてきた"X"と対戦。そのXは春日にとっては我闘姑娘時代の後輩にあたる真琴! SMASHから離れ、TAJIRIらが立ち上げた新団体「Wrestling New Classic」の一員となった真琴だが、以外にも春日とはこれが初のシングル対決。
開始のゴングが鳴った瞬間にスピアー。辛くもカウント2で返した春日だが、真琴はブレイジングチョップからエルボー合戦を仕掛けていく。どうにかランニングエルボーでなぎ倒した春日はヘアホイップからドロップキック。さらにミサイルキックから腕固め。ダブルリストアームを狙った春日をニーリフトで突き上げていった真琴だが、ヒジにエルボーを見舞った春日はドロップキック。
ノーザンライト・スープレックスを真琴がカウント2で返すと、春日はダイビング・フットスタンプを投下。立ち上がれない真琴の顔面に蹴りを入れから、コーナーに登ってダイビングボディアタックを放った春日だが、これをかわした真琴がスピアーを決めると、そのままガッチリ抑え込んで3カウント。試合後も真琴に殴りかかっていった春日だが、セコンド陣が両者を分けると春日は憮然とした表情で引き揚げていった。
また、この日はプロデューサーでもあるGAMIから4・30後楽園大会から開幕する波女決定リーグ戦『CATCH THE WAVE 2012』の出場選手が発表された。
今年は今年はブラックダリアの「ダリアブロック」、ホワイトテイルズの「テイルズブロック」、肉団子3兄弟+GAMIプロデューサー推薦枠の「パワーブロック」で予選リーグが行われるが、まずパワーブロックは下野佐和子、水波綾、勇気彩の肉団子3兄弟に加え、プロデューサー推薦枠としてアイスリボンの星ハム子と浜田文子。続くブラックダリアブロックは桜花、大畠美咲、チェリー、中森華子、そしてプロデューサー推薦枠としてアイスリボンの藤本つかさ。最後にホワイトテイルズブロックは渋谷シュウ、紫雷美央、栗原あゆみ、そして昨年の波女である華名に加えてプロデューサー推薦枠としてWrestling New Classicの朱里と発表された。
リング上には文子と藤本、朱里が登場。文子が「何かWAVEさんに上がってから、コロコロ、ダリアに行ったり......優勝します!」と、ややパワーブロックに入れられたことに不満気味なのに対し、ブラックダリア枠に入れられた藤本も「なぜかブラックダリア枠に入ってしまったんですけど、自分はブラックダリアに入るつもりはありません! 鬼退治として優勝したいと思います」と発言。
そして名前が発表された瞬間、一番大きなどよめきが起こった朱里は「Wrestling New Classicという新団体になりました。CATCH THE WAVEは初めてなので、頑張りたいと思います」と意気込みを語った。GAMIは「メンツを見ていただけら分かるように、今年もかなり楽しめる闘いが見られると思います」と、自身はリーグ戦に参加しないが、プロデューサーとしての自信を覗かせた。
※完全詳細はバトル・ニュース携帯サイトをご覧ください。
▼第1試合 スクランブルWAVE 30分1本勝負
山縣優/勇気彩/●下野佐和子
10分43秒 変型裏投げ→片エビ固め
華名/○栗原あゆみ/紫雷美央
▼第2試合 コミカルWAVE 15分1本勝負
○渋谷シュウ
4分48秒 フラフラ・ドーン→体固め
●広田シュウ
▼第3試合 ライバルWAVE 20分1本勝負
GAMI/●水波綾
11分47秒 花マルどっかん→片エビ固め
チェリー/○大畠美咲
▼第4試合 シークレットWAVE 20分1本勝負
●春日萌花
3分20秒 スピアー→片エビ固め
○真琴(Wrestling New Classic)
▼第5試合 HAPPY BIRTHDAY WAVE 30分1本勝負
●桜花由美
20分34秒 APクロス→体固め
○浜田文子
▼第6試合 UEMATSU TOSHIE FINAL ROAD・W09~DO-KI~ 30分1本勝負
○植松寿絵/輝優優
18分5秒 リングアウト
●永島千佳世(OZアカデミー)/加藤園子(OZアカデミー)
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