スターダムの世代闘争第2Rは1・2期生が3期生に勝ち越し!ユニット対抗スクランブル・タッグウォーズを制した脇澤はタッグ王座狙いへ

120401_Stardom-1.jpgスターダム
grows up stars2012
日時:4月1日(日)開始:12:00
場所:新木場1stRING
観衆:365人(満員)

 1日、新木場1stRINGで行われたスターダムSeason6開幕戦『grows up stars2012』。
 3・20後楽園ホール大会でまさかの番狂わせが起きた1・2期生vs.3期生の世代闘争シングル4番勝負だが、早くもその第2弾が行われた。

 後輩に負けたままでいられない1・2期生だが、まずは高校を卒業して女子高生レスラーからオープンフィンガーグローブを着用しての格闘スタイルにイメージチェンジした須佐えりが、世代闘争第1弾でも3期生1番手だった翔月なつみと対戦。須佐はドロップキックやDDTなど得意技で主導権を握るとマウントを取ってパンチを打ち下ろす。翔月もマウントパンチをお返しするが、須佐はスロイダーで投げてからアンクルホールドに捕らえると、そのまま逆片エビ固めを決めていく。これはどうにかロープに逃れた翔月だが、須佐は一度はキドクラッチに切り返されたが、2回目のトライでロシアンフックを叩き込み3カウント。まずは1・2期生が先制した。
 世代闘争第1弾では3期生で唯一勝ち星をあげられなかったはるか悠梨は、唯一の2期生である鹿島沙希と対戦。ミノルスペシャルや腕固め、さらに重たいエルボーや小柄な体型なのに気合いの入ったボディスラムなどを決めて会場を沸かせたはるかだったが、ガッチリ決まったと思われた三角絞めでもギブアップを奪えず。逆に鹿島が三角絞めではるかを"落とす"と、最後はダメ押しのダブルアーム・スープレックス・ホールドを決めて鹿島が勝利。

120401_Stardom-2.jpg 連勝して波に乗る1・2期生は、岩谷麻優がこの世代闘争を最初にブチ上げた張本人である3期生の安川惡斗と対戦。いきなり握手と見せかけて張り手を見舞っていった岩谷だったが、コーナーに登ったところを追いかけていった惡斗はその場でマフラーホールド。さらにACTスペシャル2連発から惡トーンを狙う。岩谷も何とか下からドロップキックで蹴り上げ、ダブルリストアームサルトで投げていくと、クロスボディから丸め込み。だが、カウント2で返した惡斗はケンカキックを叩き込むと、そのまま強引に抑え込んで3カウント。3期生が一矢報いた。
 そして世代闘争第2弾のトリを飾るのは、3期生の中でもエース候補と言われている宝城カイリと、この世代闘争には誰よりも戦闘モードに挑んでいる星輝ありさの対戦。星輝の蹴りを警戒する宝城に対し、星輝は手を高々とあげて上から目線で力比べを要求するが、宝城はその手を払いのけると、自ら手を差し出して力比べを逆要求。
 気合いを押し込む星輝に対してブリッジで堪えた宝城はチョップからの串刺し攻撃で一気に攻め込む。だが、3発目の串刺し攻撃をカウンターのミドルキックで迎撃した星輝は鎌固め。苦しみながらもロープに逃れた宝城は星輝のミドルキックをキャッチし、ヒジを落とすとスピアーから極楽固めへ。さらに必殺のイカリを狙うが、星輝はこれを外道クラッチで切り返す。
 カウント2で返した宝城は星輝の蹴りを徹底的にエルボーで迎撃し、星輝の動きが止まったところにスピアー。さらに張り手を見舞っていくが、仁王立ちで受け止めた星輝は宝城の張り手をブロックし、逆に張り手でなぎ倒すとコーナーへ。だが、立ち上がった宝城は肩口に星輝を担ぐとカミカゼで叩き付けてからダイビング・エルボードロップを投下。
 さらにスピアーを叩き込むが、先輩の意地でカウント3を許さなかった星輝は突進してくる宝城の腹部にミドルキックを叩き込むと、必殺のブラジリアンキック。宝城も上体を反らしてかわしてみせたが、次の瞬間星輝がもう一度ブラジリアンキック! 今度は宝城の顔面にクリーンヒットして3カウント。
 この結果、第1戦とは逆に3勝1敗で1・2期生が勝ち越し。すると星輝が「安川惡斗! 今度はお前に恥かかせてやるから、私とシングルマッチをやろう!」と、この世代闘争勃発のキッカケとなった惡斗に対戦要求。惡斗も「須佐えり、岩谷麻優と来たら次アイツ(=鹿島)だけど、お前のシングルマッチ受けてやるよ! 場所は後楽園と言いたいところだけど、お前なんか新木場で十分だ!」と受けた立つ構え。
 すると星輝は「お前、雑魚に勝ったくらいでそんなに嬉しいわけ?」と、何と仲間の岩谷と須佐を雑魚呼ばわり! 場内からもどよめきが起こる中、パートナーからそんなことを言われてしまった岩谷は「こっちはちょっと余ってしまったんで、こっちの3人vs.そっちの3人でやろうや」と岩谷&須佐&鹿島vs.はるか&宝城&翔月の6人タッグを提案。これを宝城が承諾し、世代闘争は最終局面を迎えることになった。

120401_Stardom-3.jpg メインではユニット対抗スクランブル・タッグウォーズ30分イリミネーションマッチという、やや複雑なルールの試合が行われた。この試合は愛川ゆず季&美闘陽子のBY砲、高橋奈苗&脇澤美穂の奈苗軍団、夏樹☆たいよう&世IV虎の川崎葛飾最強伝説、松本浩代&紫雷イオの混成チームの4チームが、通常のプロレスルールにオーバー・ザ・トップロープ(以下OTR)を加えたイリミネーションルールで、基本的にリング上では1vs.1で対戦。しかし特徴的なのは失格になった選手が退場になっても、その選手のパートナーは試合を続行し、最後まで残った選手がいるチームが勝利となる点。つまり2人とも失格にならない限り、そのチームは試合を続けることが出来るのだ。
 ゴッデス・オブ・スターダムを賭けて3・20後楽園大会で対戦しているBY砲とカワカツだが、その時敗れている川勝としては当然BYに借りを返したいところ。ユニット対抗戦ではあるが、PLANETのイオはこの試合に限り松本とタッグを組むことに。奈苗軍団入りを拒み続けてきた松本だが、ようやく奈苗がワールド・オブ・スターダム王座を賭けての対戦を受諾したため、早速「奈苗、出て来い!」と指名。
 だが、脇澤が「なんだと!」と立ちはだかると、松本はその脇澤を突き飛ばすが、そこに世IV虎が「テメー下がってろよ!」と松本につっかかる。すると、その世IV虎を奈苗が指名し、この2人で試合開始。奈苗がロープまで押し込めば、エプロンから美闘が世IV虎を蹴っていくなど、なかなか気が抜けないこの試合。
 次々にリング上の選手が入れ替わる中、世IV虎が脇澤を世IVコブラに捕らえると、その横で愛川がイオにSTF、奈苗が美闘にアルバトロス、さらに松本が夏樹にコブラツイストを決めていく。世IV虎vs.美闘のライバル対決になると、世IV虎は喧嘩腰で向かっていくが、美闘は世IV虎が突進してきたところでうまくトップロープを下げてエプロンに追いやると、側頭部にベースボール・スライドを叩き込んでOTRで失格にさせる。
 だが、その美闘もコーナーに登ったところを奈苗に叩き落とされてOTRで失格に。松本は奈苗を狙っていくが、イオとのトレイン攻撃をラリアットで迎撃した奈苗は松本に冷蔵庫爆弾を投下。だが、もう一度コーナーに登った奈苗を肩口に担ぎ上げた松本は、そのまま場外に放り投げてOTRで失格にさせる! さらにコーナーに登った夏樹に愛川がスタナーを決めてエプロンに追いやるが、蹴り足をキャッチした夏樹は愛川を場外に引きずり落とすことに成功。これでBYは失格に。
 すかさずイオが夏樹もOTRで失格させようとするが、夏樹は逆にイオをエプロンに連れ出すと、そこでたいようちゃん☆ボムを狙う。これを松本がうまくフォローして夏樹だけOTRで失格にさせると、残るは松本&イオと脇澤のみ。絶対的不利の脇澤だったが、エプロンで松本が脇澤を羽交い締めにし、イオがドロップキックで蹴落とそうとしたところで、うまくかわし松本に誤爆させてOTRで失格にさせると、イオのライダーキックをかわしてフィッシャーマンバスターで叩き付けてからイオをエプロンで逆さ吊りにしてから、背後からドロップキックを叩き込みOTRで失格にさせることに成功!
 結局、脇澤の1人残りで奈苗軍団が勝利すると、奈苗は「もっともっと奈苗軍団は上を目指します。ウチらが強いってことを証明するために、しっかりとユニット対抗でトーナメントとかやっちゃったらどうですか? どこのユニットが一番か決めたらいいんじゃー!」と提案。それを聞いた世IV虎はタッグではなく6人タッグでのトーナメントを要求。ユニット対抗戦の話で盛り上がる中、松本は「高橋奈苗、お前、私とタイトルマッチやるって言っただろ! ハッキリしろよ!」と奈苗に詰め寄っていくが、奈苗は「やらないとは言ってないだろ。お前はその次の次だ。せっかくのいい気分に水を差すなよ」と、今回もはぐらかされてしまう。
 最後は「私は高橋奈苗とタッグとベルトを獲りたい! 今日勝ったんだからその権利あるでしょう!」とBY砲の持つゴッデス・オブ・スターダム王座への挑戦を表明した脇澤が「気合いだ!」を連呼してシーズン6開幕戦を締めくくった。

※完全詳細はバトル・ニュース携帯サイトをご覧ください。

▼第1試合 世代闘争シングル4番勝負第2弾 15分1本勝負
[1期生]○須佐えり
7分28秒 右フック→片エビ固め
[3期生]●翔月なつみ

▼第2試合 世代闘争シングル4番勝負第2弾 15分1本勝負
[2期生]○鹿島沙希
8分7秒 ダブルアーム・スープレックスホールド
[3期生]●はるか悠梨

▼第3試合 世代闘争シングル4番勝負第2弾 15分1本勝負
[1期生]●岩谷麻優
6分3秒 ケンカキック→片エビ固め
[3期生]○安川惡斗

▼第4試合 世代闘争シングル4番勝負第2弾 15分1本勝負
[1期生]○星輝ありさ
9分19秒 ブラジリアンキック→片エビ固め
[3期生]●宝城カイリ

▼第5試合 ユニット対抗スクランブル・タッグウォーズ30分イリミネーションマッチ
<1人目>
[BY砲]○美闘陽子
11分4秒 OTR
[川崎葛飾最強伝説]●世IV虎
<2人目>
[奈苗軍団]○高橋奈苗
11分36秒 OTR
[BY砲]●美闘陽子
<3人目>
[混成チーム]○松本浩代
13分17秒 OTR
[奈苗軍団]●高橋奈苗
<4人目>
[川崎葛飾最強伝説]○夏樹☆たいよう
15分11秒 OTR
[BY砲]●愛川ゆず季
<5人目>
[混成チーム]○紫雷イオ
16分19秒 OTR
[川崎葛飾最強伝説]●夏樹☆たいよう
<6人目>
[奈苗軍団]○脇澤美穂
18分52秒 OTR(イオの誤爆)
[混成チーム]●松本浩代
<7人目>
[奈苗軍団]○脇澤美穂
22分46秒 OTR
[混成チーム]●紫雷イオ
※一人残りで奈苗軍団の勝利

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