第三の故郷・日本に凱旋したセウシスが下田とのコンビでタッグ王座奪還!石橋はシルエタとの可愛い娘No.1決定戦に惜敗!

120324_Reina-1.jpgREINA女子プロレス
REINA 29
日時:3月24日(土)開始:19:00
場所:新宿FACE
観衆:285人

 24日、新宿FACEで行われたREINA女子プロレス『REINA 29』。この大会には2大タイトルマッチに加えて、アイスリボン勢やJWP勢も参戦した。

 メインではジュビア&ルナ・マヒカの持つREINA世界タッグ王座に、約1年前のREINA女子プロレス設立段階からメキシコから飛来して修行を続け、いわば第三の故郷と言ってもいい日本に凱旋したセウシスがCMLLで活躍する下田美馬と結託して挑戦。このタイトル、もとはセウシスがラ・コマンダンテと組んで初代王者となったものだったが、メキシコでの防衛戦にてジュビア&ルナ・マヒカ組に王座を奪われていたもの。
 それだけに試合は和田京平レフェリーとのいつものコミカルなやりとりは抑え気味で、シリアスモード全開。最後は下田が伝家の宝刀タイガースープレックスでジュビアを投げて3カウントを奪い、第3代王者となった。

120324_Reina-2.jpg セミファイナルではシルエタの持つCMLL-REINAインターナショナルジュニア王座に石橋葵が挑戦。しかもこの一戦には「可愛い娘#1決定」なるサブタイトルが付けられた。
 それだけに戦前の記者会見でも、「勝ったほうがボニータ(美しい)なんだ」と気の強いところを見せていたシルエタの気迫が勝ったのか、16分45秒の熱戦は最後に華麗なるムーンサルトが決まり、王者シルエタが2度目の王座防衛に成功。だが、遠慮なしのサッカーボールキックで王者を追い詰めた石橋の成長度も目を見張るものがあり、完全燃焼するまで闘い抜いた姿には観客からも惜しみない拍手が送られた。

 第3試合では堀田祐美子とJWPのLEONのタッグと、沙耶とアイスリボンの志田光の異色タッグ対決が組まれた。最後はLEONのマッドスプラッシュが新宿FACEの天井ギリギリの高さで決まり、堀田&LEON組が勝利。
 すると試合後、メキシコから届いたラ・コマンダンテから堀田に宛てた「親愛なる堀田さんへ。来たるべき5月13日『REINA 1周年記念興行』後楽園ホール大会であなたを倒す秘策は出来ている! ルールは髪切りでもデスマッチでも何でも良いです! 堀田さん、あなた自身がきめなさい!」といった内容のメッセージが読み上げられた。
 すると堀田は「デスマッチでも、久しぶりの金網戦でも、エニウェアフォールマッチでも、なんでもやってやる!」と意欲全開の迎撃宣言。さらに若手たちに対して「心のプロレスを見せるように。向かっていく気持ちだ!」やや物足りない様子で檄を飛ばすと、最後は「プロレス魂を教えていく、激しい試合をみせる」と締めくくった。

※完全詳細はバトル・ニュース携帯サイトをご覧ください。

▼第1試合 シングルマッチ アイスリボン提供 外国人客に人気の猫子再登場 20分1本勝負
○藤本つかさ(アイスリボン)
10分36秒 ビーナスシュート→片エビ固め
●新田猫子(アイスリボン)

▼第2試合 シングルマッチ キャットな妖艶?激しい情念? 20分1本勝負
○ラ・マルクリアーダ
14分29秒 マルクリコロコロ
●アップルみゆき(フリー)

▼第3試合 タッグマッチ 異色の組み合わせが吉と出るか凶か 30分1本勝負
堀田祐美子/○LEON(JWP)
23分21秒 マッドスプラッシュ
●沙耶/志田光(アイスリボン)

▼第4試合 CMLL-REINAインターナショナルジュニア選手権 可愛い娘#1決定 30分1本勝負
[王 者]○シルエタ(CMLL)
16分45秒 ムーンサルトプレス→片エビ固め
[挑戦者]●石橋葵
※第2代王者が2度目の防衛に成功

▼第5試合 REINA世界タッグ選手権 下田と結託セウシス凱旋 60分1本勝負
[王者組]●ジュビア/ルナ・マヒカ(CMLL)
21分37秒 タイガー・スープレックス・ホールド
[挑戦者組]○下田美馬/セウシス(CMLL)
※第2代王者組が2度目の防衛に失敗。下田組が第3代王者組となる

【記事提供/REINA女子プロレス】

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