"最後の砦"武藤をも倒した秋山に包囲網!奴等が世界タッグをワイルドにゲット!アジアタッグを防衛した関本&岡林がCC出場をアピール

120320_AJP-1.jpg全日本プロレス
40th Anniversary Year
2012 プロレスLOVE in 両国 Vol.14
日時:3月20日(火・祝)開始:16:00
場所:両国国技館
観衆:9000人(満員)

 20日、両国国技館で行われた全日本プロレス『40th Anniversary Year 2012 プロレスLOVE in 両国 Vol.14』。
 メインではプロレスリング・ノアの秋山準が保持する三冠ヘビー級王座に、満を持して武藤敬司が挑戦。2日前のノア後楽園大会では武藤が小橋建太の代打として潮崎豪と組んで、秋山&齋藤彰俊のGHCタッグ王座に挑戦したが、このときは秋山組が勝利。前哨戦では敗れた武藤だが、ホームリングでは是が非でも至宝を奪還したいところ。

 何とも言えない期待感が国技館を包む中、リング上には白いロングガウンの両者と馳浩PWF会長。選手権宣言のあと、いざ試合がはじめると、まずはじっくりとグラウンドの攻防かと思いきや、不用意にヘッドロックにいった武藤をバックドロップで投げた秋山は、続けてランニングニー。だが、これがヒットしないと、秋山はすかさずエクスプロイダー。堪らず武藤がエプロンにエスケープすると、追っていった秋山は秋山は断崖式エクスプロイダーを狙うが、踏ん張った武藤は逆に断崖式ドラゴンスクリュー。さらに鉄柵に叩き付けていった武藤はシャイニング・ウィザードから鉄柵越しのドラゴンスクリュー。
 開始早々、エンジン全開の両者だが、リングに戻った武藤がドラスク、低空ドロップキックから足4の字固めへ。リング中央で決まったため、かなり苦しい様子の秋山だったが。何とかロープに脱出。続けてもう一度足4の字を狙った武藤だが、秋山は下から武藤の頭を抱え込むと、胴絞め式フロントネックロックに捕らえる。
 武藤もどうにかロープに逃れたが、秋山が散々攻められたヒザを武藤の背中に落とすと、場外に逃れた武藤をマットを外して床にDDTで叩き付ける。リングに戻りランニングニーを入れてから、パイルドライバーで叩き付けた秋山は三沢式フェースロックで絞め上げる。そこからカバーした秋山だが、カウントは2。ならばとランニングニーを打っていくが、ドロップキックで迎撃した武藤はドラスク。
 2度目を狙うが、秋山はヒザでカチ上げるとエクスプロイダー。だが、立ち上がった武藤はシャイニング・ウィザード。秋山もすかさずエクスプロイダーで投げるが、返す刀で武藤がシャイニング・ウィザード。さらに武藤は串刺し式シャイニングから背後や正面からシャイニングを連打。ブロックさせれもすぐにシャイニングを打っていった武藤は、LOVEポーズから狙い澄ましたシャイニング・ウィザードを叩き込んでいったが、カウントは2!
 ならばと武藤は奥の手ムーンサルトプレスを完璧に決めてみせたが、秋山は次の瞬間、フロントネックロックで捕獲! グイグイ絞め上げ、武藤の身体から力が抜けたところでカバーするが、それでもカウントは2。秋山は串刺しジャンピングニーやランニングニーで怒濤の攻撃を繰り出すが、マットを叩いて悔しがった武藤は秋山のヒザをキャッチ。だが、空いている左ヒザでニーを入れた秋山は渾身のランニングニーからリストクラッチ式エクスプロイダー!
 これもカウント2で返し、脅威の粘りを見せた武藤は起死回生のフランケンシュタイナー! だが、カウント2で返した秋山はヒザのサポーターをズラして怒濤のヒザ攻撃を叩き込むと、最後はダメ押しのスターネスダストαで叩き付けて3カウント! 自ら「最後の砦」と言いながらも敗れた武藤は、呆然とした様子でヒザを引きずりながら引き揚げる。一方、馳会長から笑顔でベルトを受け取った秋山を、諏訪魔、大森隆男、征矢学、曙、浜亮太、太陽ケア、KENSOが取り囲み、"秋山包囲網"を形成。
 すると秋山は「オイ、お前らいっぱい来やがって、この野郎! でも横綱、来てくれてありがとう。でもな、お前らチャンピオン・カーニバルに勝ってこい! お前は違うぞ、KENSO! お前らはしっかり勝って来い、待ってるぞ!」と、次なる挑戦者にチャンピオン・カーニバル覇者を指名した(ただしKENSO以外)。

120320_AJP-2.jpg AAAのダーク・オズ&ダーク・クエルボが保持している世界タッグ王座には、3・4後楽園大会でTEAMビチッと!との次期挑戦者チーム決定戦を制した大森隆男&征矢学のGET WILDが挑戦! 昨年末の『世界最強タッグリーグ戦』からコンビを結成し、ワイルド旋風を巻き起こしてきたGET WILDだが、TEAMビチッと!を解散に追い込み、あとは王座獲りだけだ。
 入場時から観客が「ワイルド」コールでGET WILDの2人を後押し。獣の毛皮を着込み、まるで"またぎ"のようなワイルドなスタイルで入場したGET WILDだったが、王者組は征矢を捕まえていいように攻撃していく。だが、ブレーンバスターを狙ったクエルボを征矢が逆に投げたところで大森にタッチ。トラースキックやニールキックで一気呵成に攻めていく大森だったが、クエルボはレフェリーの視線を反らしておいて急所蹴り。
 だが、大森が征矢にタッチすると、征矢は雪崩式ブレーンバスターやネックブリーカーでワイルドに攻め込む。しかし、またしても急所攻撃を見舞ったオズは、クエルボと合体攻撃を狙うが、ダブルラリアットで逆に吹っ飛ばした征矢は、大森とハイジャック式パイルドライバー。カバーをすれば観客がカウントに合わせて「ワイルド! ワイルド!」と大合唱するほど。
 そんな中、大森がアックス・ギロチン・ドライバーでオズを叩き付けるが、カウントは2。さらにクエルボにアックスボンバーを叩き込むが、オズがレフェリーを場外に引きずり出してカウントを阻止。レフェリーが不在になるとイスをリング内に持ち込み、急所攻撃やイスで殴打と王者組はやりたい放題! そこからオズがライオンサルトを落とし、クエルボがベースボール・スライドを叩き込むが、辛くもカウント2で征矢がカット。
 王者組はなおもトレイン攻撃を狙うが、征矢が割って入ってきてオズにワイルドボンバーを叩き込み、クエルボにデスバレーボム。クエルボはそれでもイスを持って大森を殴ろうとするが、大森はアックスボンバーでイスごと吹っ飛ばすと、渾身のアックスボンバーを叩き込んで3カウント! ついに他団体に流出していた4大タイトルのうち、世界タッグ王座をGET WILDがワイルドにゲットし、全日本に取り戻してみせた。

120320_AJP-3.jpg KAIを破って世界ジュニア・ヘビー級王座を奪取したDDTのケニー・オメガ。その後、田中稔、大和ヒロシ、カズ・ハヤシに王座を防衛し、圧倒的な強さからブーイングを浴びるまでになっているが、そこに名乗り出てきたのが近藤修司。果たして王者として次期シリーズ『ジュニアタッグリーグ戦』に出場するのはどちらか?
 いきなり近藤がケニーの波動拳もSTOP!エンズイギリも防御し、袈裟斬りチョップを叩き込んでいったが、ケニーは唾を吐きかけると、エプロンに出て近藤をコーナーに叩き付けようとする。しかし近藤はロープ越しのラリアットを叩き込むと、自分もエプロンに出て断崖式ザ☆オリジナルを狙うが、ケニーは断崖式ドラゴンスープレックスを狙う。すると近藤はKUBINAGEでケニーをエプロンに叩き付ける。
 ケニーはサミングなどの反則技でブーイングを浴びつつもペースを取り戻そうとするが、近藤もザ☆オリジナルで叩き付けると、ランサルセ、DDT、エプロンに出たケニーにロープ越しのDDTと徹底的に首を攻撃。しかしキングコング・ラリアットをかわしたケニーはヒザに低空ドロップキック。近藤もケニーの突進をかわして後頭部ラリアットからバックドロップで投げていくが、ケニーはジャンピングスピンキックから、フランケンシュタイナー。これで場外にエスケープした近藤だが、ケニーはノータッチトペコンを発射。
 リングに戻ったケニーはカミカゼからグラウディング・シューティングスター、さらに低空ドラゴンスープレックス2連発。近藤もショートレンジのキングコング・ラリアットを返すと、正調キングコング・ラリアット。しかし腕への蹴りで迎撃したケニーはジャンピング・スピンキック。ロープに飛んだケニーをザ☆オリジナルの体勢で捕まえた近藤はそのまあドリラーで叩き付けると、ターンバックル・パワーボムからキングコング・ラリアット。
 だが、どうにかロープに逃れたケニーは雪崩式を狙う近藤に対し、金網用の鉄枠にしがみついて踏ん張ると、逆に雪崩式回転エビ固め。さらに波動拳からクロイツ・ラスで叩き付ける。近藤がカウント2で返すと、ケニーは再びクロイツ・ラスで叩き付けるが、これもカウントは2! すると近藤は奥の手カナディアン・パイルドライバーで叩き付けてからキングコング・ラリアット。これをダブルハンマーで叩き落としたケニー。近藤もショートレンジラリアットからロープに飛ぶが、飛びヒザで迎撃したケニーは片翼の天使で叩き付けて3カウント!
 ついに近藤をも倒してしまったケニーの前に、前王者のKAIが再び現れ「ケニー、どうしても俺はお前から取り返したい。俺の挑戦、受けてくれ!」と訴えると、ケニーも握手で応じたが、次の瞬間急所蹴り! するとケニーは「ハハハハ。バカでしょ? 挑戦は受けない! でもね、KAIサン。まだ試合をしたいならタッグリーグ戦で会いましょう。全日本のみんな、アイツはチャンピオンじゃない。アイツはお前のヒーローじゃない。ボクがここでお前のヒーローになってやります!」と憎々しく言ってのけた。

120320_AJP-4.jpg SMOPに連勝し、ますまずアジアタッグ王座として躍進している関本大介&岡林裕二の大日本コンビには、昨年12・18大日本プロレス横浜大会で敗れている諏訪魔&征矢匠のチーム・ディストラクションが再び挑戦。
 大日本コンビはやはりクイックタッチを駆使して匠を捕まえていく。しかし匠も関本のラリアットをかわしてニールキックを返すと、ようやく諏訪魔にタッチ。トレイン攻撃を狙う大日本コンビをチョップとショートレンジラリアットでなぎ倒してみせた諏訪魔は「オー」。続いて匠は串刺し式ニールキックからサッカーボールキックを叩き込むと、諏訪魔のラリアットと延髄蹴りのサンドイッチ攻撃。
 さらに匠はダイビング・ボディアタック、バックドロップから秘密兵器ストレッチプラムを岡林に決める。これをカットした関本が諏訪魔をアルゼンチン・バックブリーカーで担ぎ上げると、岡林も匠にアルゼンチン。しかし、ここから脱出した匠は飛び付き式のエースクラッシャーからスピンキックで岡林に片膝をつかせ、側頭部にソバット。岡林も匠のペディグリーをリバースで切り返すとバックを取り、その背後を関本が取るが、これを諏訪魔がカット。
 だが、匠のボディアタックをキャッチしてスパインバスターで叩き付けた岡林は、ゴーレムスプラッシュを投下。続けて関本がフロッグスプラッシュを投下したが、匠は自力でキックアウト。ならばと今度こそ大日本コンビは眉山でブン投げて行き、さらに関本が渾身の逆エビ固め。間一髪で諏訪魔がカットに入ると、匠を一瞬の隙を突いて関本を首固めで丸め込む。辛くも返した関本はオーバーヘッドキックからラリアット。
 これもカウント2で返した匠。匠が相手でもその表情にはまったく余裕がなくなった関本だが、最後の最後で伝家の宝刀ぶっこ抜きジャーマン・スープレックスで投げていって3カウントを奪った。匠の健闘が光ったが、盤石の防衛だった大日本コンビ。すると、関本が「オイ、諏訪魔。俺はまだお前を超えてない! いつか必ずお前を超えてやる! アジアタッグのベルト、防衛しました。防衛したらいいたいことがあると言いました。内田社長、俺と岡林、アジアタッグのチャンピオンです。チャンピオン・カーニバルに出場させてください。というより出場させろ! というより出場してやる! よく考えてください。いい返事待ってます」と、チャンピオン・カーニバル出場をアピールした。

※完全詳細はバトル・ニュース携帯サイトをご覧ください。

▼第1試合 雷陣明 凱旋試合 6人タッグマッチ 30分1本勝負
カズ・ハヤシ/田中稔/●雷陣明
12分10秒 シューティングスタープレス→片エビ固め
KAI/大和ヒロシ/○Gillette

▼第2試合 8人タッグマッチ 30分1本勝負
○曙(フリー)/浜亮太/渕正信/太陽ケア
7分39秒 ランニングボディプレス→体固め
KENSO/西村修(フリー)/吉江豊(フリー)/●中之上靖文

▼第3試合 AAA提供 SUGI凱旋帰国 スペシャルシングルマッチ 30分1本勝負
○SUGI(AAA)
4分50秒 スワンダイブ式ドラゴン・ラナ
●RONIN(AAA)

▼第4試合 アジアタッグ選手権試合 60分1本勝負
[王者組]○関本大介(大日本プロレス)/岡林裕二(大日本プロレス)
19分13秒 ぶっこ抜きジャーマンスープレックスホールド
[挑戦者組]諏訪魔/●征矢匠
※第87代王者組関本&岡林が4度目の防衛に成功

▼第5試合 世界ジュニア・ヘビー級選手権試合 60分1本勝負
[王 者]○ケニー・オメガ(DDT)
21分1秒 片翼の天使→片エビ固め
[挑戦者]●近藤修司
※第31代王者ケニーが4度目の防衛に成功

▼第6試合 金網デスマッチ STACK OF ARMS vs 青義軍 時間無制限1本勝負
●河野真幸
18分44秒 KO
○永田裕志(新日本プロレス)
※KO、ギブアップのみで決着の完全決着ルール

▼第7試合 スペシャルシングルマッチ 全日本プロレス vs 新日本プロレス 45分1本勝負
●真田聖也
14分8秒 ラリアット→体固め
○小島聡(新日本プロレス)

▼第8試合 世界タッグ選手権試合 60分1本勝負
[王者組]ダーク・オズ(AAA)/●ダーク・クエルボ(AAA)
16分46秒 アックスボンバー→片エビ固め
[挑戦者組]○大森隆男/征矢学
※第60代王者組オズ&クエルボが4度目の防衛に失敗。GET WILDが第61代王者組となる

▼第9試合 三冠ヘビー級選手権試合 60分1本勝負
[王 者]○秋山準(NOAH)
18分21秒 スターネストダストα→体固め
[挑戦者]●武藤敬司
※第44代王者秋山が3度目の防衛に成功

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